お雑煮は、元旦に、歳神様(お正月様)にお供えした神饌(しんせん)を神棚からお下げして、歳神様からのお下がりを「ごった煮」 にして食べる正月料理のことと言われています。
その土地毎の産物や文化、家庭の歴史も物語るような大切な食べ物です。
京都の雑煮は、白味噌に丸餅を入れた「白味噌雑煮」。
具材には、丸餅、雑煮大根、金時人参、頭芋(かしらいも)などが用いられ、八坂神社でいただいてきた「をけら火」を種火にして、おくどさんの火をおこし、お雑煮が焚かれます。
お雑煮の初物を神前に供え、名前を書き入れた箸紙の祝箸で、神様とともにいただく。
これが、正しい京都のお雑煮をいただく際の・・・と教えていただきました。
秋に結婚して翌年のお正月に主人の実家を訪れた時に出されたのが白みそ仕立てのお雑煮でした。
「えっ!え~~??」でした。
知りませんでしたねぇ~~
鶏肉の味がたっぷり出てる、淡口しょうゆ味のお雑煮が、それまでいただいてたわんちゃんの実家のお雑煮でしたから・・・
主人の実家では白みそ雑煮をいただいてましたが、我が家のお雑煮は断然すまし雑煮
今思うに、主人はずっと白みそ雑煮だったのに、わんちゃんと結婚した途端にすまし雑煮、別になんとも言われなかったのが不思議です(今更ながらですが)
ここ2~3年前から
「今までなんでウチのお雑煮はすましやのん?いっぺん白みそのお雑煮が食べたい、ウチは京都なんやし、京都と言えば白みそやろ?おばあちゃんとこに行ったらいつも白みそやったやんか」
「う~ん、お母さんの子供のころからウチのお雑煮はすましやったわ、結婚して初めて白みそのをいただいたんやけど、なんか馴染めなかったんやわ」
「今度はいっぺん白みそにしてよ」
というワケで今年のお正月初めて白みそ仕立てのお雑煮に挑戦のわんちゃんでした。
甘い西京みそを使った白みそ仕立て(京風)のお雑煮は、見た目は優しいカンジがするのですが、鰹節と昆布でしっかり出汁をとりましたのでコクのある仕上がりになりました。
◆ ◆ 京都の白みそ雑煮 ◆ ◆
西京白みそ
丸餅
エビ芋(小さいもの)
金時ニンジン
雑煮大根
三つ葉
出汁(かつお+昆布)
①エビ芋は皮をむいて、串がスッと通るようになるまで茹でる。金時ニンジン、雑煮大根は5ミリ厚さに切り、梅型で抜いて茹でておく。
②だしを鍋に入れ、温まったらニンジン、雑煮大根とエビ芋を入れ、4,5分煮る。
白みそを溶かし、焼いて焦げ目のついたお餅を入れてさっと一煮立ちさせる。
③お椀に盛り、三つ葉(さっと湯通し)を結んでトッピング。
ここで、お餅なんですが、教えていただいたのはレンジで柔らかくなんですが、やっぱりウチではオーブントースターで焼いて焦げ目のついたお餅をいただきます。
それでね、↓のようなモンを用意しましたが、イマイチでした。
【おまけ】
お正月二日の夜に見る夢は 初夢
「ゆめ売り」 金子みすゞ
年のはじめにゆめ売りは、
よいはつゆめを売りにくる。
たからの船に山のよう、
よいはつゆめをつんでくる。
そしてやさしいゆめ売りは、
ゆめの買えないうら町の、
さびしい子らのところへも、
だまってゆめをおいてゆく。
「えぇコート着てるね、軽そうやないか?」
「えぇ、とても軽いんですよ、それに暖かいんです、これね、主人の大島紬のアンサンブルをリフォームしたんですよ」
「ほぉ~~そうか、えぇノン作ったね、世界で一つだけのコートやなぁヨシが着てたのんがいつまでも役立ってそりゃ、ええことやなぁ、大事に着ぃや」
と、舅が言ってくれた、大島紬のフード付きコート。
男物の着物は地味な色合いなんですが羽織の裏などに隠れたオシャレをしてますね、主人が残してくれた大島紬のアンサンブルも着物の裏は無地なんですけど、リフォームするのにほどいていたらビックリ羽織の裏が・・・
“一富士、二鷹、三茄子(なすび)”
↑ 羽裏をそのままコートの背裏にリフォーム。
ちなみにわんちゃんの大島紬のアンサンブルはようほどきませんのです。
ほどいてしまう勇気が無いのですよ、着もしないのにね。
その土地毎の産物や文化、家庭の歴史も物語るような大切な食べ物です。
京都の雑煮は、白味噌に丸餅を入れた「白味噌雑煮」。
具材には、丸餅、雑煮大根、金時人参、頭芋(かしらいも)などが用いられ、八坂神社でいただいてきた「をけら火」を種火にして、おくどさんの火をおこし、お雑煮が焚かれます。
お雑煮の初物を神前に供え、名前を書き入れた箸紙の祝箸で、神様とともにいただく。
これが、正しい京都のお雑煮をいただく際の・・・と教えていただきました。
秋に結婚して翌年のお正月に主人の実家を訪れた時に出されたのが白みそ仕立てのお雑煮でした。
「えっ!え~~??」でした。
知りませんでしたねぇ~~
鶏肉の味がたっぷり出てる、淡口しょうゆ味のお雑煮が、それまでいただいてたわんちゃんの実家のお雑煮でしたから・・・
主人の実家では白みそ雑煮をいただいてましたが、我が家のお雑煮は断然すまし雑煮
今思うに、主人はずっと白みそ雑煮だったのに、わんちゃんと結婚した途端にすまし雑煮、別になんとも言われなかったのが不思議です(今更ながらですが)
ここ2~3年前から
「今までなんでウチのお雑煮はすましやのん?いっぺん白みそのお雑煮が食べたい、ウチは京都なんやし、京都と言えば白みそやろ?おばあちゃんとこに行ったらいつも白みそやったやんか」
「う~ん、お母さんの子供のころからウチのお雑煮はすましやったわ、結婚して初めて白みそのをいただいたんやけど、なんか馴染めなかったんやわ」
「今度はいっぺん白みそにしてよ」
というワケで今年のお正月初めて白みそ仕立てのお雑煮に挑戦のわんちゃんでした。
甘い西京みそを使った白みそ仕立て(京風)のお雑煮は、見た目は優しいカンジがするのですが、鰹節と昆布でしっかり出汁をとりましたのでコクのある仕上がりになりました。
◆ ◆ 京都の白みそ雑煮 ◆ ◆
西京白みそ
丸餅
エビ芋(小さいもの)
金時ニンジン
雑煮大根
三つ葉
出汁(かつお+昆布)
①エビ芋は皮をむいて、串がスッと通るようになるまで茹でる。金時ニンジン、雑煮大根は5ミリ厚さに切り、梅型で抜いて茹でておく。
②だしを鍋に入れ、温まったらニンジン、雑煮大根とエビ芋を入れ、4,5分煮る。
白みそを溶かし、焼いて焦げ目のついたお餅を入れてさっと一煮立ちさせる。
③お椀に盛り、三つ葉(さっと湯通し)を結んでトッピング。
ここで、お餅なんですが、教えていただいたのはレンジで柔らかくなんですが、やっぱりウチではオーブントースターで焼いて焦げ目のついたお餅をいただきます。
それでね、↓のようなモンを用意しましたが、イマイチでした。
【おまけ】
お正月二日の夜に見る夢は 初夢
「ゆめ売り」 金子みすゞ
年のはじめにゆめ売りは、
よいはつゆめを売りにくる。
たからの船に山のよう、
よいはつゆめをつんでくる。
そしてやさしいゆめ売りは、
ゆめの買えないうら町の、
さびしい子らのところへも、
だまってゆめをおいてゆく。
「えぇコート着てるね、軽そうやないか?」
「えぇ、とても軽いんですよ、それに暖かいんです、これね、主人の大島紬のアンサンブルをリフォームしたんですよ」
「ほぉ~~そうか、えぇノン作ったね、世界で一つだけのコートやなぁヨシが着てたのんがいつまでも役立ってそりゃ、ええことやなぁ、大事に着ぃや」
と、舅が言ってくれた、大島紬のフード付きコート。
男物の着物は地味な色合いなんですが羽織の裏などに隠れたオシャレをしてますね、主人が残してくれた大島紬のアンサンブルも着物の裏は無地なんですけど、リフォームするのにほどいていたらビックリ羽織の裏が・・・
“一富士、二鷹、三茄子(なすび)”
↑ 羽裏をそのままコートの背裏にリフォーム。
ちなみにわんちゃんの大島紬のアンサンブルはようほどきませんのです。
ほどいてしまう勇気が無いのですよ、着もしないのにね。
うちは二人とも関西だったので問題なかったけど・・・
実家では、元旦は白みそ、二日はおすまし、って感じでした。転勤族だったので、母はいろいろと経験したのでしょう。
そうそう、うちもおもちは焼き色は必要(笑)
今年もわんちゃんのブログ、楽しみにしていますね~
ハイ 白みそ雑煮美味しいでしたよ、
白みそはあっさり目に、お出汁は濃い目が良いような気がします。
大阪育ちのわんちゃんなんですが、
たぶん両親の影響大かも?
と、いいましても両親は関西圏
けど、角餅焼いてすまし仕立ては関東圏らしい
とすると、お雑煮でいろんなモノがみえてくる?
今年もblogで行ったり来たりよろしくお願いします。
びつくり、ぎょうてんしました。
何とけったいなもん、たべて、とおもいました。気持ち悪かった。しらんとは恐ろしいですね。でもしらんかをして食べました、。おいしいとはなんぼなんでもよういいませんでした
いま、たべてもいいなあ、とおもうようになりましたが、じぶんでつくることはしません。
出しとお味噌に、あるんですよね
白みそ党の人に聞くと、白みそはどこそこの物に限るとか。。。だしはこれこれ。。。。ふんふんと聞くには聞けますが。。。 京都の人にはかないません。おいしいのを食べてみたいです。今年もよろしくお願いします
いつもコメントをつけていただいてありがとうございます。
お雑煮、うちの実家は、味噌仕立てです。
大根、人参、里芋、ごぼう、そして
おもちではなくて、お団子なんです。
言い伝えでは、うちの集落はお餅をつけなくて
お米ともち米をひいて、団子にしたのだとか。
今は、もち米100パーセントの白玉粉で
団子を作ります。
うちのお雑煮は、すまし仕立て。
かつおだしで、おしょうゆで味付けします。
かまぼこ、水菜、人参、里芋、のしもち。
オーブントースターで焼いて入れます。
今年は元旦の早朝から実家に帰ったので
団子入りのお雑煮でした。
ビックリ仰天
まさに同感のわんちゃんでしたよ。
ニンジン(真っ赤な金時ニンジン)のにおいが
ちょっとね、
けど、人参も大根もえび芋も柔らかくゆでておくと結構イケてました。
しっかり味の出汁で白みそをあっさり目に・・・
これがウチの白みそ雑煮のパターンになりそうです。
そうですね、京都人はあらゆるモノにブランド志向ですね、お漬物からお茶、焼き餅、練天、お菓子等々
大阪でどっぷりつかって育ったわんちゃんにはちょっと不思議でしたよ。
「噺家集」の続きはいかがですか?
幾つになっても故郷でのお正月(お雑煮)は良いですね
帰られる故郷の存在はウラヤマシイ限りです。
チョッコさんの手作りケーキの写真に思わず・・・の、わんちゃんです。
ちゃちゃっと作らはるところがステキやなぁっていつも思います。
和菓子も・・・でしたよね。
我が家のお雑煮もすまし仕立てですが
昆布とかつおの出汁に鶏肉を+なんですよ。
ビミョーに違うんですね。
本年もよろしく、時々遊びにいらしてくださいね。
疎開先の田舎では、雑煮の代わりに納豆餅を食べる風習がありました。これは、京都の限られた地域だけの事らしいです。今でも、同級生が暮れになれば納豆餅を送って来てくれます。
お盆の様な大きな餅を囲炉裏の火で炙って伸ばし、それに塩味だけの納豆を包んで、両手で持って食べます。今は、囲炉裏が無くなったので電子レンジで温めるそうです。それに、若い所帯では、やはり雑煮派が増えつつあるとのことです。
日本全国、様々なお祝いの風習があるのでしょう。それよりも何よりも、やはり日本の着物は凄い技が込められているものだ、とつくづく感服しました。ご主人の大切な想い出があればこそ、素敵な正月が迎えられることと想います。さぞ、良い初夢を見られたことでしょう。
今年も、どうか佳き一年でありますように祈っております。
「ゆめ売り」 金子みすゞ
年のはじめに
ゆめ売りは、
よいはつゆめを
売りにくる。
たからの船に
山のよう、
よいはつゆめを
つんでくる。
そしてやさしい
ゆめ売りは、
ゆめの買えない
うら町の、
さびしい子らの
ところへも、
だまってゆめを
おいてゆく。
明日は七草粥です、お正月にご馳走をいっぱい食べた胃に優しいお粥さんをあげましょう。
元旦は白みそで二日はお澄ましで・・・というのもナルホドです。
なんべんも「オメデトウございます」を言いました、ぐっと飲み込んでしまいそうになるそんな今年の明けまして・・・でした。
だから、明るく元気に過ごしたいと思います
本年もどうぞヨロシクです。
我が家でもお澄まし味。今度挑戦してみましょうかしら・・。
ご主人様の大島紬のお着物・・素敵なほんとに世界に一つのコート・・いいわ~~ぁ!
そう・・裏地も素晴らしいですものね♪
有効に使え良かったですね・・。
ご縁が無いみたいですね。
ウチでも白みそはお正月だけなんで、一番小さなパックにしましたよ。
昆布と鰹節の出汁をしっかり目に、
白みそはあっさり目がウチでの好みのようです。
男物の着物は表地が地味なんで、裏地に凝ってるようです、ほどいてみてビックリのわんちゃんです。
雨ゴートでコートにリフォームしましたが、
雨の日に重宝してます、確かに撥水加工になってるようです。
着物をほどいてイッキイッキムードで縫い上げたのですが、今やその情熱は何処へ?
の、状態なんですよ(笑)