【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

アサギマダラ~フジバカマ畑にて~2014.9.28

2014-10-04 | 



フジバカマがいっぱい咲いてるところがありまして、そこにアサギマダラが来るようになって、ちょっとした名所になってるところが京都市右京区嵯峨水尾(ゆずの里)に・・・っとの情報を、朝刊を読んでいた長男が教えてくれました。
日  時: 2014年9月26日(金)~10月1日(水) 午前9時30分~午後2時
入 園 料: 無料
場  所: 右京区嵯峨水尾地区内フジバカマ畑
アクセス: JR保津峡駅から自治会バス(開催時間に合わせて、臨時運行あり。)
※駐車場はありません。

行ってきました・・・
帰りの電車の中で、以前そよかぜさんにアサギマダラの雌雄は翅の模様が・・・っと教えてもらったのを思い出して ⇒こちら
そこで「アサギマダラ雌雄」っとスマホで検索したら、一発目に「そよ風のなかで」がヒットしました。
ビックリ!!
フムフムとその日撮ったカメラのモニターをチェックしたらみ~んなオスのようで、ガッカリ。いっぱい飛んでいたのに、そういえばオスがほとんどだったような気がしました。メスも居たのかな?気がつかなかったなぁ・・・

「フジバカマはヒヨドリバナとたいへん近い仲間ですから、メスはほとんど来ないと思いますよ・・・」
っと、そよかぜさん教えてくださって。

わんちゃん
ところで、フジバカマよく育っていて、私の頭の上の方まで生い茂ってました。





フツーそんなに背丈が高くなるんでしょうか?フジバカマ迷路のような設えになってました。
Re:そよかぜさん
フジバカマはたいへん少なくなっていて、たくさん見られるところのものは、たいていフジバカマに近縁の別種か、フジバカマと何かの雑種など、園芸的に手が加えられているものです。ですから、いろんな“フジバカマ”があります。

そんなフジバカマの花から花へと、アサギマダラ 栄養補給中(?)






アサギマダラの他にも・・・

アカタテハ


ナガコガネグモ

キタテハ♂かも?


ウラギンスジヒョウモン





虫:金剛山2014.8.18

2014-08-28 | 
金剛山に植物観察に行った日 ⇒こちら

金剛山登山口駐車場で「アレ?木の小枝にそっくり」

ナナフシ(七節、竹節虫)

ナナフシ(七節、竹節虫)は、草食性の昆虫で、木の枝に擬態した姿が特徴的。「七節」の「七」は単に「たくさん」という程度の意味で、実際に体節を正しく7つもっているわけではない。また、漢名「竹節虫」はナナフシの外観が節くれだった竹の小枝に似ているから・・・中国語由来の表記。

キンモンガ(金紋蛾)チョウ目 アゲハモドキガ科

蝶々のように見えますが蛾です、昼間に活動します。

テングチョウ(天狗蝶) チョウ目 タテハチョウ科

てんぐのように顔の先が尖っている茶色っぽいチョウ。
成虫のまま低山地越冬し、早春から飛びはじめる。
幼虫の食草はエノキなど。⇒ガッテン!!思い出しました、
冬にオオムラサキの幼虫の観察にエノキの根元をゴソゴソしてた時テングチョウの幼虫が居ました。

アカアシカスミカメ カメムシ目 カスミカメムシ科

大きさ8mm前後
ぱっと見、黒い点に見えますが、カメラのレンズを通してみるとキレイ!!
脚が赤く、頭部・胸部は黒色、翅は緑色で黒色と赤色の複雑な斑紋がある美しいカスミカメムシ。

キマワリ(木廻) 甲虫目 ゴミムシダマシ科

大きさ 16-20mm

黒色で、脚が長いゴミムシダマシの仲間。体はコガネムシ類よりやや細長い、ゴミムシダマシ類の中では比較的大な甲虫で、目につきやすい普通種である。しかし知名度が低い。雑木林の樹木の幹や倒木上、枯れ木などに集まる。早足で歩き回っていることが多い。幼虫は朽ち木の中で育つ。



Qus. キマワリの目はどれですか?オデコの大きな二つ丸いのんか?すぐ下の顔の両端にちっちゃな黒いポツンとしたのかな?
Ans. オデコの大きな丸いのんが触角の外側を通り、触角の下でまた広がっています(写真には写っていません)。これが複眼です。

ザトウムシ (座頭虫)


ザトウムシ(座頭虫)は、節足動物門鋏角亜門クモ綱ザトウムシ目に属する動物の総称である。非常に足の長いものがあり、豆に針金の足をつけたような独特の姿をしている。長い足で前を探りながら歩く様子から、座頭虫の名がある。
ちょっと見、クモを連想させる外見ですが、クモとは別グループに属します。
最古の化石記録は4億1千万年前(デボン期に相当)のものが知られている。
英語圏の名称はHarvestmen、特に米国では“あしながおじさん(Daddy Longlegs)”の愛称がある。
Qus. 撮ってる時は気付かなかったんですがPCに取り込んだ時、ザトウムシの足にポツンと赤いモンが、ダニかな?
Ans. タカラダニだと思います

2014-08-06 | 
 水景園(7月23日)

クロタマムシ


Q. 顔のオレンジ色の点々とお尻から出てるしっぽみたいなのが特徴っと思うのですが
A. しっぽみたいなものは産卵管で、普段は収納しています。また顔の模様は個体差が大きく真っ赤な額のものからほとんど赤い部分の無いものまでいるようです ⇒こちらへ





Q. 白い編笠のようなのをかぶってるんはアミガサハゴロモの幼虫なんですね?
A.そうです。



Q.この虫、イカツイ顔してる
A.ムカシハナバチ科メンハナバチ亜科の一種のメス
メンハナバチの仲間は外見が酷似するものが多いため、画像での種の同定は困難です。
Q.蜂?なんですか?そうですか・・・



Q.ドロバチの仲間かな?腰がくびれてて胴体の2本の黄色い線
A.下を向いていて顔がよく分からないのですが、たぶんエントツドロバチだろうと思います。
立派な煙突が ⇒こちら



Q.女王アリかな?
A.そうだと思いますが、何の女王アリかはよく分かりません。


コミスジチョウ


ベッコウハゴロモ


ハグロトンボ♂


ニジイロゴミムシダマシ


シオカラトンボ♀


シオカラトンボ♀


ムラサキシジミ




翅を広げて欲しかったなぁ・・・
夏はめったに翅を広げないそうです、冬なら日向ぼっこでもするように翅を広げてキレイな青紫色の模様が見れるそうです

金剛山山麓での植物観察会(7月21日)の時 ⇒こちら虫たちにもカメラを・・・



Q.ウスキクロテンヒメシャクに似てるような気がするんですが
A.この仲間は似たものが大変多く、標本にして細部を調べないと分かりません。
↑「Scopula属のヒメシャクの一種」くらいでどうですか?



Q.ニホンカワトンボかな?
A.ニホンカワトンボかアサヒナカワトンボのどちらかですが、後者の方かな
↑ アサヒナカワトンボ



Q.タテハチョウの仲間かな?
A.↑イカリモンガです



A.ナナフシかな?
Q.↑ ナナフシの仲間としておきましょうか

エダナナフシ




Q.ザトウムシかな?
A.↑ ザトウムシの一種ですね


京都府南部木津川左岸:堤防の斜面で

2014-05-21 | 
木津川の堤防をカメラを提げてブラブラ・・・
キジの鳴き声がけたたましく聴こえてます、比較的近くの方からなんでソロリソロリと近づいてみたんですがピタッと止みました、そこらへんに居るはずなんやけど・・・キジの方がわんちゃんより一枚も以上に上手(うわて)
ギョギョッシ、ギョギョッシと聴こえるのは葦原の方から、オオヨシキリでしょうか?どこからかウグイスも聞こえます。
鳥たちが姿は見えないけど賑やかでした。

そんな時いろんな虫に出会いました。
チャバネツヤハムシ
  
フナバラソウに居ました

ヨコヅナサシガメ
  
ギシギシに居ました

何度か観察に行ってたらそばにこんな虫が居ました。
お腹が赤いです、サシガメのようなんですけどアカハラサシガメ?でしょうか?まさか・・・

Re:そよかぜ
ヨコヅナサシガメの成虫です。
ヨコヅナサシガメは脱皮したばかりの時は赤いのですが、次第に黒くなります。
しかし脚の基節(付け根の部分)は遅くまで赤い色が残ります。

Re:わんちゃん
はぁ~そうですか?アリガトーございます。

クマバチ

ナヨクサフジに居ました

ツマグロヒョウモン♂
  
セイヨウヒキヨモギに居ました

何度でもどこででも出会うお花たちですが、ここででも出会ったお花たちです

ヘラオオバコ
  

ヒメコバンソウ
  

コバンソウ
  

ニワゼキショウ
  

ナヨクサフジ   ミヤコグサ
  

コメツブツメクサ
  

クスダマツメクサ
  

アメリカフウロ  セイヨウヒキヨモギ  
  

ヘラオオバコ (箆大葉子) オオバコ科
ヒメコバンソウ(姫小判草)イネ科
コバンソウ (小判草). 別名:タワラムギ(俵麦)イネ科
ニワゼキショウ(庭石菖 )アヤメ科
ナヨクサフジ (弱草藤) マメ科
ミヤコグサ (都草) マメ科
コメツブツメクサ(米粒詰草)マメ科
クスダマツメクサ(薬玉詰草)マメ科
アメリカフウロ(亜米利加風露)フウロソウ科
セイヨウヒキヨモギ (西洋引蓬)ゴマノハグサ科



Wow!!

2013-10-27 | 



クリックで拡大します。



ジョロウグモでしょうか?

シロガネグモの仲間です。
網の真ん中に穴が空いているのと、腹部に綺麗な緑色のラインが入っているのが特徴です。
ちなみにジョロウグモの網はもっと複雑で、ぱっと見ゴチャっていう感じです。
(神奈川県在住:りゅうさんより)



2013.9.23 am.8:02~8:04撮影

シロガネグモの仲間のクモの巣の真ん中の穴について ➱こちら ➱こちら

【おまけ】
ジョロウグモ(女郎蜘蛛、 上臈蜘蛛)ジョロウグモ科
ジョロウグモは漢字で「女郎蜘蛛」と書きます。
遊女の女郎からかな?と思っていたのですが,
意外や意外、昔の人はジョロウグモの姿を雅やかで艶やかと感じ、当時の身分の高い女官の上臈(ジョウロウ)になぞらえ名づけたということが解りました。
「上臈」とは
①年功を積んだ高僧 
②身分の高い人、上流の人 
③身分の高い女官、上臈女房 
④江戸幕府の大奥の職名 
⑤身分の高い婦人貴婦人、とあります。
その上臈(ジョウロウ)が何時?何故?女郎(ジョロウ)に身を落としてしまったのでしょう・・・

ツマグロヒョウモン♀、カバキコマチグモ

2013-09-11 | 
8月下旬のことです、秋植えの球根が送られてきました、箱を開けるとムスカリ、クロッカス、がコロコロっと。
「植えっぱなし球根ミックス」っと、わんちゃん向けの球根もあります、その箱の中には、こっちにもムスカリとミニ水仙、オキザリスなど6種類ほど入ってます。
「寄せ植えにして楽しめるように選んでみたのよ、手前に低いものを、奥に高いモノを植えるってやり方と、真ん中に高いモノを周りに低いモノを植えるってやり方どちらででも楽しんでみて・・・」
親切に6種類の草丈のメモも入ってました、イメージして植え付けが出来るように、って。
「まだまだ暑いンデ9月の半ばぐらいに植え付けるようにしたらいいよ」っとメモも。

さて、庭のどこに植えようかなぁ、どこも雑草だらけ、早速草抜きから・・・
見ると真夏の庭から、ちょっと秋っぽい庭に
花の写真を撮りたいな、カメラ、カメラ・・・っと、ウチの中に取りに・・・
いやいや草抜きの途中よね、球根を植え付けようかなっと思う場所は特に念入りにスコップで掘り返して目立つ石も取り除いて・・・っと。




作業の途中ですが、葉っぱの先に何かくっついてる?触ってみるとプランプランと動く、けど、積極的には動いてない、キラキラ光ってるモンが鋲のように見えます、蝶々か蛾の幼虫でしょうか ?

Re:そよかぜ
コレはツマグロヒョウモンの蛹です

Re:わんちゃん
あれから約1週間、今朝、蛹がどうなってるか見てみたら教えていただいた通りツマグロヒョウモン、の♀。



そのままほっといてさっき見たら死んでました
朝、写真に撮った時ちょっと動かしたんがアカンかったんかな?
ツマグロヒョウモンの♀には気の毒な事をしてしまいました。

Re:そよかぜ
翅が破れているし、かなり羽化するのに苦労したようですね。
蛹の端を接着剤で固定してありましたか?
固定されていないと、なかなかうまく脱出できないようです。

Re:わんちゃん
そういえば蛹は最初、葉っぱにくっついてました、葉っぱごと虫かごに入れたんですが
プラプラッとしてたんで、しっかりくっついてなかったんですね
何も知らないっということは(⇒蛹が固定されていないと、なかなかうまく脱出できない。)
あ~~ぁです。

今朝のこと蛹を片づけようと思って見たら、葉っぱにかすかにくっついてるところがありました。



この程度だったらアカンかったんですね(鋲のようなモンは消えてました。)

Re:そよかぜ
ツマグロヒョウモンの蛹は何か動かないものに固定されている必要があります。
根の無い葉にくっついていても、葉ごと移動してしまいます。
蛹が葉についていたのなら、葉を固定しておけば良かったんですね。

そして、その後、べたぁ~っと翅を静かに置いてる死なせてしまった傷ついたツマグロヒョウモンを触ったら足が私の指を必死で掴もうとするんですよ「あっ まだ生きてたわ」みたいな。
庭で蛹があった辺りの近くの葉っぱに置いといたんです
半日ほどして、今、どうなったかなと思って見に行ったら居ませんでした

ある日の朝、散歩道の草むらの中でふと目にとまったのが


2013.7.24 散歩道で撮影

そよかぜさんのblogであったよね? ⇒こちら
草抜きをしていたら、ヒオウギスイセンの葉っぱがクルッとなってるんで「おや?」っと、見たら中から出て来たのが・・・

このクモ




Re:そよかぜ
このクモはコマチグモ属には間違いなく、この属には何種類かいるのですが、たぶんカバキコマチグモのメスでいいと思います。

Re:わんちゃん
同じ個体のクモなんですが
上の方の写真ではお腹からボ~ンと二本の足?のようなモンが・・・
下の方の写真ではそんなふうなモンが写ってないのですが

Re:そよかぜ
お腹から出ているように見えますが、いちばん前の脚です。
よ~~く見ると、折りたたまれているのが見えるでしょ。

Re:わんちゃん
はぁ~そうですか・・・
ひょっとして毒を持ってるんでしょうか?

Re:そよかぜ
日本のクモで一番強い毒かもしれません。

Re:わんちゃん
見つけた時、殺した方がよかったんでしょうか?今頃、庭のどっかに居るかと思えば・・・ちょっと。

Re:そよかぜ
いろんな虫の暮らす庭、いいんじゃないでしょうか。


そしてこんな蝶々も居ました

アオスジアゲハ



クマゼミの抜け殻

2013-08-17 | 
京都での梅雨明けは例年、祇園祭が終わらないと・・・ってカンジでしたが今年は祇園祭が始まって7月8日には梅雨明け宣言(例年より10日も早かったとか)
ウチの庭でセミの抜け殻がちょくちょく見られるようになったのは梅雨明けぐらいからだったかな?
キンモクセイ、サルスベリ、スイフヨウ、フジ、ナンテンなどの幹や葉っぱの裏に地上5~60㎝から目の高さぐらいまで・・・とか、シャガの葉っぱの裏にとか・・・
いつもの年より多いように思ったんで集めてみることにしました。
抜け殻の脇をつまんで離すとき結構しっかりと足がくっついてるんですよ、まるでふんばってくっついてるみたいに。

そんな時、うさこさんから届きました

今回のモチーフは「セミの抜け殻」

先生自ら採集してくださいました。
「エーッ」「イヤーッ」とか言いながら淡々と描いてました。
実は、その日の絵手紙のモチーフは「セミの抜け殻」と「水菓子」だったんですが、わんちゃんには「セミの抜け殻」が・・・っと、ピンときたんです。

ジャストタイミングでした

今のところ66個。

セミは同じセミのように思いました、集めた抜け殻を一つ一つ見てみると、全部同じでした、どうもクマゼミのようなんですが、庭で成虫をサッパリ見てないので断定できないでいると、クマゼミという決定的な見分け方法がこちらに


それじゃぁっと一つ一つお腹を見てみました、“でべそ”がありました

み~んなクマゼミでした。

中には抜け殻から白い糸のようなモノがひょろっと見えてます


その「クマゼミの抜け殻の白い糸の正体」は? こちらに

それからしばらくして散歩道でクマゼミに出合いました。

以前、撮ったのとちょっと違うんです、

↑↓2枚とも2011.7.22(am7:05~7:12)庭で撮影

頭の色が違うのとかは?
コレって羽化してからの時間差っということがまたまた解りました。

夏覆う小さな命の逞しさ。 (道草)


「羽化の時間」   原田勇男
早い時間から光の渦が
眩しくきらめいている夏の朝
補虫網や鳥モチを持った少年は
河原に向けて弾むようにダッシュする
蝶やトンボの空中遊泳に魅せられ
背丈より高い草をかき分けて進むと
低いミズキの葉がかすかに揺れている
茶褐色の殻を破って虫の白い裸身が覗いた
セミの羽化がはじまったのだ
だれに教えられたのでもないのに
セミは巧みに身を反らせ
ひと呼吸入れてゆっくりと這い出す
左右に離れた複眼と三つの単眼
初めての世界はどんなに見えるだろう
体液で羽のすみずみが伸び切るまで
抜け殻につかまってふるえるセミのいのち
その切ない羽化の時間を
少年は息をつめて観察した
ふと白い抜け殻の母をおもい
少年はあわててその映像を打ち消した
その日の獲物は何もなかったが
やわらかないのちのいぶきにふれたのだ

道草さんより・・・

ウチの庭で66個もクマゼミの抜け殻を見つけたのに、この夏は庭で、あんまり鳴いているのを聴いてないし、ましてや大人のクマゼミに出合ってないんですよ、どこへ飛んでいっちゃったんでしょうねぇ・・・


オオモンツチバチ他:散歩道で出合った虫たち

2013-07-17 | 
散歩道で出合った虫たちPARTⅡ PARTⅠはこちら

オオモンツチバチ♀
クリックで写真は拡大します


大きさ:19~31mm(♀)
メスは土に潜り、コガネムシ類の幼虫に産卵します。

アカアシハヤバチ 別名 アカアシトガリアナバチ

体長:10~14㎜
地中に巣を作り、そこに狩った小型のキリギリスの仲間を引き入れます。

イチモンジセセリ

大きさ:15-21mm
初めてこの蝶に出合った時、蛾の仲間かな?って思いました、
チョウにしては胴体が太く色合いも地味なので・・・

ジャノメチョウ

翅の目玉模様がジャノメチョウの特徴。前翅に2つ後翅に1つが普通。
ひらひらひらとたくさん飛んでましたが、なかなかじっとはしてくれません、
よ~く見るとこのジャノメチョウは怪我をしてますねぇ。

セマダラコガネ

大きさ:8-13.5mm
薄茶色と黒色のまだら模様の小さなコガネムシ。
くしのついた触角は体のわりにはやや大きめで、この触角をアンテナのように広げていることが多い。

ヒメジュウジナガカメムシ

大きさ 8mm前後
鮮やかな朱色と黒色に塗り分けられた印象的なデザインのカメムシ。
草原に生息する。カキの果実にもやってくる。

ホウジャク

大きさ (開張)40-45mm
「せわしなく動き回ってて、なかなか撮らせてくれません、
コレってホシホウジャクかな?ちゃうかな?」
「『ホシ』の無い『ホウジャク』の方じゃ(く)」っと・・・教えていただきました。

ニシキリギリス

大きさ:29-37mm
近畿地方のキリギリス

奈良県(大宇陀町、大淀町)に生息する。京都、大阪にも類似個体群。これらはヒガシキリギリスに囲まれるように分布している。
と、するとヒガシキリギリスって?
青森県~岡山県(淡路島も含む)に分布。近畿地方ではニシキリギリスを取り巻くように分布している。
他にもいろんなキリギリスが居るってwikipediaで発見 ⇒こちら
鳴き方:ギーッ・チョン、ヒガシキリギリスより周波数がやや低い・・・??
キリギリスって奥が深いなぁ・・・・・

オジロアシナガゾウムシ他:散歩道で出合った虫たち

2013-07-10 | 
コロと散歩してると、虫やら蝶やら目につくようになり「あぁ、カメラ提げてきたらよかったのに・・・」で、小さなカメラを持って出かけることにしてます。

オジロアシナガゾウムシ
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大きさ:9mm前後

「居るのはクズですか?オジロアシナガゾウムシはクズが大好物ですよ。」っと、教えていただきました。
「オジロアシナガゾウムシが居てるとこですが、クズっぽいカンジがしますけど・・・」
「クズにいるオジロアシナガゾウムシですね。」

キボシカミキリ

大きさ:14~30mm
黄色い斑紋と長い触角が特徴・・・と教えていただきました。

チャドクガ
クリックで写真は拡大します


大きさ:25mm

「愛車のフロントガラスに居ました。
チャドクガ、カバエダシャク、ツマグロシマメイガのどれかな?」
「チャドクガです。コレはかぶれますから要注意ですよ。」ですって・・・
↓こんなことが載ってました
チャドクガは卵、幼虫、繭、成虫とも毒針毛をからだに持っています。幼虫の背面には50万本もの微細な毒針毛が群生しています。毒針毛が皮膚に触れたり、刺さったりすると皮膚炎を発症し、激しい痒みに悩まされます。


ナガメ

大きさ:8~9mm
真っ黒の体に橙色のスジがキレイなぁ・・・

ヤブキリ
クリックで写真は拡大します


大きさ:(翅端まで)♂45~52mm ♀47~58mm
緑色で、背中に褐色の模様がある大きなキリギリス。
脚は黄褐色で前脚にトゲがありますねぇ。

【蝶たち】

キアゲハ

大きさ:(前翅長)36~76mm
アゲハに似てるけど、全体に黄色っぽいですね。

ツマグロヒョウモン ♀

大きさ:(前翅長)27-38mm
メスの前翅の先端部が黒く、名前のツマグロはメスに由来する。

モンキチョウ

大きさ:(前翅長)22~33mm

「モンシロチョウのメスかな?」っと思ったんですけど「モンキチョウですよ」って教えていただきました。
過去の記事にありました ➱こちら
「モンキチョウはオスは黄色、メスは白いタイプと黄色いタイプ があります。」っと教えていただきました、
白いタイプとしたら、ひょっとしてメスかな?

【おまけ】
蝶の大きさについて ➱こちら


じぃ~っとカメラを構えるとき、コロのリードはズボンのベルト通しにつないでおくんですよ。お座りして待ってますわ。

虫たちとの出会い~枚岡公園~

2012-10-10 | 
オオホシオナガバチとヒラアシキバチとの関係を撮影した同じ日➱こちら
枚岡公園での虫たちとの出会いです。

ウラギンシジミ

①2012.7.28  ②2012.9.22
大きさ (前翅長)19-27mm

翅の裏面が真っ白なモンシロチョウ大のチョウ。
表面はオスが濃茶色地に朱色の紋、メスは濃茶色地に水色の紋を持つ。
だったら、わんちゃんが出合ったのはウラギンシジミのオス。
う~~ん、メスにも会ってみたいなぁ・・・水色の紋を見てみたい。

林と草原の境目あたりを活発に飛ぶ。人家周辺でも見られる。
幼虫は、フジ、クズなどの花やつぼみを食べる。
わんちゃんの周りではフジもクズも見かけますけど・・・



デーニッツハエトリ
大きさ 6-9mm
ヒラタアブの仲間を捕えたデーニッツハエトリ
野外で普通に見られるハエトリグモ。
このハエトリグモはもしかしてメスかな?

カラスハエトリ
「カニ」っぽい?体型と・・・第一脚が強大で、なんとなくカニのような印象



アズチグモ
大きさ♀:6-8mm 
後方が膨らんだ形の腹部を持った、第1脚・第2脚が長いクモ。メスは緑白色
グンと脚を広げているのは獲物を待っているポーズとか?

キイロシリアゲアリ(女王アリ)
大きさは女王で7mm、働きアリで2-3mm前後。
シロアリと間違えやすいアリという項目に載ってました
キイロシリアゲアリの羽アリは人体や建物にも無害です、アリは私達が思っているよりはるかに多くの害虫を駆除してくれます。



シロコブゾウムシ
大きさ:13-17㎜
上翅にコブ状の隆起を持つ、灰褐色のゾウム。
クズ、ハギ、ニセアカシア、フジなど、マメ科植物の葉を食べる。

ミヤマオビオオキノコムシ
大きさ:11-16mm

ヤマクダマキモドキ

成虫の大きさ (翅端まで)52-53mm



枚岡公園は梅林で有名な枚岡神社の裏手に位置します。
枚岡神社は近鉄奈良線枚岡駅の東側からすぐのところにあり、鳥居から本殿への参道の途中に枚岡公園に通じる登山道があり、お花や虫の観察をしながらグルリ1周します。
公園の展望台からは大阪市内のキタからミナミ、遠くには大阪湾まで・・・

写真は2枚ともクリックすると拡大します。

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オオホシオナガバチとヒラアシキバチとの関係

2012-10-01 | 
立ち枯れたエノキの幹に、オオホシオナガバチが産卵に来ていました。オオホシオナガバチは幹の中にいて材を食べて育っているキバチの仲間の幼虫に卵を産みつける寄生蜂・・・
オオホシオナガバチ♂は幹の中でキバチの仲間の幼虫を食べて成虫になったオオホシオナガバチ♀が幹の中から出てきた時に交尾します、と教えていただきました。

ちょうど産卵中のオオホシオナガバチに出合いました。
立ち枯れたエノキといえど、決して柔らかくは無いですよね、細い産卵管を差し込んで幹の中にいるキバチの幼虫に的を得て卵を産みつける・・・ここんところがスゴク不思議に思ったわんちゃんです。
「オオホシオナガバチの産卵管は、キバチの幼虫の掘り進んだ所を通るのでしょう。」
「ナルホド、そうなんですか・・・」
キバチの幼虫に産み付けた卵が成虫になって出て来るのをオオホシオナガバチ♂が交尾しようと待っている・・・
「う~~ん!!」唸ってばっかりのわんちゃんなんです。

オオホシオナガバチが産卵中

産卵行動終了


↑こちらは産卵場所を探してるふうに見えましたけど・・・


オオホシオナガバチが幹の中にいるキバチの仲間の幼虫に卵を産みつける・・・
そのキバチの仲間、ヒラアシキバチの産卵に立ち会うことができました。


身体をクネクネとしながら錐(キリ)のように掘っていきます

ホラ木屑が見えますよね


オオホシオナガバチとヒラアシキバチの関係はダブルキャスト、脇役はミダレアミタケ(キノコ)
詳しい様子は ⇒そよ風のなかで をご覧ください

ハイおさらいです
ヒラアシキバチが幹の中に産んだ卵が孵化して、ある程度育った幼虫にオオホシオナガバチが卵を産みつけるのだと思います⇔そよかぜさん談
オオホシオナガバチの卵が孵化して幼虫になりヒラアシキバチの幼虫を食べて成虫になる。成虫になったオオホシオナガバチ(♀)が幹から出てきたところを待ち構えてオオホシオナガバチ♂が交尾行動開始。
って、いうところでしょうか・・・

オオホシオナガバチ♂
オオホシオナガバチ♂の交尾行動には出合えませんでした。
全ての写真は撮影:9月1日&9月22日

「はちと神様」   金子みすゞ

はちはお花の中に、
お花はお庭に中に、
お庭は土べいの中に、
土べいは町の中に、
町は日本の中に、
日本は世界の中に、
世界は神様の中に。

そうして、そうして、神様は、
小ちゃなはちのなかに。

↑ 道草さんからいただきました。


【おまけ】
わんちゃん
いろんなモノとの共生がわかり、面白いです。

Re:そよかぜさん
どんな生物でも、周囲とのいろんな関係のなかで生きているわけで、知れば知るほど複雑で、その関係すべてを知ることは不可能でしょうね。


オニベニシタバ、コシロシタバ

2012-08-25 | 
むろいけ園地にて虫たちの観察が続きます。

お弁当をしていた場所のすぐ近くのクヌギの木をよ~く見たら、オニベニシタバとコシロシタバが樹液を吸いに集まっていました。

オニベニシタバ チョウ目 ヤガ科


コシロシタバ チョウ目 ヤガ科


どっちも翅の模様が樹皮にソックリ、時々フワァ~フワァ~と翅が動いてオニベニシタバは赤いのがチラッと見えてる


横から撮影

オオシオカラトンボ トンボ目 トンボ科
↓♂

白い雲トンボの眼の中流れ行く。 (道草)

↓♀


オオシオカラトンボのオスは濃いめの水色で、メスはくすんだ黄色。
ため池や水田のまわりの棒の先などによくとまっている。


アカハナカミキリ 甲虫目 カミキリムシ科
大きさ 12-22mm
モンキアシナガヤセバエ 双翅目 ナガズヤセバエ科
体長 10mm内外
スリムな体に長い脚をもつハエ

イチモンジチョウ チョウ目 タテハチョウ科
 

大きさ (前翅長)24-36mm
黒地に鮮やかな一文字模様を持つタテハチョウの仲間。
幼虫の食草は、スイカズラ、キンギンボクなど、スイカズラ科の植物。

コロギス バッタ目 コロギス科

大きさ 30mm前後

その名のとおりコオロギとキリギリスを足して2で割ったような昆虫。
夜行性で、夜になると樹上を徘徊して他の昆虫を捕らえたり、樹液に集まったりする。日中は、樹上で葉を重ねあわせて巣をつくり、その中にかくれている。
ところがこの日はどういうワケか昼間に出てきて樹の幹でじっとしてました。


ホソヘリカメムシ カメムシ目 ホソヘリカメムシ科
大きさ 14-17mm
茶色で、後脚が長い、スマートなカメムシ。
エンドウ、インゲン、ダイズなどを食害する。
成虫は、飛ぶとアシナガバチに似ている。
モリチャバネゴキブリ(森茶翅蜚蠊)ゴキブリ目 チャバネゴキブリ科
チャバネゴキブリなどに代表される都市型のゴキブリではなく、森林性のゴキブリです。


ヤマトフキバッタ バッタ目 バッタ科

短く茶色い翅を持った、飛ぶことのできない、青いバッタ
この仲間は、移動距離が短いからか、種の分化が進んでおり、分類上たくさんの種類に分けられている。

ジガバチ(同じ個体です)
 

ジガバチは最近サトジガバチとヤマジガバチに分けられましたが、両者はたいへんよく似ています。
写真のジガバチもどちらかですが、どちらであるかは分かりません。
と、虫に詳しい観察会メンバーに教えていただきました。

「あそぶ」   田中荘介

空地も多かった
赤トンボもヤンマもたくさんいた
ヘッサンという年長の子が
リーダーで
戦争ごっこをして
日が暮れるまで遊んだ
捕虜になったり
戦闘機になったりして
ブタ池と呼ばれる
遠くまで行ったこともある
ドジョウも青大将もいた
青大将をつかんで
ふりまわす子もいた
汗だらけになって
ときには運河に入って泥まみれで
家に帰ってきた

↑ 道草さんからいただきました。


クララの実を撮影しました
【一人観察会】➱こちら
に追記しました、どうぞご覧下さい。

真夏の木津川河川敷(お花と虫の観察)

2012-08-16 | 
この夏、偶然にも同じ場所を植物観察で三度訪れました
7月7日(やましろ里山の会・植物部)
7月22日(木津川市植物同好会)
7月28日(個人的に)
暑い暑い真夏の木津川河川敷です。
京田辺市玉水橋から木津川左岸を少し下流に歩きサイクリングロードを河川敷に下りて行ったところです。
河川敷の中のお花畑のように思いましたこちら

ちょっと日にちがずれますと、出合うお花たちの顔ぶれも、ちょっと変わってきますね。
オオフタバムグラの可愛いお花、ちっちゃいお花なんで撮るには難しかったです

オオフタバムグラ(大双葉葎)アカネ科


オオフタバムグラは北アメリカ原産の帰化植物です。 
生育場所は海岸や河川敷などの砂地を好むようです⇒ナルホドです。

『木津川市植物同好会』での観察会の時アカメガシワの花外蜜腺というのを教えていただきました
「ここに虫がきてますね、花にきてるのなら解りますが・・・なぜでしょうか?」
「エッ!はぁ?」
「ココに蜜腺があるんですよ、花の外の蜜腺で花外蜜腺といいます、アリがよくきてますね、アリが寄って来ることで毛虫が付かない、ということでアカメガシワは工夫してるんですねぇ」


2009.6.4 山城森林公園

この日はたまたまヒメジュウジナガカメムシが訪れていました。
ヒメジュウジナガカメムシ

ホラちゃんとね・・・

カメムシ目 ナガカメムシ科
大きさ 8mm前後
鮮やかな朱色と黒色に塗り分けられた印象的なデザインのカメムシ。
(いっぺん見たら忘れませんね)

オニグルミ(鬼胡桃)クルミ科


「何でこんなところにオニグルミがあるんでしょうか?」
「どっかから流れてきたんかしら?」
「コレは谷筋に居る木なんです、上流の谷筋から流されてここ(河川敷)まで来たのでしょう」
「あらぁ!実が生ってるぅ」「この実は食べれる?」
「食べられますよ、もっと熟してきたら、周りの果皮を腐らします、中の実を干して炒ったりして食べるんですよ」
オニグルミは4月の終わりから5月にかけて花を咲かせますこちら

オニグルミの実を撮っていたら小さな虫を発見(上の写真の矢印)

ベッコウハゴロモ大きさ (翅端まで)9-11mm


このように、お花を撮っていると虫たちにも目が行きます。
どの虫たちも木津川河川敷で出合った虫たちです。

ヒラヤマアミメケブカミバエ ミバエ科

体長3.5~4mm。

ミバエの仲間は、実(み)に限らず、植物組織内に卵を産み、幼虫は周囲の組織を食べて育ちます。
ヒラヤマアミメケブカミバエはヨモギの茎の先端に虫えい(虫こぶ)を作って育ちます。

ラミーカミキリ(Ramie髪切)コウチュウ目(鞘翅目)カミキリムシ科

体長:10~20mm

(今年の夏はこのカミキリムシによく出合ってますねぇ)
大阪市立大学付属植物園⇒こちら
南山城村童仙房⇒こちら

ツメクサガ チョウ目(鞘翅目)ヤガ科


大きさ (開張)32-35mm

「幼虫の食草のムラサキツメクサにツメクサガ、いい写真ですね。」
「アリガトウございます」

ナカグロツトガ チョウ目 ツトガ科

翅をたたんで棒状になってとまっているところです。

マメコガネ(豆黄金)コウチュウモ目 コガネムシ科

大きさ 9-13mm

キレイな色のカワイイ虫!と思いましたが、結構農作物を食い荒らすらしい、日本在来種だが、移入した北アメリカで繁殖して大害虫となり、"Japanese beetle"(ジャパニーズ・ビートル)と呼ばれて嫌われている。
と言うてもアメリカに移入したのは1910年代の頃のこと・・・

キマダラコヤガ ヤガ科

大きさ (開張)21-24mm

前翅は黄色に黒い線と点の斑紋があり、明瞭な色彩が引き立って綺麗。
キマダラコヤガに初めて出合った時こちら

ホソハリカメムシ カメムシ目 ヘリカメムシ科

大きさ 9-11mm

淡褐色で、やや細長いカメムシ。胸部の両端が鋭く尖っている。
メヒシバ、エノコログサ(↑ナルホドです)など、イネ科の植物でよく見られる。水田のイネも食害する。

虫たちの写真が溜まってるんで、あともう少し紹介します。続く・・・

南山城村(童仙房・野殿)~虫たち~

2012-07-19 | 
童仙房にマツブサのお花に逢いに行って空振りに終わり➱こちらそれでもめげずに虫たちは居ないかな?と。

モートンイトトンボ(Mortonイトトンボ)イトトンボ科 モートンイトトンボ属




大きさ:約26mm~28mm

モートンイトトンボ
雄の腹部は尾部にいくほど、オレンジ色が濃くなります⇒ハイそうですね、
平地や丘陵地の湿地などに生息しており、5月から7月下旬ころまで見られます⇒確かに、池の淵に居ました。
この名前はイギリスのとんぼ学者Kenneth J Morton (1858~1940)に捧げられたものです⇒ナルホド。

ホソミオツネントンボ(細身越年蜻蛉) アオイトトンボ科 ホソミオツネントンボ属



大きさ:35~42mm

ホソミオツネントンボ
低山地の水草の多い池などで見られる細身のイトトンボ。
トンボにしては珍しく、成虫のまま冬を越すので「おつねん」の名がついている。
春になると体色が青くなるが、冬の間は褐色なので、枯葉にまぎれて見つけにくい。

アサヒナカワトンボ♀


アサヒナカワトンボとニホンカワトンボは同じカワトンボ科でよく似ていますが、違いは ➱こちら

↓パキッとしたトンボの写真です
アサヒナカワトンボ


ニホンカワトンボ

↑の2枚の写真は観察会のメンバーからいただきました、アリガトウです。

 「小曲」  大木淳夫 
想ひ
かすかに
とらへしは、

風に
流るる
蜻蛉(あきつ)なり。

霧に
ただよふ
おちばなり。

影と
けはひを
われは歌ふ。

↑ 道草さんよりいただきました。



ヒョウモンエダシャク(豹紋枝尺=豹柄の尺取虫) チョウ目 シャクガ科

大きさ (開張)41mm~50mm

ヒョウモンエダシャクの一番の特徴は、なんといっても毒を持っているということ。
幼虫のときにアセビを食べるそうなんです、このアセビの毒が体内に蓄積されてる。アセビは漢字で書くと馬酔木、馬でも葉を食べると酔ったようになるというほどの毒性があるので、他の生き物は近づかない、それが何故かヒョウモンエダシャクだけは平気らしい。おかげで、ヒョウモンエダシャクも鳥や他の生き物に食べられることなく安全に暮らすことができる。人間を刺したりするようなことはないだろうけど、あまり触らない方がいいかもしれない。

アミガサハゴロモ(編笠羽衣)の幼虫 半翅目 ハゴロモ科


マミジロハエトリ♂(眉白蝿捕)ハエトリグモ科



大きさ♂:6~7mm

マミジロハエトリ
黒色の頭胸部の前方に白い横線がある小型ハエトリグモ。
頭胸部は黒色で、♂は眼の上に白い横条が見られる
正面の2個の大きな目が目立つ小型のクモ。その名の通り、ハエ類を含む小型の虫を主食とする益虫である。捕獲用の網を張らず、歩き回りながらハンティングをする徘徊性のクモである。

ヒメカメノコテントウ  甲虫目 テントウムシ科

体長3.5mm~5mm


↑ ヒメカメノコテントウの幼虫
成虫・幼虫とも植物に付くアブラムシを食べる。

ラミーカミキリ(Ramie髪切)コウチュウ目(鞘翅目)カミキリムシ科


ラミーカミキリに(6/17大阪市大植物園で出合って以来の➱こちら)再会です
薄青色と黒色にきれいに色分けされたカミキリムシ。体表にはビロードのような材質感がある(らしい)
もともと日本にいた種類ではなく、明治初期に中国大陸から輸入されたラミーという植物にくっついて入ってきたらしい。
成虫はラミー、カラムシ、ムクゲなどの葉や茎を食べる。幼虫もこれらの植物の茎や根を食べる。
掲載のすべての虫たちの写真は2012.7.04 南山城村童仙房・野殿にて撮影

【おまけ】


祇園祭の日(7月17日)の午前11時、気象庁(各気象台)から関東甲信、東海、近畿、中国・四国で梅雨明けしたと見られると発表がありました。
「梅雨明け10日」といって、
梅雨明けしてしばらくは、太平洋高気圧が張り出して安定した晴天が続くものですが、今年は太平洋高気圧がすっぽりと日本付近を覆う形ではありません。
一部では強く、一部では弱く(沖縄付近に低気圧があるように)...となりそうです。
このため、晴れはするけど「にわか雨や雷雨に注意が必要」「湿った空気の流れこみ(台風など)をブロックしづらい」という弱点もあります。
ともあれ、早い真夏の到来!暑さに気をつけて楽しみましょう!!
けど、熱中症⇒こちらにはくれぐれもご注意のほど



ロンドンオリンピック

2012-07-13 | 
ロンドンオリンピックの開幕(7月27日)まであと2週間。
なんだかワクワクしてきますね、アスリートの皆さんの心境と言うのはワクワクでは済まない事でしょう。4年に一度のその日のために彼らは調子を上げたり落としたりしながら最高の状態で本番を迎えるためのコンディションを調整するんだそうです。いつも頑張っていればいいというワケではなく、今は調子を落とす時期、そろそろ上げていくとき、そんな高度なコンディション調整が一流のアスリートには可能なんですね。
金メダルが期待される一人、ハンマー投げの室伏広治選手は中国の歴史書「後漢書」の言葉を座右の銘にしているそうです。
激しい風が吹いてはじめて本当に強い草が見分けられる
『人の心の奥底に秘める意志や信念の強さも困難の中に置かれて初めてわかる』という意味の言葉です。
後漢書:范曄(はんよう)著 王覇伝(おうはでん)劉秀(りゅうしゅう)より
「疾風勁草(チー・フォン・チン・ツアオ)」
 「疾風に勁草を知る ( しっぷうにけいそうをしる )」 
川井郁子 モーニングエッセイより。

チュウガタシロカネグモかな?
シロカネグモ属の仲間は水平に網を張り、中央は空間がある⇒ハイそうやね。





チュウガタシロカネグモには腹部の前方に1対の黒斑があることから・・・
この部分がハッキリ撮れてないんです
脚に透明の緑の部分があるように見えます
コシロカネグモかな?





ウチの庭に居ました
ただ今、問い合わせ中デス。

「チュウガタシロカネグモのように思いますが、家の庭なら、もう一度正面から撮り直したらどうでしょう。」
ハイ 今朝、取り直してきました




チュウガタシロカネグモですよね?