宮代町の田で珍しい鳥・ケリやタゲリが餌をついばんでいる姿が見られ、散歩の人の中には足を止めてその様子に目をやる人も。
(ケリ)
(タゲリ)
ケリは埼玉県でも繁殖が確認されているが、かなり少なく、埼玉県のレッドデータブックでは、繁殖鳥としては「絶滅のおそれのある地域個体群」に、越冬鳥としては「絶滅危惧ⅠB(1B)類」とされている。
宮代町の田には時々現れているが
近年は、毎年見られるようになっている。
今年は、番なのか、二羽で仲良く餌をあさる姿が見られている。
飛んでいる姿は鮮やかだが、田に降りると目立たず、わずかに胸の白さと長い足が目に付く程度の地味な鳥。
一方、その特異な姿で人気なのはタゲリ
頭の羽は独特で、散歩の人にもカワセミに次いで人気があるようだ。
この鳥も埼玉県では越冬鳥として「準絶滅危惧」となっている。
群れを作って飛ぶ姿等も見られていたが、近年では数羽程度の確認にとどまっている。
この日は、番なのか二羽で仲良く歩いている様子が見られた。
カメラを向けると、警戒しながらも
羽を広げてくれる
サービス振り。
と思ったのだが・・・。
どうも、飛び立つ前の準備体操でもあったようだ。
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