「議会懇談会」を開催 宮代町議会

宮代町議会議員と町民が当面する諸問題について直接意見交換を行う「議会懇談会」が16日、図書館ホールで開かれ、水道料金値上げなど活発な論議が行われた。



開かれた議会、議会改革は町民の声を聞くことからと、昨年から開催されているもので、今回で3回目。絶好の行楽日和の日曜日とあって、参加者が30名弱とちょっと寂しい感じではあったが、参加者からはさまざまな意見が出され、活発な意見交換となり、こうした「懇談会」の開催を高く評価する声も聞かれた。



いつもは、執行側に執拗な質問で食い下がる議員さんたちが逆に質問される立場になって、いつもとはちょっと勝手が違うのか、どう答えて良いのか考える場面も。




それでも。町民の意見はしっかりと聞き、これからの議会活動にプラスとなったようだ。



懇談会の席で質問された主な項目は次のとおり。

○水道料金の値上が可決されたが、値上げの背景を説明して欲しい。
○水道料金と下水道料金が一緒に請求されているが、下水道料金もアップするのか。
○図書館の指定管理者への移行が動き出しているようだが、ぐるるをはじめこれまでに移行した施設の評価はちゃんと出来ているのか。
○宮代外交官はどの程度進んでいるのか。
○外交官選定に当たっては町民の情報も収集して行うべきでは。
○水道料金が「逆ザヤ」になっているという町の言葉を鵜呑みにして、原因の究明が不足しているのではないか。
○宮代高校横の用水路の改善を。
○指定管理者制度に対する検証と評価、それに基づく議論と判断がちゃんと出来ているのか。
○子ども医療費の惑い口払いの改善を。
○都市計画税は本当に導入されるのか。
○水道料金に続いて都市計画税、更に・・・。値上げラッシュで「払えないものは死ね」といっているように映る。
○久喜宮代衛生組合の問題には真剣に真摯に取り組んでいただきたい