宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

宮代町この1年(下半期)

2010年12月31日 16時38分44秒 | 宮代ニュース
異常気象は下半期も続き、降雹があったり猛暑だったり。このため、農産物には明暗も。明は少なく暗の部分が多く、農家の高齢化とあいまって、農業をやめる動きを加速させているともいえそう。

宮代町ではギョウザサミットへの参加やハナレンジャー・國府田マリ子さんなど宮代町外交官が活躍したほか、杉戸町ではスギピョンの誕生、福島県富岡町との友好都市提携など、まちおこしへの取り組みが目立った。ハナレンジャードロップが販売早々売切れになるなど、意外なものが化ける可能性も示した。

行政面では、東洋大学のPPP研究センターから「宮代町公共施設・インフラの更新のあり方の研究」の報告書が出され、公共施設のこれからのあり方に大きな一石を投じた。




下半期の主な出来事は次の通り


7月
16日梅雨明けを思わせる夏空が広がる 稲が出穂
18日東粂原の畑でサツマイモが開花
26日26日夕、落雷、突然の雨と共に30分以上1時間近くにわたって断続的な降雹
28日都市計画税導入をメインテーマとするタウンミーティングなどを町内6箇所で開催延べ154名が参加と報告
8月
5日はらっパーク宮代で「全日本医科学生アーチェリー競技大会」が開催
6日カンボジアと日本の子どもたちの交流会が笠原小学校の体育館で行われる
7日23年6月の完成を目途に春日部市に新設の「東部地域振興ふれあい拠点施設」の建設工事に着手
7日幸水梨の収穫・販売が始まる。春先の天候不順と季節はずれの降雹などの影響でる
9日「ふしぎ調査隊(宮代町の小学生)」が日本工業大学でさまざまな実験にチャレンジ
17日「みやしろ戦隊ハナレンジャー」をはじめ埼玉県内のご当地ヒーローが「埼玉ご当地ヒーローズ」を結成へ
24日25日稲刈り始まる。作付け品種によって明暗も
28日埼玉県の「青少年夢のかけはし事業・日本工業大学のおもしろものづくり教室」が行われる
30日身代(このしろ)神社脇の身代池周辺が親水性のある空間として整備へ
9月
2日2001年9月1日にオープンした「新しい村」は9月を「10周年と来村200万人」の感謝月間として各種イベントを実施
2日日本工業大学が昨年誕生させた二足歩行ロボット(大型ヒューマノイドロボット)の名前が「ニコット」に決定
6日東武動物公園の小獣舎の入口にミニ水族館がオープン、来園者の人気となっている
9日彼岸花の開花が大幅に遅れた
12日日本工業大学 本館玄関のリニューアル工事進む
17日杉戸町は自慢の土産品を賞味してもらおうと「よってけ市」を開催
18日国の登録有形文化財に指定の岸本家住宅主屋(幸手市)の移動工事が行われ4mを約30分かけて建屋ごと曳かれた
18日東武動物公園のライオン舎、「PRIDE OF LION(プライド・オブ・ライオン)」に新たに2頭の雄ライオンが加わった
20日敬老の日の20日、東武動物公園では日本最高齢のホワイトタイガーの長寿を祝って肉のケーキをプレゼント
27日宮代町議会は来年度からの都市計画税導入条例案や図書館の指定管理者など24議案をいずれも可決・承認
27日宮代町でも10施設13箇所に埼玉県が積極推進の「赤ちゃんの駅」を設置へ 
27日宮代町外交官の國府田マリ子さんは「みやしろ戦隊ハナレンジャー」のテーマソング「心優しき戦士たち」が収めたオリジナルアルバム「you'remy special」をリリースした
10月
2日日本工業大学が学生のものづくり・デザインコンペティション「全日本学生フォーミュラ大会」に初参戦の報告会
19日西粂原の古刹・宝光寺(釈尾 俊光住職)の本堂の新築工事に伴って宮代町郷土資料館が調査
11月
3日杉戸町と福島県富岡町は友好都市協定書及び友好都市協定に基づく合意書に調印し友好提携関係を結んだ
3日杉戸町の新しいマスコットキャラクターに「すぎぴょん」、町の宣伝大使に女性お笑いコンビ「北陽」の虻川美穂子さん
5日日本工業大学「ビジネスプランコンテスト」の初の宮代町長賞に鈴木君の「キャラクター彫刻したガラス絵・グラスの販売」
6日『第2 回エコ大学ランキング』で私立大学の部第1位に日本工業大学が輝いた
13日日本工業大学の学生環境推進委委員会と宮代町の中高校生で結成するMIYASHIROエコ☆スターズが共同で町内清掃作業
14日埼玉県宮代町のはらっパーク宮代で久喜地区消防組合消防特別点検が行われた
16日宮代町地域は厳しい冷え込みとなり、田や畑に初霜
24日宮代町監査委員会は一部住民から出されていた町職員不祥事の懲戒処分に対する監査請求を棄却の決定
25日東洋大学PPP研究センターが「宮代町公共施設・インフラの更新のあり方の研究」の報告書をまとめ、提言
27日宮代町は町外の「ふるさろ納税」者に、12月31日までの”クリスマス特別企画”として、1万円の寄付で新しい村「森の市場 結」で利用できる商品券6000円相当分を贈るキャンペーン
30日國府田 マリ子さんが母校の東小学校で「歌とお話の会」
12月
2日生産農家支援の輪 宮代町でも、町職員などを中心に「かがやき」応援団の動きをスタート
6日古利根川にアメリカヒドリ
12日宮代町商工会は特産の巨峰の果汁入り「ハナレンジャー」ドロップを開発、アンテナショップ「みやしろ館」で販売
18日國府田マリ子さんのカウントダウンリードで町民等の手作りによるイルミネーション約50基にあたたかな灯を点す点灯式が盛大に行われる
23日梅がほころび始めた


宮代町この1年(上半期)

2010年12月30日 20時25分23秒 | 宮代ニュース
宮代NOWではこの1年、「元気な宮代町」「自然溢れる宮代町」「いきいき宮代町」情報を中心に発信してきました。そのうち上半期(1月~6月)の主な出来事をまとめてみました。

上半期の宮代町は、極端な天候不順に翻弄された。暖かい日があったかと思えば、季節はずれの雪。こうした天候の激変は、草花の開花にも影響を与えたが、下半期に農作物への影響という深刻化した形で表面化した。

政治的には、庄司町政の初予算となったが、宮代外交官など「宮代町をPR」すると言った外向きの施策が目立ち、内向き的には東武動物公園駅西口の再開発、道仏土地区画整理事業といった懸案事項の完遂という前榊原町政からの宿題を処理するために、どう資金を捻出するかがポイントで、水道料金の値上げに続いて都市計画税の導入方針など、町民に負担を求める策とならざるを得なかった。

町外では久喜市が合併によって新久喜市となり、久喜宮代衛生組合、久喜地区消防組合など、一部事務組合の運営をどう新市と調整していくのかという難しい判断を迫られたが、当面、運営をギクシャクするようなような事柄が発生する見通しでないことから、特に大きな問題も無く推移し、先送りといったところ。



上半期の主な出来事は次の通り

1月
2日東武動物公園ホワイトタイガー舎前で岩手県釜石市に伝わる伝統芸能「釜石虎舞」が披露され、「寅年」のスタート
6日春の訪れを告げる梅の花がほころび始める
7日東武動物公園では、国内最年長のマレーバク「ペーター」君(29歳)に子どもたち手作りの七草粥が贈られる
10日408名が新たに大人の仲間入りをした。
11日希少な鳥「ケリ」を確認さ
13日埼玉県「インフルエンザ流行発生警報」を解除、収束へ
21日各地で1月の観測史上最高の気温を記録。埼玉県でもさいたま市が18.7度と史上最高、宮代町地域も17.0度と4月上旬並み。
23日自治会活動の活性化と情報交換をはかるため「自治会講演会」を開催
2月
5日幸手権現堂堤のスイセンが、雪の影響で倒伏
6日東武動物公園 アカゲザルに「リンゴ」や「ぬか」なを入浴剤にした露天風呂をプレゼント
7日強風が吹き荒れ、宮代町の福祉医療センター「六花」前の街路樹が根元から折れる
9日今年最高。一転、4月下旬の桜が散る頃の陽気に
15日東武動物公園で開園以来親しまれてきたミニコースター「クレージーマウス」が老朽化で廃止
18日「ティーエムオーみやしろ」が宮代町に支援を要請
18日平成23年度内を初年度とする「第4次宮代町総合計画(10ヵ年計画)」の策定作業に着手
19日「宮代町子ども環境会議」が小冊子「エコバックで買い物を!」を作成し、町長に町内各家庭への配布を依頼
20日健康福祉課を保険健康課と福祉課に分割へ 宮代町(4月1日付け)
25日新しい議長に小河原正氏を副議長に中野松夫氏を選出
26日庄司・宮代町町長「『小さくてもキラリと光る』町を目指す」と平成22年度の施政方針
27日パパ・ママ応援ショップin宮代2010が開かれる
27日宮代郷土資料館の郷土史講座「日光街道の宿場を学ぶ・歩く」を開催
3月
1日ウグイスの初音が聞かれる
14日旧齋藤家住宅の座敷に「つるし飾り
21日宮代町でソメイヨシノが開花 昨年より1日遅く、一昨年より3日早い
23日3月定例議会 水道料金の値上げ案を賛成多数で可決
25日副町長に真砂和敏(まさご かずとし)氏就任
26日3月定例議会 庄司町政の初予算を可決
28日宮代町郷土資料館に郷土の偉人・島村盛助コーナー開設
29日季節はずれの雪
4月
2日前日までちらほらだったソメイヨシノが一夜で開花、2分から4分の開花状況となった
3日春日部市大字内牧字谷向の東雲山樂應寺で12年に1度だけ本尊の薬師仏をご開帳する「御開扉」
8日ツバメの飛来を確認 昨年より17日遅い
10日国民年金総合健康センター「春日部エミナース」が民間経営に移行しリニューアルオープン
17日記録的に遅い積雪 梨畑の防虫ネットが雪の重みで倒れるなどの被害
20日東武動物公園 「東武スーパープール」のリニューアル工事に着手
25日田植えが始まる
5月
15日久喜市の合併を記念する「第5回久喜総合文化会館フレンドシップデー」が開催 巨大ロボットカブトムシが新市の誕生を祝福
16日町議会議員と町民が当面する諸問題について直接意見交換を行う「議会懇談会」開催
27日巨峰の花がやっと開花 昨年より10日ほど遅い開花確認
28日市民活動スペースに6月19日オープン予定の「みやしろ未来カフェ」のオープン前プレイベント開催
6月
4日圏央道久喜白岡ジャンクションと幸手インターチェンジ間8.7kmのうち宮代町内部分の上部工建設工事を開始
6日埼玉県下のトッププレ-ヤーが競う第22回埼玉県グラウンド・ゴルフ夏季大会がはらっパーク宮代で開催
8日宮代町町議会基本条例策定特別委員会を設置 1年かけ策定へ
10日声優で歌手の國府田マリ子さんと俳優の片桐 仁さんを宮代町を積極的にPRしてもらう「宮代外交官」に任命
17日雲の虹 環水平アーク現象を確認
19日杉戸町でキャンドルナイト開催
24日自然豊かな宮代町の爽やかな風を身体で丸ごと感じてと電動アシスト付き自転車のレンタサイクル事業をスタート
25日宮代町、東武鉄道、UR都市機構の3者 東武動物公園駅西口整備基本計画をまとめる 住民説明会開催


年末の売出しに買い物客にぎわう 宮代町新しい村・杉戸町晦日市

2010年12月29日 17時08分46秒 | 宮代ニュース
宮代町の新しい村では27日から「年末大感謝祭」を開催中だが、29日も、正月用の新鮮野菜を求めて多くの人が訪れていた。



新しい村の販売は明日30日まで、新年は5日からの営業とあって、大量に買い求める人が多く、買い物袋はどれもはちきれんばかり。



また、新しい村人気の花卉、正月用の花を買い求める人も多く見られた。



新しい村のこの時期の旬と言えば「イチゴ」。とれたての新しい村育ちの「紅ほっぺ」が人気だった。



なお、新しい村では明日30日、宮代産のそば粉を使った「年越しそば」の販売を行う予定。



一方、杉戸町では毎月第一土曜日に開催している「くすのきエコDAY」の特別売り出しとして「晦日市」を29日開催、こちらも野菜などを求める人で賑った。



風が強かったため、ちょっと寒い感じだったが



年末という熱気がそれを吹き飛ばし



野菜など農産物に手を伸ばす人が多かった。


宮代町の日本工業大学でヒマワリが年越し

2010年12月28日 17時05分30秒 | 宮代ニュース
ヒマワリと言えば夏の花の代表で、季語は夏。にもかかわらず宮代町の日本工業大学では年の瀬の12月28日、御用納めというのに、元気にヒマワリが花をつけ、このまま越年するのは確実な勢い。



冬のヒマワリと言えば沖縄県北中城村が、村おこしとして「ひまわりIN北中城」(1月22日(土)~2月6日の土日は出店なども)を開催するなど、沖縄では見ることができるが、関東地方ではこの時期のヒマワリはかなり珍しい。


このヒマワリを育てているのは日本工業大学電気電子工学科の森田研究室。通称・森田重工。
森田重工は、あらゆる産業分野への広がりと国際化が進展する中で、電気・電子工学の技術者として自分の歴史観・世界観を備えた文系的理系視点が求められるとして、そうした活動に積極的に取り組んでいる。



直接的な研究・開発はもとより、「KJ法実践合宿」や「定期的なノミニュケーション」といったメンバー間交流、学内及び宮代町のイベントなどへの積極参加や杉戸町の上原農場での不耕起水稲栽培の実践といった地域社会とのかかわりなどさまざまな取り組みを行っている。



その森田研究室の前庭に赤大根などの野菜と共に冬のヒマワリが咲いている。



ヒマワリは霜に弱いとも言われているが、いまのところ、このヒマワリは元気で、越年するのは確実な状況。


着きスギ 多スギ 注意しスギることはない 宮代町の杉花粉

2010年12月27日 19時38分13秒 | 宮代ニュース
「今シーズン(来春)は厳重な注意が必要」「花粉症対応をしスギということは無いほど飛散は多そう」というのが印象。宮代町の杉の木の雄花の状況を27日、チェックしてみたが、過去に例を見ない雄花の多さという感じで、年明け以降の花粉症が非常に心配される感じ。



例年だと木によってはこの程度の雄花が着いているものも見られたが、今年は、ほとんどの木がいっぱいの雄花を着けており、密度がかなり濃い感じを受けた。



また、雄花のふくらみも大きく、一つひとつにかなりの花粉量がありそう。



これは、宮代町の7箇所20本余の杉の木を見ての感想だが



埼玉県では11月24~29日の間に行ったスギ雄花着生調査の結果から「来春のスギ花粉は、ここ10年間で最大!! 」と発表し、



「今年度の推定スギ雄花着生量は、ここ10年間で最大量であり、過去9年の調査平均値の2.25倍で、昨年度の2.5倍となりました。 このため、来春の花粉飛散量は花粉症のひどかった平成17年春を超え、「例年より非常に多い」と推定されます」としている。



杉の花粉量は一般的に「前年夏の日照時間や気温などに影響され、日照時間が長いと光合成が活発となり、花粉を生む雄花が増加する」と言われており、今年の夏の高温や日照時間の長さなどからも「来春はスギ花粉が大量飛散した平成17年と同等か、それ以上に飛散する可能性がある」とされている。



ただ、花粉の飛散は飛散時期の天候や風向きなどに大きく影響されるため、今後の天候次第という面もあるが、準備をしすぎるということはないように思われる。



ところで、杉というと花粉症、したがって雄花だけが注目され、マスコミなどでも紹介されるのは雄花ばかり。でも、実を結ぶには雌花があってこそ。杉にカメラを向けていると「雄花だけでなくこちらにも目を向けて」と雌花から実になっているものが主張しているようだったので、紹介します。