「冬越し」とは気の早い話ですが、当のメダカにとっては重大。
うちのメダカは3つの鉢にいます。
一つは、スイレン「甕」。
元は中国からピータンを輸入するのに使われていた甕。10年以上前にひょんなきっかけでうちに来ました。当時は困った存在でしたが、家を建ててからスイレン用の甕として確固たる地位を得ています。
二つ目は、スイレン「鉢」。
こちらはスイレンの増殖によって必要に迫られホームセンターで買ったもの。ホームセンターで一番大きな物を買ったのですが、「甕」に比べると容量は小さいです。
三つ目の一番小さいのがこれ。こちらもいただきものです。
スイレンの栽培には使えませんが、金魚やメダカを入れておくには風情があってなかなかのものです。
そして、メダカ。
メダカは3つの鉢全てにいますが、水量が一番多い「甕」は冬でも水温が安定しているらしく、氷が張っても、雪が降ってもメダカは元気で冬越しします。
「鉢」の方は、水量が「甕」よりかなり少ない上に、水面の面積が大きいことから、冬期の水温がかなり下がるようで、メダカは冬越しできないようです。さらに、「鉢」の縁に鳥がとまって水面に出てくるメダカをついばみやすいという、メダカにとってはデンジャラスな構造。
一番小さい鉢で、この夏の産卵・ふ化からすくすくと成長したメダカが元気で泳いでいます。
このメダカたちを「甕」と「鉢」に戻すかどうか、メダカ担当の妻と相談。
この夏、ずっと世話をしていた妻の決断は、「まだ親メダカの“攻撃”に対抗できるまでには成長していないので、この冬はこのまま玄関の中に入れて冬越しさせよう。」ということ。
了解です。
来年いい季節になって立派に“成人”したら甕・鉢に戻しましょう。
ということで、朝から鉢の掃除をして冬越しの準備をしました。(上の写真は掃除後。)
それでは、メダカたち、良い冬越しを。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます