ケリの姿を確認 埼玉県東部地区

出会うことが少ない鳥「ケリ」が埼玉県東部地域で確認された。



埼玉県では越冬（3週間以上同じ場所で確認されること）が記録されているのは、北本市、桶川市、草加市、富士見布、吉見町などその例は少ない。



確認された「ケリ」の本拠地や越冬しているのかどうかなどはわからないが、短期間の渡来ではないかと見られる。



確認されたケリは1羽で、仲間は確認できなかった。



ケリは千鳥の仲間で、ハトより若干大きい。


（写真はハクセキレイと並んだところ）

脚が長いのが特徴。



地上にいるときには地味だが、飛ぶと、鮮やかな白黒模様となって美しい。



嘴は黄色で先端が黒いが、この個体は餌をあさっていたので、泥で汚れている。



目は赤橙色で黄色のアイリングがある。



本州で繁殖するといわれるが、埼玉県で繁殖しているかどうかは不明とされている。