【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

虹の橋

2016-11-01 | もう一つの家族(物故犬コロ&物故猫ふう)



四十九日合同法要のご案内
愛しくかけがえのないお子様を亡くされて、早いもので四十九日を迎えようとしていますが、お心の整理はもうつかれましたでしょうか。
この度、合同法要を下記の通り行いたく、ご案内申し上げます。
ご多忙とは存じますがご出席くださいますよう何卒お願い申し上げます。
日時  平成28年00月00日(土)午後2時より
場所  しんあいペットメモアール(大津市石山外畑町白妙)
    § 京都・粟嶋堂宗徳寺住職による読経
    §お施主名・ペット名・読み上げ供養
    §お塔婆・供花・献花菊
法要後、供養塔への納骨式を行いますので、永代供養納骨をご希望の方は受付にお申し込みください。
家族全員で行ってまいりました。

祭壇



献花菊

供養塔


ふうの遺骨                            コロの遺骨
 

粟嶋堂宗徳寺住職による読経が終わって次のような詩が読み上げられました。

虹の橋と雨降り地区 (作者不詳)
天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
…まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと…。

動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日・・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶように。
あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。

それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです…。

けれど、動物たちの中には、様子の違う子もいます。
打ちのめされ、飢え、苦しみ、
誰にも愛されることのなかった子たちです。
仲間たちが1匹また1匹と、それぞれの特別な誰かさんと再会し、
橋を渡っていくのを、うらやましげに眺めているのです。
この子たちには、特別な誰かさんなどいないのです。
地上にある間、そんな人は現れなかったのです。

でもある日、彼らが遊んでいると、橋へと続く道の傍らに、
誰かが立っているのに気づきます。
その人は、そこに繰り広げられる再会を、
うらやましげに眺めているのです。
生きている間、彼は動物と暮したことがありませんでした。
そして彼は、打ちのめされ、飢え、苦しみ、
誰にも愛されなかったのです。

ぽつんとたたずむ彼に、愛されたことのない動物が近づいていきます。
どうして彼はひとりぼっちなんだろうと、不思議に思って。

そうして、愛されたことのない者同士が近づくと、
そこに奇跡が生まれるのです。
そう、彼らは一緒になるべくして生まれたのでした。
地上では巡りあうことができなかった、
特別な誰かさんと、その愛する友として。

今ついに、この「虹の橋」のたもとで、ふたつの魂は出会い、
苦痛も悲しみも消えて、友は一緒になるのです。

彼らは共に「虹の橋」を渡って行き、二度と別れることはないのです。

こんな風に、幸せと愛の奇跡に満ちている、「虹の橋」の入り口に、
「雨降り地区」と呼ばれる場所があります。
そこではいつもシトシトと冷たい雨が降り、動物達は寒さに震え、
悲しみに打ちひしがれています。
そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん、
特別な誰かさんの流す涙なのです。

大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して、
仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。
ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも…。

でも、1年経っても2年経っても、ずっと「雨降り地区」から、
出て行かない子達もいるのです。

地上に残して来てしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、
とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。
地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、
同じ悲しみに凍えているのです。

死は全てを奪い去ってしまうものではありません。
同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は、
あなたの心から、永遠に消え去る事はないのです。
地上にいる特別な誰かさん達の、幸せと愛に満ちた想い出こそが、
「虹の橋」を創りあげているのです。

ですからどうか、別れの悲しみだけに囚われないでください。
彼らはあなたを幸せにする為に、神様からつかわされたのです。
そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。

命の儚さと愛しさを。
束の間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを。

その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。
癒える事のない悲しみだけを、残しに来るのではありません。

思い出してください。

動物達が残して行ってくれた、形にも、言葉にもできない、様々な宝物を。

それでも悲しくなったら、目を閉じてみてください。
「虹の橋」にいる、彼らの姿が見えるはずです。

信じる心のその中に、必ずその場所はあるのですから…。


「今頃、コロちゃんってふうちゃんとどんな話してるんやろか?きっとコロちゃん、ふうちゃんに『キミちょっと早すぎたんちゃう?』って言うてるかもしれへんね」って、次男がポツリと・・・

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほんまに そう思うわ (CHIKAちゃん)
2016-11-01 08:16:39
人は生まれて、生きて、必ず死ぬ。わかっていることはそれだけ。独りで生きて、独りで死ぬ。だけれども人は生きて行けば、限りない出逢いをする。その出逢いがすべてだと思う。
虹の橋と雨降り地区を読んで作家の講演の話を思い出しました。何を捨て、何を求めて生きてゆくか 共に考えましょう。
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CHIKAちゃん こんばんわ~ (わんちゃん)
2016-11-01 23:11:38
いろんなこと一人で考えるより、共に考える
人が周りに居るって、コレも幸せの一つっと考えてる。
返信する
愛しきもの。 (道草)
2016-11-04 15:25:10
我が家でも、愛猫と愛犬の死を経験しています。
猫は、私が小学校5年生の時です。名は「チャメ」。
犬は、次女が3年生の頃でした。「ロン」という名前でした。今でも、忘れることは出来ません。


「花」    高橋順子

白い十字型の
ぽくぽくとした花を買ってきた
いつか知り合いの犬が死んだときに持っていってあげた花
よくみると花弁は四つのばかりでなく五つのもある
五つのは子犬の星です
死んだ犬に似合う花は見つけたけれど
うちの死んだ猫に似合う花はまだ見つけてない
剥いた葡萄の粒のような目だったな などと思う
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道草さん こんばんわ~~ (わんちゃん)
2016-11-07 21:00:05
物言わない小さな生き物がこんなにも人の心の中に入り込んでるなんて・・・
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