ドクダミ(蕺、蕺草)ドクダミ科
「毒矯め(どくだめ)」に由来の名か。「矯」の字義は、改め、直すこと。毒消しや食あたりに使った。漢名蕺(しゅう)から十薬の名も。一つの花のように見えるが集合花で、中央の搭状の突起は多数の雄しべと雌しべ。花弁様の四枚は苞葉である。薬効を持つユキノシタ同様、人里の植物で帰化植物か?
ユキノシタ(雪の下)ユキノシタ科
炭筆で描きました
薬用として
小児のひきつけに:新鮮な生の葉を水洗いして食塩を少し振りかけてもみ、そのもみ出した汁を、口に含ませる。
中耳炎に:この草をミミダレグサと呼ぶ方言が残っているように、古くから耳の薬として有名。痛んだりうみが出るという中耳炎に水洗いした新鮮な葉をもんで、出た汁を数滴、直接耳孔にたらし込む。
はれものに:新鮮な生の葉を水洗いして火にかざし、やわらかくして直接患部にはると、自然にうみが出る。
軽いむくみに:乾燥した葉10gを1日量として、煎じて飲む。
痔の痛みに:乾燥した葉10gを煎じ、その汁に脱脂綿を浸して、患部を軽くなでるようにして洗うと、痛みがやわらぐ。
この日の絵手紙会は二人会でした。
Hさんの作品
ドクダミもユキノシタも混在のわんちゃんちの庭
日本のバレリーナの草分けで、夫の故・清水正夫さんと共に松山バレエ団を創設した同団名誉芸術監督の松山樹子(まつやま・みきこ本名清水樹子)さんが22日、急性心不全で死去した。98歳だった。
この方は、僕は存じ上げなかったが 死亡記事に触れると哀惜の念を込めて僕の墓籍にその名を刻している。この世に生を受け栄華を極め 我々を楽しませ豊かにしてくれた恩を感じるから。
この松山樹子さんの場合は生前、第一線でご活躍されていた頃の遺影を朝日新聞は掲載していた。遺族から近影の提供を断られたのか、連絡もままならなかったのかといろいろ想像を膨らませている。
お写真を拝見して「ベッピンさんやなぁ」っと。
私は子供のころ、よく飲まされました。いずれも腹痛に効く薬です。「ひまし油」はトウダイクサ科のトウゴマの種子油、「陀羅尼助」はキハダの樹皮に他の生薬を混ぜたものです。古くから人類は山野草を薬や食料として利用してきました。アマゾン川流域の原住民をはじめ、現代人の生活にはかかせません。
私の森林インストラクターの活動のなかで、ドクダミ、オオバコ、リョウブ、アカメガシワ、クロモジ、ビワ、ヤマモモなどの野草類、樹木類の枝・葉をお茶として加工して約1年間煎じて飲み続けましたが、利尿には効果はありましたが、特にその他の効用は医学的に不明でした。
山野草の薬用利用等の発展については、産、菅、学、民一体となった体制が必要ですが、非常に弱いと思いました。民間バラバラ、役所バラバラで、今の日本独自のコロナワクチン開発の「情けなさ」と似ています。
里山の会の方や資料などから「カキドオシ」は糖尿病に効くときいていますが、まだ、試していません。これ、ホンマですか???
私の個人的な話ですが、昨年から鼻が詰まり、首筋などに痛みを感じたため、CT検査やレントゲン写真などで診断しいぇいただいたのですが、特に異常はなく助かりました。別の病院の医師から「ツムラ葛根湯」(カッコントウ)漢方薬を処方していただき、それを服用していたら、病状がよくなってきました。私はこの薬は葛(クズ)の根の成分があると思いましたが、麻黄(マオウ)、甘草(カンゾウ)、芍薬(シャクヤク)など6種類の生薬からなり、クズの根の成分はありませんでした、とりあえず「漢方薬」に乾杯!!!
吉野にお花見の折、「陀羅尼助」を見つけ舅へのお土産にしたことがありました、とても喜んでくれたのを思い出してます。
庭のドクダミは花の咲くころ、全草を乾燥させ煎じてドクダミ茶として飲みます。「十薬」と別名もあるくらいやから・・・ッと、思うて。