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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

箱根「金乃竹 塔ノ澤」一泊旅行②[完]〔2日目〕

2023年05月02日 | 旅行記

2日目は予報通りの雨。

(雨でもテラスの露天風呂はぬれずに入れます。起き抜けの温泉も旅のお約束。)

本日の天気予報。チェックアウトする頃には雨も上がるようです。

(ネットより拝借。)

朝食は7時半なので、それまで何度か温泉に浸かって目を覚まします。雨と風は強くなる一方で、テラスの軒外に張り出されたタープが下からの強風で煽られて溜まった雨水を勢いよく落とします。

(静止画では分かりませんが、樹々は風にしなり、雨粒は大きく音を立てて降ります。これはこれで温泉に浸かりながら見る自然の景色としていいものです。)

さて、朝食です。朝食は和食・洋食から選ぶことができますので、1つずつ注文しておきました。まずは、私の洋食の方。

(左側に献立、右側に素材や産地の説明。神奈川の素材を中心に、長野、群馬など。)

運ばれてきました。オーソドックスな洋食です。

(野菜は地元箱根西麓三島産。卵は「横浜食彩卵」というブランド卵でビタミンEが通常の5倍だそうです。)

コーヒーカップが面白い形でした。

(カップを持ち上げると皿には金乃竹のロゴがプリントされています。)

妻は和食。チェックインの時に和洋の注文を聞かれますが、ほとんどの方が和食を選んでいましたね。

(洋食よりも使っている食材の数が多い。地元食材もいろいろで、蒲鉾は小田原の老舗「籠清」、梅干は曽我梅林の「十郎梅干」、おぼろ豆腐は箱根湯本の「豆腐屋萩野」など。)

運ばれてきました。品数や食のバリエーションも和食に分がありそうです。

(鰺は相模湾産で、「金乃竹」が厳選した肉厚の特級品。確かにうまい!(妻にちょっとシェアしてもらいました。))

窓の外では雨の勢いは弱くなりましたが、まだ降り続いています。部屋に戻って、コーヒーマシンを使ってみます。

(後ろでテレビが映っていますが、大谷選手出場の試合を観ようと思いましたが、BSは映らず。まぁデフォルトテレビなしのコンセプトなので文句も言えませんが。(笑))

いつものようにチェックアウトまでまったりした時間を過ごします。

(温泉は最後の最後まで楽しみました。)

「金乃竹 塔ノ澤」、評判の宿ですが、再訪はないかな。近隣かつ同価格帯の宿で私たちがリピートするなら伊東の「ホテルふたり木もれ陽」です。「金乃竹 塔ノ澤」のターゲット年齢層はひょっとしたら私たちよりもかなり若いのかもしれません。

(部屋の鍵ホルダーが漆塗りでオシャレですが、巨大。(笑))

チェックアウトの頃にはすっかり雨も上がりました。最後に門柱の所で記念写真を撮ってもらって出発です。お世話になりました。

さて、2日目も特に立ち寄りスポットは決めていませんが、箱根と言えば「寄木細工」ですので、旧東海道筋にある昔の宿場町「畑宿」の「寄木細工の里」に行ってみます。

(想像していたのとは違って、細い街道筋にひっそりと寄木細工の店が点在している感じです。)

箱根駅伝の往路優勝カップが箱根寄木細工ですが、そのカップを製作している「金指ウッドクラフト」という工房に来ました。

お店に入ると、何やら体験用の作業机が並んでいて結構な人数が手作り真っ最中。一応販売もやっているようですが、どうも雰囲気が違います。街道筋を歩いていると、少し離れた所に「金指寄せ木工芸館」がありました。こちらが販売店のようです。

(お客さんは私たちだけ。土産物屋的なセールストークもなくゆっくりと箱根寄木細工を見ることができます。)

良さげなメガネケースがあったので、旅の記念に購入。

(老眼鏡を持ち歩いていたので、実際に入れてみると、ピッタリ収まりました。)

帰宅後箱を開けてみると、寄木細工の歴史と使用する樹々の種類が書かれた短冊が入っていました。

(工芸品の多彩な色は使用材の天然の有色材で出しているのですね。)

こちらに趣きのある店舗を見付けましたが、臨時休業中のようです。

(茶店ですかね。)

すぐ近くに「箱根旧街道一里塚」がありますので、歴史ある石畳の道を見に行ってみます。

ここを歩いて行けば元箱根に抜けて行けるようです。(が、薄暗くて怖いですね。)

(何と、妻が歩いたことがあると言っていました。)

ここで駐車場に引き返して帰路につきます。あとは、お土産に蒲鉾を買おうということで道中にある「鈴廣」に立ち寄るのと、遅めの昼食を小田原で食べようということになりました。

まるで箱根駅伝の復路を走っているようなコースで、すぐに「鈴廣」に到着。

(鯉のぼりならぬ、鰹のぼり。)

ここは「鈴廣かまぼこの里」と言って、「鈴廣蒲鉾本店」、「すずなり市場」、「かまぼこ博物館」などの施設が集まっています。

(「鈴廣蒲鉾本店」の店舗。重厚な佇まいです。)

こちらは「かまぼこ博物館」の中。「かまぼこ手づくり体験教室」が開催中。

(家族連れで大賑わい。)

「かまぼこ博物館」は3階建てで、蒲鉾のことを楽しく学べる趣向でいっぱい。子ども向けですが、蒲鉾板を使ったアート作品は大人でも見応えがあります。私たちも一通り見学して、お土産物を売っている「すずなり市場」へ。

(蒲鉾の料理方法などの提案展示もあります。再現するのか、妻が写メを撮っていました。)

蒲鉾などを購入。国道と反対側の出口を出ると、そこは箱根登山鉄道の「風祭駅」。

(「鈴廣かまぼこの里」は駅直結でした。商売上手ですねぇ。(笑))

「鈴廣かまぼこの里」、箱根の帰りにいつも前を通過していましたが、立ち寄ったのは今回が初めて。なかなか楽しめます。一度は立ち寄ってみるのもおススメです。

さて、次は昼食です。ここから数分、小田原の「だるま料理店」に向かいます。「だるま料理店」のことを知ったのは、昨日「大涌谷」で取ったフリーの観光情報パンフに載っていた天丼の写真が美味しそうだったから。(笑) 実は歴史のある老舗で、建物そのものが国指定有形文化財。こちらです。

(唐破風入母屋造りの建物。なかなかの老舗っぷり。これはそそられます。)

パンフで見た通り、どうやら名物は、天丼と、相模湾の地魚の代表、アジの握りのようです。

お昼時は行列ができるそうですが、既に14時頃で❝待ちなし❞で入ることができました。店内もこの重厚感。

(これは雰囲気あります。「だるま料理店」の天ぷらは特製のごま油で揚げるそうで、店内にはごま油のいい香りが漂っています。)

注文の方は、天丼と寿司というキーワードで、妻が「天丼とおさしみのAセット」、私が「すし・天ぷら定食」にしました。「天丼」がこちら。

(海老が立派。)

「すし・天ぷら定食」がこちら。

(寿司も天ぷらもうまい!)

文化財のお店で老舗の味をいただく、豊かな昼食となりました。箱根の帰りの昼食はこれからも機会があると思いますが、再訪したいですね。その時は地魚の握りを食べてみたいと思います。(笑)

帰路は渋滞もなく、順調に進みました。時刻も早かったので、現在進捗中の❝プライベートプロジェクト❞関係の場所に立ち寄って帰宅しました。

2023GW前半戦、4月最終の土日は充実した2日間となりました。

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