「リュウじいちゃん長生きしてね」 東武動物公園で日本最高齢のホワイトタイガーの長寿を祝う会開催

敬老の日の20日、東武動物公園では日本最高齢のホワイトタイガー・リュウじいちゃんの長寿を祝って、来園した子どもたちが作った肉のケーキがプレゼントされ、リュウじいちゃんは目を細めながら美味しそうに食べた。



東武動物公園のホワイトタイガーのリュウ爺さんは、現在19歳。人間の年齢にすると90歳から100歳といったところ。



そうしたリュウ爺さんの長寿をお祝いし、益々長生きしてもらおうと、敬老の日の20日、リュウ爺さんの長寿を祝う会を開催したもの。



リュウ爺さんの舎の前にはメッセージボードが設置され



さまざまなメッセージが寄せられた。









また、午後3時30分からは、リュウ爺さんの長寿をお祝いしたいと応募した3組の親子が、リュウ爺さんの好物の馬肉や鶏肉などによる特製の肉ケーキをつくり、プレゼントした。







最初は様子をうかがっていたリュウ爺さんも、美味しそうな肉ケーキをペロリと。



「うん、美味しい」と3つの肉ケーキを等分に食べる配慮を見せるなど、高齢者ならではの気の使いようを見せていた。



ところで、虎の寿命は自然界では15・6歳程度、環境が良いところでも20歳程度とされている。



こうしたことから、リュウ爺さんも日頃は舎の中で、定位置にごろりと横になって、うとうととしていることが多く



歩きもかなりゆっくりとした感じ。



しかし、20日は皆のお祝いがよほど嬉しかったのか、肉ケーキにむしゃぶりつくなど存分のパフォーマンスを披露してくれた。



東武動物公園では、健康に留意しながら、温かく見守り、長寿の記録をどんどん更新していって欲しいとしている。