興福寺 南円堂:西国三十三ヵ所霊場第九番札所
わんちゃんが西国三十三ヵ所霊場を巡るきっかけって何だったんだろう・・・って思い出してみました
琵琶湖1周ウォーキングに参加した1回目の時、長命寺に立ち寄ったことがありました。
一緒に参加したグループの中でわんちゃんひとり、西国三十三霊場納経帳を手にしました。このお寺からがスタートでした。
それからは霊場めぐりツアーに参加したり主人の協力で3年ほどかかって一巡でき、その納経帳は主人が亡くなった時お棺に収めました(お棺の内側にパラパラ~と広げて・・・)
それからはわんちゃんのために「青春18きっぷ」「スルッとKANSAI3dayパス」とかを駆使して一巡、7~8年ほどかかってますね。
ある時お参りされてるご婦人に教えていただいたこと「一巡しはったら重ね判をお奨めしますよ」って。
その方は十巡目っておっしゃってました、なんと納経帳のページは朱印で真っ赤、重ね判は朱印を重ねて日付を記入されます。
それからはわんちゃんも以前に朱印をいただいたお寺でも観察会の時とかウォーキングの会とかの折々にリュックの中に納経帳を入れるようになりました(時々忘れてはいますが)
そしたら「わんちゃんは信心深いのね?」と言われれば別にそうでもないんですよ、お寺ってどことも、お花がね、例えば桜、牡丹、藤、紫陽花、紅葉等々楽しめますでしょ。
お寺は平坦なとこばっかりじゃなくって、施福寺とか上醍醐時、長命寺なんてわんちゃん的にはスゴイ難所です、また那智勝浦の一番札所青岸渡寺とか姫路の第二十七番円教寺、天橋立の成相寺(第二十八番)、第三十三番札所谷汲寺(淡墨桜の傍)⇒岐阜県などは日帰り旅行気分で行けるじゃないですか。
第九番興福寺南円堂は奈良公園の中、鹿が遊ぶ広い公園の片隅のお堂
かなしみを眉根に耐へて合掌の阿修羅は佇てり興福寺の雨に―酒井友二
↑ 道草さんよりいただきました。
ちょっと周りをブラブラ
チョコチョコと動き回る小鳥、スズメかな?ちょっと違うけど。
早速、撮った写真を鳥に詳しい方に見てもらいました
「ビンズイですね」
”ビンズイはセキレイ科に分類されている鳥で、他のセキレイの仲間と同様、尾を上下に動かしながら、歩き回って餌を探していました。”ってblog友のblogに書かれたのを読むと、ナルホド確かに・・・
興福寺南円堂の左前に「右近の橘」
「右近の橘、左近の桜」は京都御所紫宸殿の階(きざはし)の両側にあって名高いですが興福寺は藤原氏の氏寺、「右近の橘、左近の藤」とか・・・
↓クリックで写真は拡大します
↑右近橘(うこんのたちばな)の説明看板がありました
そうそうマツグミもついでに観察して・・・
マツ科の木に寄生して生えるいわゆるヤドリギです。
今はこんな状態 2013.2.01
マツグミ(松茱萸)ヤドリギ科 奈良県RDBカテゴリー:絶滅危惧種
お花は夏(7~8月)に咲き、翌春(3~5月)に赤い実(グミに似ている)が生ると教えていただきました、お花も赤い実もまだ観察してませんのです、春になればぜひぜひ・・・
「マツグミの花と実」の写真は一足お先に ➱こちらでご覧下さい。
相楽健康ウォーキングの会2月例会「高円山(奈良大文字432.2m)に参加の日 ➱こちら 解散場所から近鉄奈良駅に向かうとき、ちょっと興福寺に寄り道・・・でした。
納経帖をもって印をもらうというのは、なんともわかりやすい、達成感のある行為ですね。私も妻が亡くなった後、四国八十八か所を全部歩いてまわるつもりでしたが、仕事の合間をぬって、なんとか11番まで行きましたが、定年後、ベトナムに移住したので果たせず終いです。(妻よゆるせ、ですね)
もうひとつ、妻よゆるせ、があって、葬式が終わって妻の棺が出ていく時、「わしはこの後、独身を通すからな」とつぶやきましたが、今ベトナム人と再婚しています。まあ、ゆるしてくれるでしょう、妻の性格なら。(なんちゃって)理不尽な仕打ちを受けて離婚していた女性だったから、こんなおいらでよかったら、という気持ちがおこったんです。
すみません、こみいった話を、、わんちゃんさまの記事、勝手にほろっとしたものですから。
最後にビンズイの写真、ほっとしますね。冬の小鳥はとくに可愛い気がします。
会社員になって何年かして、半年ばかり入院したことがありますが、その病院の近くの仁和寺の裏山が、札所のミニコースになっていて、散歩がてらに時々歩いたものです。その時も、もちろん手ぶらでした。仁王さんに睨まれたかも知れませんが。
わんちゃんはかなり難所の寺も訪問しておられるみたいで、感服しています。
私が歩いて行った(通り過ぎた)のは、愛宕山腹の空也の滝の近くに小さな寺がありました。空也寺は市内にありますから、おそらく別の寺だったのでしょうか。
興福寺も、今の季節はさぞひっそりと静かなことでしょう。
かなしみを眉根に耐へて合掌の阿修羅は佇てり興福寺の雨に―酒井友二
人生、山アリ谷アリ、波瀾万丈・・・
予測のつかないことが多々ありますねぇ。
若者たちは「お寺廻ってハンコもらうなんてまるで、スタンプラリーみたいやなぁ」って申します。
ビンズイはエサを探して、ちょこまかちょこまか動いてました、なぁんか賢そうなカンジが・・・
主人の実家から歩いてのところなんで
「お正月におじいちゃんと行ったことがある」って子供たちが言うてます。
なんでもちょっとしたハイキングコースのようで・・・
「京の冬の旅」普段は非公開のところなど特別に拝観できたりとか・・・
けど、京の冬のお寺はチョー寒いです、本堂にあがらしてもらっても、足元からジンジンと寒いのが・・・でした
京のお寺、奈良のお寺それぞれに趣が違ってて
ジックリと巡ってみるのもまた楽しいです、っとお参りからかけ離れてしまってるわんちゃんなんですよ・・・