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世界の果ての通学路

2014-05-10 | たまには映画も観たいわね

昨日の外出は、またまた旅行!と思われた方もいらしたようですが・・
実は、久々に観たい映画があって、銀座に出かけました


ケニアのジャクソン君(11歳)は7歳の妹と、キリンやシマウマ、象も出没するサバンナを歩き
片道15㎞の道のりを2時間かけて通学し、両親は二人が無事に通学できるよう毎朝祈ります
サミュエル君の将来の夢は、パイロットになって世界を空から見ること

アルゼンチンのカルロス君(11歳)は、アンデス山脈の人里離れた羊飼いの息子
大人になっても、生まれ育った地を離れず、獣医になって貢献したいと
5歳下の妹と馬に乗って片道18㎞の道のりを1時間半かけ通学しています

モロッコのザビラちゃん(12歳)はアトラス山脈の辺境の村に生まれ育ったベルベル人
月曜の早朝、友達と3人で片道22㎞を4時間かけて全寮制の学校に行き金曜の夕方帰ります
字が読めない両親や祖母は、医者を目指す彼女を全力で応援しています

足に障害を持つインドのサミュエル君(13歳)は、二人の弟にボロボロの車いすを引いてもらい
将来は自分のように障害を持つ子を助けたいと、片道4㎞を1時間15分かけて通学しています

世界には、時には危険と背中合わせの遠い道のりも厭わず通学する子供がいる驚き
それは現代の子供ばかりか、もう何十年も前に子供だった私たちでさえ味わったことのない
学ぶことの「至上の喜び」なのでしょう
「バスで」とは言え、アトラス越えをしたばかりなので、そこを歩く過酷さは容易に想像できます
彼らが無事に学校に行きついたシーンでは、まるで彼らの親にでもなったように安堵しました





於・シネスイッチ銀座

世界の果ての通学路 公式サイト

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