「ふたりとわに 縁」をチェックアウト。ひとまず晴れていますので、復路は西伊豆の土肥から沼津への海岸線の道路を走りながら富士山を拝めるかチャレンジします。その前に「ふたりとわに 縁」の少し南に、見てみたい景色があるので行ってみます。
場所は「黄金崎公園」。
(見てみたい景色の❝頭❞の部分が見えています。(笑))
見てみたかったのは、これ「馬ロック」。
(「日本奇岩百景」のひとつのようです。)
実際の景色がこちらです。
(馬の顔、耳、たてがみなど、なかなかのものだと思いますが、いかがでしょう?)
妻に「馬ロック」の感想を求めたところ、「壱岐の猿岩の方が完成度が高い。」とシビアな評価をいただきました。(笑) もちろん猿岩も日本奇岩百景のひとつのようですし、これまでの散策や旅先で出会った奇岩も登録されているようです。(例えば、奈良の柳生の里の「一刀石」、天草の苓北町の「おっぱい岩」など。)
ちなみに、公認情報かどうか分かりませんが、馬ロックだけに競馬の必中祈願に訪れる人もいるとか。
(かなりまばらですが(笑)、絵馬が下げられています。)
万馬券的中祈願。(笑)
(結果の程を知りたいですね。)
さて、ここからは西伊豆の海岸線をひたすら北上しつつ、点在する❝富士見スポット❞に立ち寄ります。その前に、名産の干物のお土産をここで購入。
(お食事処「海産亭」併設の「ニサク印の海産屋」。結構お客さんがいましたので有名なのかもしれません。アジの干物のちょっといいやつとイカの塩辛を購入。)
それでは北上スタート。「ふたりとわに 縁」のすぐ北にある「富士見駐車場」に立ち寄るも富士山は全く見えず。次に寄ったのが「富士山ビュースポット・戸田」、またの名を「出逢い岬」。
(「富士山ビュースポット・〇〇」という名称で統一しているようで、この後もこの案内板が各スポットにありました。ここは「戸田」で「へだ」と読みます。)
こんなオブジェがありました。
(おそらく、この輪っかの中に富士山が入るのでしょうね。)
富士山は全く見えませんでしたが、伊豆半島の❝左肩❞のように張り出している「大瀬崎」という岬の景色を望むことができました。
(天橋立と同じように砂州が成長してこの岬が形成されたようです。岬には「大瀬神社」があり、更に先端部分には「神池」があります。「神池」は海の真ん中の砂州にあるにもかかわらず淡水池で、「伊豆七不思議」のひとつ。そう言えば、天橋立にも真水が出る井戸「磯清水」がありますね。)
戸田を出発、次は「富士山ビュースポット・西浦江梨」です。
(「西浦江梨」はそのまま「にしうらえなし」。)
戸田の展望台から標高的にかなり下って来た感じで、大瀬崎の岬を同じような高さで見ることができます。
(大瀬崎、道路標識で案内が出ていましたので、有名な観光地のようです。砂州の❝根元❞に駐車場があって、そこから歩いて散策できますが、暑過ぎるので屋外活動はやめておきます。)
岬が形成された仕組みが説明されています。
(形成の説明よりも、この絶景写真に引き付けられます。富士山だけでなく南アルプスまで眺望できるとは。冬の晴れた朝に来ればかなりの確率でこの絶景を拝めるかも。)
で、富士山の方ですが、裾野が見えましたぁ。(笑)
(美しい裾野。(笑))
ということで富士山は写真と裾野だけを見ることができたという結果でした。(笑) 土肥から沼津までの西伊豆の海岸線(県道17号線)を走って分かったことですが、海岸線というよりは切り立った崖の上の山道を走る感じで、かつ、道は狭くてあまりメンテナンスもされていないようでデコボコがある、爽快感やファンドライブという道ではありませんでした。
さて、沼津市街地に戻ってきました。「もう一度『伊豆家』で天丼食べる?」なんて冗談とも本気ともつかない会話をしながら、まだそれほどお腹も空いていないので、急きょ1スポット立ち寄ることにしました。「沼津港大型展望水門 びゅうお」です。
(展望水門は「港口公園」の立派な松林の海側の端に建っています。)
この巨大水門が「沼津港大型展望水門 びゅうお」です。
(この内側が沼津港。港を守るように巨大建造物がそびえます。)
津波対策の一環として平成16年(2004)に完成。津波をシャットアウトする扉体(ひたい)は幅40m・高さ9.3m・重量406tで日本最大級。水門の高さを生かして地上30mの「2階」が展望台になっています。入館料は100円。
(展望台から沼津港と沼津魚市場を見たところ。左側の緑地が港口公園。)
富士山側を見ると、頂は見えませんが、裾野が見えました。(笑)
(ここも晴れていれば絶景スポットですね。)
2本の門柱の間は連絡通路になっています。
(冷房が効いていないので暑いです。(笑) この高所にもかかわらず、開閉自由の窓がこれだけあるというのも珍しいと思います。)
水門の駆動装置もガラス張りで見ることができます。
(地震計と連動していて、地震発生後約5分で自動的に完全閉鎖されるそうです。)
「沼津港大型展望水門 びゅうお」、見学所要時間は20分もかからないくらいです。(富士山が見えていたらもっと滞在するかもしれませんが。) ここを最後に帰路につきます。東名に乗って快調に走っているとお腹が空いてきましたので、休憩を兼ねて足柄SAに入ります。
(フードコートがそこそこ充実していました。)
晴れているように見えますが、山の方は雨雲らしき雲がかかっています。
(高速に乗ったところで一時雨が降りました。今回は最後まで天候不安定でした。)
ランチは久々にマクドナルドにしてみました。
(物価高を実感するお会計でした。あと、ポテトが昔よりもかなり短くなっていますね。(笑))
東名が最後に渋滞しましたが、ナビの指示で回避ルートを走って夕刻に帰宅。今日は植木屋さんが撤去作業をする日ですが、見事にきれいさっぱり撤去して既に引き上げられた後でした。お疲れ様でした。
これで今回の西伊豆の土肥温泉「ふたりとわに 縁」一泊旅行は終わりました。夏休みもそろそろ終わりです。いよいよ外構・庭のリフォームの工事が始まります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます