≪健康管理に歩くことが見直されてきています。どんどん歩きましょう。≫
「お母さん“もみじ情報”で、正暦寺見ごろってなってるで」っと、夕刊を見ながら長男が言う。
今の時季、朝日新聞の夕刊に火・木・土には関西の「紅葉だより」が載っている《色づく》《見ごろ》《落葉近し》っと。
正暦寺は見ごろ「あ、そう 行きたいなぁ、けど、今週のカレンダーは予定で真っ黒、来週やったら隙間があるけど、もう遅いかなぁ」
うん!!歯の健診の予約を変更してもらうことにしよう・・・
興福寺の境内からスタート、しばらく歩いて鹿さんたちとご挨拶
民家の軒下に(スズメバチの大きな巣)
え~~っと、興福寺境内⇒春日大社一の鳥居⇒浅茅ヶ原(鷺池に沿って)⇒志賀直哉旧居⇒飛鳥中学校⇒百毫寺東の道を歩いて高円山(大文字山)登山口の立札を見て、しばらく行くと右手に県道8号線に出る舗装道路が有るがその手前左に東海自然歩道の標識の有る山道に入る⇒坂を下ると工場横に出、高円山ドライブウエイに出る県道8号を横断、すぐ正面の農作業用の狭い道を行く。ちょっと細い道を歩く(東海自然歩道)この辺りは奈良盆地を一望できる田園風景が楽しめる。民家の間の道⇒鹿野園町(ろくやおんちょう)⇒八坂神社⇒鉢伏町(平坦単調な上り道つづく)⇒杉と桧の植林(ほんとうに静寂そのもの忘れられたような山道)⇒スゴイ大きな石がゴロゴロ(雨の後や増水時足元注意)
足をのせた石がゴロンとならないよう、注意深く踏みしめて確かめながら(浮石に注意しながら・・・)⇒名荷と正暦寺の分岐(このコースの最高点⇒標高約370m、ちなみに興福寺辺りで標高90m位)から正暦寺までは約1,600mだから時間にして30分強の沢下りだった。
先程の最高地点の話に戻ると370m-90m=280mの小さな山に登った感じ・・・うん、よく頑張った・・・と、思う。
視界に紅葉の明るい色が飛び込んできた、
正暦寺に到着。
本堂鐘楼
本堂下にある僧侶の供養塔・墓石群
経(たて)もなく、緯(ぬき)も定めず、娘子(をとめ)らが、織(お)る黄葉(もみちば)に、霜な降りそね
万葉集1512 :大津の皇子
意味:山の紅葉を、乙女たちが織る布に見立てて詠んだのですね。機織りのときには、縦糸と横糸をきちんと決めて織るのですが、山の紅葉は自由気ままに織った布のようなのですね
福寿院客殿
わんちゃんは熱心に何を撮ってるの?
実は
カメムシ発見:クサギカメムシ
福寿院客殿で
仏具に・・・
境内の空き地でお弁当タイム、タラヨウの木発見
タラヨウの葉の裏に尖ったもので字を書くと文字が黒く浮かんできます。この文字は葉が枯れても、何年もそのまま残ります。
帰りは円照寺からバスで県庁前まで、との計画なんで正暦寺からはバス道を円照寺まで歩きました。
近鉄奈良行きの臨時バスが運行されてたけど敢えてウォーキングを選びました。
バス停円照寺に着くと30分ほどの待ち時間が、次のバス停(八島町)まで歩くことに決定。
八島町バス停で10分ほど待ってバスに乗り・・・県庁前で降車。
興福寺に寄って「西国33所観音霊場巡り」の御朱印をいただきました。
「重ね判でよろしいですか?」「はい、重ね判でお願いします」
この日の行程は約14km 歩数にして22,524歩 わんちゃんにしてはよく頑張ったと思う。
近鉄「てくてくまっぷ」を参考にしながら歩きました。
コースあらまし:てくてくまっぷ参照
全行程が約14キロと比較的長いため奈良公園内は素通り。
新薬師寺から百毫寺まではのどかな田園風景ですが八坂神社から正暦寺までは竹林・茶畑・深い杉木立と野趣たっぷりのコース。
靴は歩きやすいものが絶対必要。昼食好適地が少ないので、できれば早めに出て正暦寺でゆっくりと味わうのが得策です。
そうですそうです、どんどん歩きましょう。
この道はいつか来た道・・・
同じようなコースを正暦寺まで歩いたことがあったんです。
正暦寺の手前大小のゴロゴロ石の乾いた沢のような道、こんな道歩いたかなぁ??
ずっとずっと最後まで思いながら歩きました。すると、どうでしょう、Oさんと二人で歩いたことがあったんですよっと言うことを後日思い出しました。