宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

宮代町郷土資料館でユニークな「歩け歩け!」企画展を開催中

2009年04月30日 16時19分40秒 | 宮代ニュース
宮代町郷土資料館で今、ユニークな企画展が開催中である。題して「みやしろ 歩け歩け!」。タイトルだけ見ると、スポーツセンターの企画と間違えそうだが、副題は「写真でめぐる宮代の歴史と文化財」。
郷土資料館の斬新で他にあまり類を見ない、時宜を得た新しい企画展として注目される。



同資料館では平成16年に「宮代再発見 写真でめぐる文化財展」を開催し、地図と文化財の写真をセットにして紹介した。来館者からは「こんなところに、こんな文化財があったの」と、宮代町の歴史や文化財を身近に感じることが出来たと好評を博した。



宮代町も団塊の世代がリタイヤし、最近、散歩する人が殖えるなど、宮代の自然と文化を歩きながら見直そうという動きも強まっている。こうした動きに応えようと、郷土資料館では今回、「歩いてめぐる」をキーワードに自転車や徒歩で回ることを前提にした文化財マップと写真資料をセットで展示する企画展を開催したもの。
いつもの郷土資料館の展示内容とはがらりと変わって「健康で文化的なまちづくり」のコンセプトが色濃く出た、斬新な企画展となっており、来館者も「頭を使いながら、身体を動かしたくなる企画。元気になれそう」と好評。

保存資料を展示するといった従来の企画展とは違った、郷土資料館職員や学芸員が足で歩き、細かく調査した労作の展示であるだけに、「資料館は苦手だなー」という人も足を運んで見ると資料館に対するイメージが変わるかも。

今回の展示では、9ルートを紹介。めぐる始点と終点は駅とし、町内の人はもとより、町外の人も電車を利用してやってきて、宮代町を散策して駅から帰途につけるようルートが作られている。
スポット選定のポイントは、車では通り過ぎてしまいそうな道の片隅や奥まったところにある文化財などにもスポットを当てている点。
歩くための目安となる、距離も書き込まれており、自分の体力を考慮しながら、ルート選びが出来るようにもなっている。

若葉の季節、郷土資料館で情報をゲットして、あなたも歩いてみませんか。

なお、展示は7月12日までだが、出来るだけ早い機会に、展示内容が小冊子になって、手に持って歩けるようになっ欲しいと願う。

展示されたルートは次の9ルート。

●和戸駅を起点とするルート
(1)和戸・東粂原の歴史を訪ねる
和戸駅---土地改良区記念碑---大聖院---宝光寺---矢部造酒之丞寿蔵碑(私塾「寧倹義塾」を開設)---庚申塔---道しるべ---地蔵堂---東粂原鷲宮神社---伝・鎌倉街道---真蔵院---長福寺---東武鉄道煉瓦橋台---万願寺・高野の渡し---健康マッ歩 古利根コース---和戸橋---和戸キリスト教会---旧須賀村役場跡---文殊院橋---和戸駅
(東粂原鷲宮神社の獅子舞)

(2)近世・近代の町域を楽しむ
和戸駅---文殊院墓地---旧須賀村役場跡---備前堀川(健康マッ歩 桜堤コース)---和戸キリスト教会---和戸キリスト教会(初代施設地)---旧久喜道---西方院---宇宮神社---道しるべ---天神社---道しるべ---庚申塔---万年堰---備前堀川---愛宕神社---和戸浅間神社---国納雷電神社---東武鉄道煉瓦橋台---和戸駅
(西方院)

(3)久米原を歩く
和戸駅---文殊院墓地---旧須賀村役場跡---和戸浅間神社---国納雷電神社---西粂原鷲宮神社---庚申塔---矢部造酒之丞寿蔵碑(「漢学義塾」を創設)---宝光寺---東粂原鷲宮神社---真蔵院---土地改良区記念碑---和戸駅
(真蔵院山門)

●東武動物公園駅を起点とするルート
(4)古利根川沿いを歩く
東武動物公園駅(東口)---弁天会館---桜稲荷神社---清地橋---健康マッ歩 ふれあいコース---宮東橋・矢島の渡し---紺屋の渡し---ガッタの渡し---水神---庚申神社---道しるべ---姫宮駅(東口)
(清地橋)

(5)東武動物公園駅周辺を歩く
東武動物公園駅(西口)---蓮谷稲荷神社---辰新田浅間神社---女体宮---水神---桜稲荷神社---川島庚申塔群---道仏北遺跡---道仏遺跡---医王院---道仏稲荷神社---庚申塔---百間新道---東武動物公園駅
(蓮谷稲荷神社)

(6)宮代の遺跡を歩く1
東武動物公園駅(西口)---コミュニティセンター---宮代町役場庁舎---身代神社---日本工業大学工業技術博物館---金剛寺---東粂原前遺跡---宝光寺遺跡---宝光寺---大聖院---東粂原鷲宮神社---地蔵堂---伝・鎌倉街道---真蔵院---長福寺---東武鉄道煉瓦台---須賀遺跡---和戸駅
(日本工業大学工業技術博物館)

●姫宮駅を起点とするルート
(7)中世・近世の町域をしのぶ
姫宮駅---百間小学校---地蔵院---宮代町郷土資料館---伝承旗本服部氏屋敷跡遺跡---神明神社---清林寺---金原稲荷神社---宝生院---神外坊---弥勒院---観音寺---五社神社---西光院---姫宮駅
(清林寺)

(8)宮代の遺跡を歩く2
姫宮駅---姫宮神社・姫宮神社古墳---西光院・西光院遺跡---五社神社---中寺遺跡---弥勒院---神外坊---前原中学校・前原遺跡---金原遺跡---逆井遺跡---山崎山遺跡---山崎南遺跡---山崎遺跡---あたらしい村・笠原沼のホッツケ---山崎浅間神社---道仏遺跡---道仏北遺跡---東武動物公園駅
(西光院)

(9)神仏への信仰と土地改良区の歴史を巡る
姫宮駅(東口)---庚申神社---道しるべ---土地改良区完成記念碑---浄林寺---松の木島集会所前(疱瘡神社などがある)---土地開発記念碑---宮東橋・矢島の渡し---土地開発記念碑---馬頭観世音---榎土地改良区竣工記念碑---若宮八幡社---青蓮院---土地改良区記念碑---川島庚申塔群---東小学校---東武動物公園駅
(東小学校)

「子どもたち集まれ~」 5月5日ふれ愛センターみやしろで「こどもの日のつどい」を開催

2009年04月29日 19時54分02秒 | 宮代ニュース
5月5日はこどもの日。それを前にした29日、ふれ愛センターのじゃぶじゃぶいけでは、ボランティアのお兄さんお姉さんたちが、池の清掃活動を行った。
ふれ愛センターでは5月5日「こどもの日のつどい」が開催され、この池では金魚つかみやヨーヨーとりなどが行われる予定。



桜やハナミズキ、ツツジなど花に囲まれた池は、散った花びらなどが沈んでちょっと汚れ加減。
5月5日に、この池で子どもたちに気持ちよく遊んでもらおうと、中学校のお姉さんやお兄さんを中心にボランティアの人が、池の掃除をしたもので、昼ごろにはすっかり綺麗になった。



ふれ愛センターでは「子どもたち集まれ。一緒に遊ぼうよ」と呼びかけている。



5月5日の「こどもの日のつどい」は、さまざまなイベントが予定されている。主なものは、
10時30分から遊戯室で人形劇「ぴこともこのはたけ」
午後1時からは、綺麗になったじゃぶじゃぶいけで「金魚つかみとヨーヨーとり」
午後2時15分からは、コミュニティホールでナッツ淳さんによる「ユーモアマジックショー」が行われる。
このほか、軽食バザーコーナーも設けられ、午前10時から午後3時まで一日楽しめる企画がいっぱい。



5月5日は、ふれ愛センターで遊びつくそう。

薫風に揺れる短冊藤の花 笠原小学校の藤が見ごろです

2009年04月29日 09時13分40秒 | 宮代ニュース
「校庭と 中庭がはさむ 藤の川」。
宮代町立笠原小学校の藤棚に、満開の藤の花房と生徒たちの俳句が、春風を受けて揺れている。



「下見れば 波しぶきあがる 藤の海」



紹介した俳句はいずれも、笠原小学校の生徒たちが詠んだもので、全校生徒の俳句を短冊にして、藤棚に展示してある。



それぞれに、フジや桜、チューリップなど季節の花を詠んだものが中心で、自然に囲まれた笠原小学校の生徒の感性豊かな作品が多い。



全校生徒ということで、今年入学したばかりの新1年生の作品もある。無論、俳句というわけにはいかないので、周りの自然を写した絵が展示されている。



笠原小学校では27日、こうした藤の花を囲んで新一年生を迎える「ふじまつり」が行われた。



宮代町立笠原小学校には、校庭を囲む形で藤棚があるが、その藤が、今、まさに満開。見ごろを迎えている。ゴールデンウイーク、皆さんも笠原小学校に足を運んで見られてはいかがだろう。



笠原小学校は東武動物公園と隣接しているので藤と動物園の両方、いや、その近くには、宮代町のアグリカルチャーコミュニティ「新しい村」もあるので、3つを存分に楽しんで見られてはいかがだろう。いずれも東武動物公園駅から15分以内にあるので、電車がお勧めです。




桐の花が咲く橋 埼玉県宮代町・杉戸町

2009年04月28日 19時45分33秒 | 宮代ニュース
埼玉県宮代町と杉戸町の間を流れる大落古利根川、その川にかかる河原橋に桐の花が咲き話題となっている。



橋に設置された転落防止用の金網。その外側に咲いている桐の花。



上から覗くとこんな感じ。



どんな風に生えているのかわかりづらいので、川岸に回ってみた。すると・・・・。



なんと、生えているのは橋脚と橋げたの隙間の部分。



コンクリート製の橋。どこに土があるのか、根はどのようになっているのかうかがい知ることは出来ない。



「桐」と言えば春日部市。春日部市の特産品である桐たんす、桐箱、押絵羽子板などの材料として用いられる桐。春日部市の木に指定されている。



その桐の花が宮代町と杉戸町を結ぶ橋の中央部分付近(どちらの町に属するかも不明)で花を咲かせている。今、春日部市、宮代町、杉戸町は合併を廻って賛否がわかれ、杉戸、宮代とも議会の賛否は1票差、杉戸町では住民投票が行われる。



それを知ってか知らずか、開花した桐の花。話題は尽きない。

久喜市・菖蒲町は賛成が上回る 合併に関する住民意向調査

2009年04月28日 18時43分28秒 | その他ニュース
久喜市と菖蒲町は28日、久喜市・菖蒲町・栗橋町・鷲宮町の1市3町の合併の是非に関する住民意向調査の集計結果を発表した。
これによると賛成が久喜市は53.5%、菖蒲町は75.9%を占め両市町とも賛成が過半数を上回った。

これを受けて、中山・菖蒲町長は「町民の皆様に大きなご賛同をいただき、心から厚くお礼申し上げます。1市3町の合併成就に向けて、全力で取り組んで参ります」とのコメントを発表した。


両市町の集計結果は次の通り。


●久喜市
回答者数:38,873(回答率:67.2%)

  回答者数(人) 割合(%)
1 賛成 20,807 53.5
2 反対 12,24 31.5
3 どちらでもよい5,670 14.6
無効 155 0.4



●菖蒲町
回答者数:13,806(回答率:78.2%)

  回答者数割合
1 賛  成 10,475 75.9%
2 反  対 3,256 23.6%
 無  効 75 0.5%



なお、鷲宮町、栗橋町は4月27日から5月14日に調査を行い5月15日に集計予定。