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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

「葛城高原自然つつじ園」(一目百万本)

2022年05月15日 | 風景・自然

先週、奈良の葛城山のツツジが見頃を迎えているという情報が来ました。

(妻から送られて来たスクショ。)

関西では超有名なツツジの名所です。葛城高原に一面に広がるツツジの群生は「一目百万本」と言われています。満開の「又兵衛桜」で桜を見納めてから関西の花暦のチェックを失念していました。葛城高原のツツジは今週末がラストチャンスのようなので行って来ました。

混雑が想定されますので、早めに現地最寄り駅に到着。

(近鉄御所駅。)

近鉄御所駅は「尺土」(しゃくど)という駅からの支線で3駅目の終点駅。電車の到着に合わせて臨時バスが出ていましたので、タイムロスなしでバスに乗車。10分ちょっとでしょうか、「葛城山ロープウェイ」の「葛城登山口駅」に到着。

満員のバスを降りたお客さんは、ここでルートが別れます。往復ロープウェイ利用の人、登りだけロープウェイの人、下りだけロープウェイの人、往復歩く人(登山コースは複数あります)。私は迷わず往復ロープウェイ。(笑)

(近鉄が運営しているロープウェイ。)

もっと待つかと思いましたが、今発車した便の次に乗ることができました。

(ちょっと分かりづらいですが、景色のいい方は全面ガラス張りの結構新しい車両。さすが近鉄です。)

車内の観光アナウンスを聞きながら、6分で山上駅に到着です。今日の散策はほぼ散歩の楽ちんプラン。大和葛城山山頂(標高959m)から「自然つつじ園」を回ってロープウェイで下山というコース。

(黒太線が本日の散策コース。)

ロープウェイを降りると混雑回避のためか途中まではロープで道がセパレートされていました。

(ロープウェイも人と接触しない程度に混んでいました。)

登山口から続く登山道や自然歩道と所々で合流しますが、ほぼ朝一番なのでまだ登山者とは出会わず。

両側林の整備された道をしばらく歩いていると、視界が開けるポイントがありました。

(大和盆地、飛鳥方面の景色です。)

「白樺食堂」横に藤棚がいくつかありましたが、まだフジの花が残っていました。

そして、白樺食堂の❝裏❞には展望デッキがあって、そこからの眺望はこんな景色です。

(写真中央の平野にポッコリある山は「畝傍山」(うねびやま)。その左奥の小さな山が「耳成山」(みみなしやま)。畝傍山の後ろの方、山という感じに見えないあたりが「香久山」(かぐやま)。「大和三山」でございます。(笑))

「つつじ園」への道案内もしっかり出ています。

(これはピーク時の景色ですね。)

「自然つつじ園」に行く前に、まずは山頂へ行ってみます。ロープウェイの山頂駅から10分ちょっとで山頂です。(アップダウンもほとんどありません。)

(絶好の撮影スポット。)

この山頂の撮影スポット近くでピースサインをしてずっと同じポーズをしている人たちがいました。

(左側石段の上の3人組。)

何をしているのかと思ったら、写真右のポールに設置されているライブカメラに映ろうと❝静止❞しているようです。そう言えば、昨日ネットで私も事前リサーチのためここのライブカメラ映像をチェックしました。道際にはこんな案内板も立っています。

(「山頂ライブカメラ」は、毎時0分から10分毎の静止画像がアップされる仕組み。ということは、映ったと思ったらすぐにスマホで確認しないと、次の画像に上書きされる。(笑))

ライブカメラはさておき、山頂ですので景色最高です。360度パノラマの眺望。

「自然つつじ園」は山頂から少し下り、「葛城高原ロッジ」の横を通って行きます。「一目百万本」スポットもそのあたり。

おおっ、ツツジが出てきました。

(ロープウェイの登山口駅に「散り始め」と出ていましたが、確かに散り始めているようです。)

「葛城高原自然つつじ園」に到着です。

(ここから左に下って行くと、ツツジの群生の中を歩ける回遊路になっています。)

私は回遊路には行かず、絶景スポットの方に向かいます。所々にウッドデッキが設置されていて、こんな感じで景色を楽しみます。

(知らない人たちですが、景色の一部としてご協力いただきます。(笑))

なだらかな谷のようになっている山の両面がツツジの群生地です。ピークが過ぎている感は否めませんが、美しい景色でした。

向かいの山裾あたりをズームすると、同じようにウッドデッキが作られています。

(あちらからこちらの面を見上げる景色も絶景なのでしょうね。)

「ピーク時はもっと真っ赤なんだろうなぁ、、、。」などと思いながら、ロープウェイ方面へ戻ります。

(密集はしていませんが、所々にツツジが。)

こちらは同じツツジでもミヤマキリシマ系かな。

行きは通り過ぎた、ロープウェイの駅近くの「葛城天神社」にお参りします。

「役行者」についての説明板がありました。どうやら当地は「山岳宗教修験道発祥の霊地」とのことで、役行者が「櫛羅(くじら)の滝」に打たれたり、ここ葛城山で修行を重ね、修験道を開祖されたそうです。

先程歩いてきた道の途中に登山道のひとつ「櫛羅の滝コース」に入って行く地点がありました。

(説明板によれば、冬季はアイゼン着用、土砂崩れ注意、軽装による下山禁止ということですので、険しいコースなのでしょうか。)

さて、ロープウェイの山上駅に帰って来ました。時刻は10時前ということで、下山は空いていました。

(全面ガラス張り。)

ロープウェイの車窓からの景色。ヤマフジはまだ花が咲いていますね。

ノダフジよりも花期が遅いのか、長いのか。)

間もなく登山口駅という所での車窓の景色。これから歩きで登って行く人たちが続々と。

(山頂までは2時間弱というところ。)

ロープウェイを降りて出口を出たあたりの花壇にスズランを発見。

(満開です。)

まだまだ登山・観光客が到着しています。さっきよりも混んでいるような気がしました。

私はバスで近鉄御所駅へ戻ります。

(時刻表によると1時間に1本くらいの感じですが、今日は臨時でバンバン走っているようです。)

少々待ち時間あり。奈良交通の職員さんもバスが到着するまで休憩。

(パイプ椅子に座って休憩中。お疲れ様です。)

バスが来ました。10分くらいは待っていますが、私以外は1人だけ。

(バスと地元の消防団の女性チーム。到着したバスは満員。消防団の方々は歩いてどちらかへ行かれました。)

行きは10分ちょっとだったバスですが、帰りは倍以上かかりました。登って来る車が大渋滞で、下りのバスがすれ違いに悪戦苦闘。

(ポツポツとある駐車場はどこも満車。)

運転手さん、気が張る運転での下山、お疲れ様でした。近鉄御所駅に到着です。時刻は10半過ぎだったと思います。

(御所駅からの名所案内。10年以上前に「葛城古道」を散策したことを思い出しました。)

 

「葛城公園自然つつじ園」のツツジ、一目百万本。寒くもなく暑くもなく絶好の散策日和でした。散策というよりも5000歩ちょっとの散歩でしたが。(笑)

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2 コメント

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Unknown (DS)
2022-05-30 00:32:50
moさん
ご無沙汰しております。
DSです。

葛城山の記事、以前家族4人で登ったのを思い出して懐かしく拝見しておりました。(長女は泣きながら登っていました)

moさんと福崎フクオとの3人で歩いた山の辺の道も懐かしい思い出です。

またちょこちょこお邪魔します!
ブログの更新、頑張ってください!
(私は最近サボり気味です)
返信する
Unknown (mo)
2022-05-30 06:56:06
DSさん、ありがとうございます。
山の辺の道、懐かしいですねぇ。葛城山にしても山の辺の道にしても、年齢を重ねるとよりその魅力が増すような気がしますし、心も豊かになるような充実感があります。
DSさんのブログもいつも楽しく拝見しています。子どもたちの成長に一種の感動を覚えながら楽しく読ませていただいています。お仕事超多忙の様子ですが、健康第一でこれからも楽しい日常をアップしてくださいね。
私もまさに日記としてこれからも長く続けていきたいと思います。
それでは。
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