タニジャコウソウ、ミヤコミズ
絶滅種とは?
動物の場合、その姿を30年目撃しなかったら・・・
植物の場合、その姿を50年見かけなかったら・・・を基準とする
って教えていただきました
タニジャコウソウ(谷麝香草) シソ科 京都府:絶滅種
谷間の木陰にはえる多年草で茎は高さ50~100cm、上部は紫色を帯びる。
花は9~10月に葉腋に1~3個つく。
京都府で絶滅種に選定の理由:京都府南部で採集記録(1962年➱亀岡の大本植物園初代園長・竹内先生)されて以来、情報がなかったんです。
よく似た花にジャコウソウってありますが、「麝香(じゃこう)の香りがする」という意味で、茎や葉に麝香の香りがあることからです。
タニジャコウソウもジャコウソウも同じジャコウソウ属です、しかもシソ科って結構香りの強い植物が多いのですがこのタニジャコウソウは麝香の香りはありません。もちろん他の際だった匂いは感じられませんでした。
ちなみに京都府内では1946年9月1日南部地域で竹内敬先生が採集した標本が京都府立植物園にある・・・そうです。
タニジャコウソウは京都府では絶滅種と登録されてます
わんちゃんが出合ったタニジャコウソウは杉が植林されよく手入れされた山の斜面に数えると20数株ほど育っていました。
「採られるとしたら山草として販売するためでしょうが、タニジャコウソウのように大きく育つものは山草としての人気もそんなに無いと思います。私は、採られることよりも、植林の管理によって知らないうちに無くなってしまう事の方が心配だと思います。」という声を聞きました。
方舟も朽ちはじめたり環境の汚染の絶滅危惧種のヒト科 (山本 司)
↑ 道草さんよりいただきました。
ところで、麝香の香り?って ⇒こちら
ミヤコミズ(都みず)イラクサ科 京都府:絶滅危惧種
絶滅危惧種に選定の理由:産地が一部に限定されている。個体数も少ない。
生態的特性:自然度の高い林や林緑の谷沿いなどにはえる。
葉っぱの裏がちょっと紫
雄花と雌花は混じって咲きます。
雄花は花被片4枚と白いオシベ4本、メシベはありません。
雌花は花被片5枚と緑色のメシベが1本で、雄花ほど開きません。
葉の表にも裏にも毛がまばらに生えています。
タニジャコウソウもミヤコミズも日本固有種です。
絶滅種とは?
動物の場合、その姿を30年目撃しなかったら・・・
植物の場合、その姿を50年見かけなかったら・・・を基準とする
って教えていただきました
タニジャコウソウ(谷麝香草) シソ科 京都府:絶滅種
谷間の木陰にはえる多年草で茎は高さ50~100cm、上部は紫色を帯びる。
花は9~10月に葉腋に1~3個つく。
京都府で絶滅種に選定の理由:京都府南部で採集記録(1962年➱亀岡の大本植物園初代園長・竹内先生)されて以来、情報がなかったんです。
よく似た花にジャコウソウってありますが、「麝香(じゃこう)の香りがする」という意味で、茎や葉に麝香の香りがあることからです。
タニジャコウソウもジャコウソウも同じジャコウソウ属です、しかもシソ科って結構香りの強い植物が多いのですがこのタニジャコウソウは麝香の香りはありません。もちろん他の際だった匂いは感じられませんでした。
ちなみに京都府内では1946年9月1日南部地域で竹内敬先生が採集した標本が京都府立植物園にある・・・そうです。
タニジャコウソウは京都府では絶滅種と登録されてます
わんちゃんが出合ったタニジャコウソウは杉が植林されよく手入れされた山の斜面に数えると20数株ほど育っていました。
「採られるとしたら山草として販売するためでしょうが、タニジャコウソウのように大きく育つものは山草としての人気もそんなに無いと思います。私は、採られることよりも、植林の管理によって知らないうちに無くなってしまう事の方が心配だと思います。」という声を聞きました。
方舟も朽ちはじめたり環境の汚染の絶滅危惧種のヒト科 (山本 司)
↑ 道草さんよりいただきました。
ところで、麝香の香り?って ⇒こちら
ミヤコミズ(都みず)イラクサ科 京都府:絶滅危惧種
絶滅危惧種に選定の理由:産地が一部に限定されている。個体数も少ない。
生態的特性:自然度の高い林や林緑の谷沿いなどにはえる。
葉っぱの裏がちょっと紫
雄花と雌花は混じって咲きます。
雄花は花被片4枚と白いオシベ4本、メシベはありません。
雌花は花被片5枚と緑色のメシベが1本で、雄花ほど開きません。
葉の表にも裏にも毛がまばらに生えています。
タニジャコウソウもミヤコミズも日本固有種です。
絶滅危惧ではありませんが、よく「枝を折らないでください」」などと、桜の木に札が下げてあったりします。
これなども、考えればおかしな事です。その場で眺めてこそ花は最高に美しいはずですのに、枝折るなどの愚行としか思えません。
生花でも、大木を切ってそのまま生けてあるのを見掛けます。それなども、「華道」の本質から外れているのでは、と思うのですが・・・。
方舟も朽ちはじめたり環境の汚染の絶滅危惧種のヒト科(山本 司)
自然の営みの中に人間が手を加えることは難しいですね
種同士が生き抜く戦略として減ったり増えたりを自然のあるがままの姿として遠くから応援したいモンです。
知人が生け花用にと木々を栽培しておられます。
大きな枝も剪定されたモノならいいのですが・・・