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「ふしぎ調査隊」日本工業大学物理体感工房を探る 宮代町子ども文化創造事業

2010年08月09日 19時53分38秒 | 宮代ニュース
宮代町の小学生(4年生~6年生)約20名が9日、日本工業大学物理体感工房を訪ね、さまざまな実験を行った。



これは、宮代町教育委員会が子ども文化創造事業の一つとして行ったもので、宮代町にある日本工業大学の物理学の先生や学生が全面協力して、子どもたちの「ふしぎ」解明の手助けをした。



物理体感工房はその名の通り「体感」することから始まる。



まず、小さな雷を体感することから。最初はおそるおそるだった、子どもたちもテスラコイルによる放電現象を体感。



手をかざして直接体感する子どもも。



つぎは、電子レンジのふしぎ発見。



電子レンジにつかなくなった蛍光灯を入れてレンジのスイッチを入れると灯ったり、



鉛筆の芯が赤く輝いたり、ふしぎなことばかり。



雷の次は小さな竜巻を人工で発生させる装置や虹を体感したりと、自然現象を室内で体感。



ここまでが第一部。続いて「物は冷えすぎるとどうなるか」という実験。息をビニール袋に吹き込んで、袋ごと冷やす。冷やす温度は-196度(液体窒素)。



ふしぎなことに袋の中には白い塊が・・・。「さて、何だ」と先生。「吐いた息、つまり、二酸化炭素が固まったもの。二酸化炭素が固まったものと言えば?」と、先生はまた質問。「そう、ドライアイス」と、実験は続く。



ふくらました風船とペットボトルをつないで、ペットボトルをものすごく冷やすとどうなるか。



あれれ、風船はしぼんで、逆にペットボトルの中にはいって、ペットボトルの内側に張り付くように中で大きくなっていく。ここで、ペットボトルを冷やすのをやめると、風船は冷やす前と同じ状態に戻るということがわかった。



そのほかにもいろいろな実験が行われ、それぞれ持ってきたものを冷やす実験をした。



卵を冷やしたり、ナスやバナナ、消しゴム、糊、お札、等々色々なものを冷やしてみた。こうした実験が出来るのも、液体窒素がある大学の実験室ならでは。



「ふしぎ調査隊」の最後のミッションは、日本工業大学物理体感工房の名物(?)を調査してくること。日本工業大学物理体感工房の、特にこの時期の名物(?)実験と言えば、真空砲によるスイカ割り。



その前に真空砲の原理と予備実験



で、いよいよ、スイカ割り。



大きな音と共に見事命中して割れる。



無論、スイカは子どもたちのお腹におさまった。

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