埼玉県宮代町(みやしろまち)を流れる古利根川に、日本へは数少ない冬鳥として毎年渡来(ウィキペディア)するアメリカヒドリと思われる鳥が5日、確認された。
アメリカヒドリは、北アメリカ中部から北部で繁殖し、冬季は北アメリカ南部から中央アメリカ、西インド諸島に渡り越冬する(ウィキペディア)。このため日本にやってくることはまれで、ヒドリガモの群れに混じって、1羽か数羽が渡来するとされている。
ヒドリガモが多く飛来する古利根川では、アメリカヒドリとヒドリガモの交雑種は飛来することがあるが、アメリカヒドリの飛来は多くない。
確認できたアメリカヒドリ♂は1羽のみで、ヒドリガモの群れに混じって泳いでいた。
カメラを向けると
隊列を作って、去っていった。
なお、ヒドリガモ♂は、前額から頭央まで黄白色。 喉は黒く、頭と頸部は栗色。アメリカヒドリは前額から頭央まで灰色。眼の周囲から後頸にかけて金緑色の幅広い帯がある。