宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

自治会の活性化に向けて 宮代町で「自治会講演会」が開催される

2010年01月23日 20時49分57秒 | 宮代ニュース
自治会活動の活性化をはかるには・・・と、共に考え情報交換を行おうと23日、宮代町の進修館で「自治会講演会」が開催され、宮代町各地の自治会役員など約100名が参加して、町内自治会活動の事例や千葉県松戸市常盤平団地自治会の「孤独死ゼロ作戦」などの講演を聞いた。



自治会活動の活性化をはかる目的で、情報交換や活動報告を公開の場で行うのは極めて珍しく、講師として招かれた千葉県松戸市常盤平団地自治会の中沢自治会長も「初めてのこと」としている。



宮代町には現在78の自治会組織があるが、加入率は年々減少しており平成21年度は77.5%と平成17年度の815%から4ポイントダウンしている。



こうした中で、地域コミュニケーションのキーともいえる自治会活動をいかにすれば活性化し、お互いが助け合える環境を作っていけるかを考えようとの目的で開かれたもの。



講演会では、最初に町内自治会の現状が紹介されたのち、自治会活動の事例発表として、東地区自治会の活動について金子・区長から報告がなされた。



35年間続く夏祭りのほか、11年目に入った「花いっぱい運動」、20年以上続いている「先輩を励ます会」などユニークな取り組みも紹介された。



続いて、770世帯と宮代町で最大の会員数を持つ宮代台自治会の活動について階戸・前会長が報告を行った。



37回を数える夏祭り、28回の文化祭、大掃除、防災訓練のほか、毎月発酵の「にやしろ台ニュース」などの広報活動、災害時の要援護者支援活動など先進的な取り組み事例が紹介された。



休憩をはさんで引き続き、千葉県松戸市常盤平団地で「孤独死ゼロ作戦を通した地域コミュニティづくり」を行っている中沢・同団地自治会長が講演を行った。



孤独死に出会ったときのショックと悔しさ、孤独死を防げるのは地域コミュニティの力と孤独死110番を立ち上げる。



孤独死をなくすには「挨拶」から。「あいさつは幸せづくりの 第一歩」と説く。「『あいさつ』から声かけがはじまり、知り合いの輪がひろがり、やがて『助け合い』の関係に発展していきます」と地域ぐるみで「あいさつ」することが原点と語った。



会場には、町内自治会の活動を紹介したパネルも掲示され、休憩時間などに、それらを基にした情報交換なども行われていた。



なお、この展示は2月7日まで宮代町役場庁舎内の市民活動スペースに展示される。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。