土曜日、ボーッとニュースを観ていると、熊本県山都町(やまと)の「通潤橋」が国宝に指定されるとか。新聞にも出ていました。
(6/24(土)の朝刊より。)
九州勤務時代ですが、阿蘇の東側から南側のパワースポットを一人旅した時に立ち寄ったことがあります。「通潤橋」は、何と、江戸時代末期の嘉永7年(1854)、農業用水を送るために建設されたそうです。想像以上に昔の建築物でびっくり。近世の石造アーチ橋としては国内最大級で、橋長約78m、幅約6.6m、高さ約21m。
私が訪れたのは2019年8月で、2016年の熊本地震による通水管の目地の漆喰破損による漏水と橋上部の石材のズレ、2018年の「平成30年7月豪雨」による石垣の一部崩落など、連続した災害による被災箇所の復旧工事が行われていて、名物の「放水」はずっと行われていない期間でした。2020年に復旧完了、以来、観光の目玉である「放水」も再開されたそうです。
(ネットより拝借。この豪快な「放水」、生で見てみたかったなぁ。)
ちなみに、熊本県内の建造物の国宝指定は、2008年の青井阿蘇神社(人吉市)以来、2件目だそうです。橋の国宝指定は全国で初だとか。
国宝指定、おめでとうございます!
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