一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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立上りコンクリート打設

2016年01月22日 17時39分40秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲立上りコンクリート打設


2016年1月20日(水)に、基礎コンクリート打設の2回目をしました。

前回同様、試験用のコンクリートは採取してもらいます。


このような寒い季節のコンクリート打設の場合、

1 早強コンクリートを打設する。

2 コンクリートの設計強度をアップする。

3 打設後、シートなどで囲う。

4 養生期間を長くする。

というような措置を取ります。


この現場でも、シートはもちろん、
コンクリートの強度を上げました。

コンクリート強度を上げた場合の注意ですが、
良いことばかりでなく、セメントの量が多くなるので、

収縮クラック(ひび)が入りやすくなります。


これを抑えるためには、

1 打設後できるだけ長く、少なくとも24時間は振動を与えない。

2 型枠をできるだけ、長く付けたままにしておく
(ミタス一級建築士事務所の場合は、夏も冬も一律、中5日以上)

という措置を取ります。

夏の暑い季節の場合は、このブログで何度か紹介していますが
散水養生をします。


 

▲打設後、シートを被せてもらいました。
暖かい布だと、もっと良いですが、雨や雪もあるのでこれもOKです。

……………………………………………………………………………

ご意見があれば、お気軽にどうぞ!

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