宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

埼玉県宮代町の東武動物公園が累計入園者4000万人を突破

2011年07月31日 20時48分41秒 | 宮代ニュース

7月31日、東武動物公園は開設から30年余で累計入園者数が4000万人を突破、同日訪れた入園者(4000万人目以降4000人)に記念のハンドタオルがプレゼントされた。

開設30年と4000万人突破というダブルのおめでたに、初代園長の西山さんが愛した「カバ」も「ありがとう」の挨拶。

東武動物公園は、埼玉県南埼玉郡宮代町に1981年3月28日に誕生。動物園と遊園地の両方を併せ持つハイブリッドレジャーランドとして、多くの来園者を迎えた。

来園者のニーズや時代の流れを見ながら、施設や動物の見せ方なども、適時変化させ、多くの東武動物公園ファンを魅了する施設となっている。

こうしたことから、30周年という節目の年に、4000万人という節目の来園者を数えたわけで、二重のおめでたとなった。

東武動物公園の正面玄関とも言うべき東ゲートをくぐったところでは、4000万人を突破した31日も、東武動物公園のシンボルとも言うべきカバの親子が来園者を迎え、記念撮影の場を提供していた。

園内では、水上ジェットコースター「カワセミ」から歓声が響き

動物たちも盛んに愛嬌を振りまき

藤棚の藤も季節を忘れてお祝いの開花。

 西ゲート入り口には、メッセージボードが設置され、

入園者らがお祝いのメッセージを書き込んでいた。


被災地に届けよう「元気」 伝統と活気の和戸宿夏まつり

2011年07月31日 00時17分37秒 | 宮代ニュース

地域の祭りとしては宮代町でも古い伝統と賑わいを誇る和戸宿の夏まつりが30日、和戸駅前を中心に開催された。

昼の部の子どもたちの祭りに続いて夕方からは、盆踊りと御輿の町内巡行。

30日は、天気が心配されたが、そんな空を吹き飛ばすような元気な声が響いた。

和戸宿の夏まつりは「一生に一度の新成人の御輿担ぎ」が儀式。

担ぎ手の新成人の紹介と

シャンパンでお祝いに続いて

いよいよ、御輿巡行。

町内を勢い良く担ぐ

中には、気持ちだけ新成人。これもOK

しかし、息があがる

一方、駅前では、踊りのスタート

祭り太鼓に合わせて

和戸宿名物「銭太鼓」

気分は若く

手さばき鮮やか

銭太鼓の息があがったところで、次の銭太鼓候補の子供たちが舞台を占拠

踊る、踊る。勝手にアンコールで踊る。

つられて学生も踊る。

つられて大人も踊る。

景気が付いたところで、盆踊りのスタート

大人も子どもも

伝統の和戸宿夏まつり、

いずれの踊り手も達者

引き継がれる祭り

太鼓の音を一段と高く

盆踊りの輪は続く


打ち上げ成功手作りロケット 日本工業大学スチューデントラボ第9回中学生科学教室

2011年07月30日 23時11分49秒 | 宮代ニュース

日本工業大学の夏休み恒例の「中学生科学教室」が30日、同大学で開催され、参加の中学生らが手作りロケットに挑戦した。

 

午前中に手作りしたロケットを

午後には、同大学のグランドで、発射実験。

空高くあがったロケットに中学生らは興奮の面持ち。

さらに科学と工作への興味をかきたてられたようだった。

講師を務めたのは、茨城県古河市で草の根の科学教室を開催しているボランティア組織「総和おもしろ科学の会」のメンバー

同会は、PTAの親父の会が発端で、地域のお父さん達が理科の実験ショーを通じて子供達と触れ合おうという目的の会。

学校ではなかなかできないようなおもしろ実験や科学教室を開催し、人気となっている。

日本工業大学の「中学生科学教室」は、中学生にものづくりの興味を高めてもらうと共に科学的な目を育んでもらおうと毎年、夏休みに開催し、今年で8回目。

今年のテーマは「手作りロケット」で、中学生にはちょっと難しいテーマにも見えたが、子どもたちとの実験を通じて蓄積したさまざまなノウハウを持つ「総和おもしろ科学の会」が講師ということで、興味深く教室が進められた。

紙筒やバルサ材を用いてロケット本体作り

発射装置やロケット回収用のパラシュートなどをセットしてロケット本体の出来上がり。

午後からは、フィルムケースを用いた「バブロケット」やペットボトルを利用した水ロケットなどの発射実験。

水ロケットが飛びすぎて約20mの建物の屋根に消えるというハプニングも・・・。

ということで、グラウンドに場所を移して、発射実験。

あまりの飛びの良さに、中学生らは興奮気味。

自分で作ったロケットを発射させて飛びを確認。

ほぼ全機が5秒ほどの飛行の後、無事に回収された。

中学生らは、さらに興味を深めたようで

講師の先生に「水ロケットを作って、水の量と飛び方の関係実験」を行なうにはなどの質問を行なっていた。

なお、日本工業大学大学では、夏休み中、8月4日には「第9回関東地区リフレッシュ理科教室」、8月6日には「日本工業大学スチューデントラボ第11回親子ものづくり教室」、8月27日には「日本工業大学のおもしろものづくり教室」など、子どもたちを対象とした科学教室が開催される。


地域の絆 住民、商店会、大学が一体となってサマーフェスタ 宮代町・大学通り商店会

2011年07月29日 21時27分32秒 | 宮代ニュース

宮代町の大学通り商店会によるサマーフェスタが29日、食品を中心としたスーパーマーケットチェーン・ライフ宮代店駐車場で開催された。時折、小雨がぱらつく天候だったが、商店会、日本工業大学、地域住民が一体となった祭りとなり、多くの人が楽しんだ。

地域の商店街がシャッター通りとなる例が多い中で、大学通り商店街は、宮代町のなかで今、一番頑張っているとも言われている。

その理由は、日本工業大学のある商店街として、学生を意識した活動が行なわれている点。

こうした中で、今年のサマーフェスタは、日本工業大学の学生が祭りに積極的に参加、

9月に開催される全日本学生フォーミュラ大会に参戦する車のモデルが展示され、地域の人に応援を要請したり、

舞台上では、日本工業大学学生によるパフォーマンスが披露されたほか、

大学のサークルによる出店など

若いアイデアと活動に、訪れた子どもたちも大はしゃぎだった。

29日の宮代町は、時折、小雨が降る天気で、最高気温は28.5度(久喜アメダス)と昨日に続いて真夏日回避の涼しさ。

大学通りサマーフェスタが始まった午後3時頃には、一時雨もやみ、屋外イベントにはすごしやすい天気

会場では、出店やゲームコーナーや、宮代町が今秋予定しているハロウィンパーティのPR七夕飾りなど

さまざまな催し物が行なわれた。

舞台では、大学通り商店会のある地域の通学先である笠原小学校の生徒による校歌斉唱に

アンコールの拍手が沸き起こる賑やかさ。

また、宮代町のB級グルメ「みやしろ餃子」のPRソングを作ってくれた「スペシャオ餃子バンド」のミニコンサートも行なわれ

雨が降りだすなかでの「みやしろ餃子スピリット」の熱唱に大きな拍手。

なお「みやしろ餃子スピリット」の楽曲はYou Tubeにアップされている。

後半は、雨の中での祭りとなり、夜に入ると本降りとなってしまったが、楽しいサマーフェスタとなった。

なお、会場には庄司・宮代町長や坂巻・宮代町商工会会長をはじめ柳澤・日本工業大学学長も姿を見せ、産・学・官がこの祭りを盛り上げ、宮代町や日本を元気にしていこうとの姿勢をあらわしていた。

こうした、地域、大学、商店会のつながりは、8月1日、2日の両日行なわれる、日本工業大学夏まつりにも引き継がれる予定で

地域住民も大学の祭りにこれまで以上に積極的に参加していく動きとなっている。

東日本大震災後、地域の絆の大切さが見直される中で、宮代町では日本工業大学と地域のつながりが、一層緊密になっている。

 


宮代の田圃 ちょっと変わった花

2011年07月28日 17時32分01秒 | 宮代ニュース

宮代町の田圃は稲の花が咲き始めたが、その下を良く見ると、時々(めったには見られないが、田圃によっては)可愛い花に出会えるときもある。

あまりにも小さい花なので、ピンボケなのはお許しいただきたい。

この花は田圃によってはよく見ることができるが、小さすぎるので、良く見ないで通り過ぎる人が多い。

宮代町のおとなり、杉戸町では「虻ちゃん」の愛称で人気の、お笑い女性コンビ・北陽のボケ担当、虻川美穂子(あぶかわ みほこ)さんが杉戸町宣伝大使として活躍中だが、宮代町の田圃で開花中のこの花も「虻ちゃん」? もとい、「アブノメ(虻の目)」。

丸いその実が、虻の目に見えることかこの名が付いたといわれるが・・・。

昔は、比較的良く見られた水田雑草で「パチパチ」とも呼ばれていたようだが、近年では、除草剤などの影響で、少なくなったとされている。

埼玉県では準絶滅危惧種として扱われるている。

除草剤など、大量の農薬を使わずに耕作している田では残っている可能性の高い雑草で、田の環境の良好さを示す一つのバロメーターという見方もできる。

だから、この花にカメラを向けるときは、この田の米は安心して食べられるのだろうなーと、つぶやいたりして・・・。

このアブノメ以上に見ることが少なくなっているのが

ヒメシロアサザとみられるこの花。

宮代町の田では限定的だが見ることができる。ただ、この田でも昨年、除草剤が使われたようで、昨年はほとんど見ることができなかったが、今年はかろうじて・・・。