一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

スタッフブログ(5)

2008年08月23日 12時01分49秒 | スタッフのブログ
▲なんと、本日は国会議事堂のお話…。




みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

昨日は、横浜市の耐震診断相談員の認定講習に行っていました。
横浜市の新しい無料相談制度ができますので、来週にでもお知らせしましょう。

本日は、スタッフのブログ(5)です。

1年前の8月に続いて二回目のM.Kがアップしました。

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こんにちは、今回はスタッフブログという事で、
インテリア担当のKが担当いたします。

夏休みに息子と「国会見学ツアー」に参加しました。

(写真 国会議事堂)

衆議院議員の方自身が国会内を案内、説明して
くれるというもので、普段入れない部屋や議員食堂、
総裁室など、小学校6年生の頃に行った
社会科見学の国会とは違った良さがありました。

当日は議員会館に集合し、見学や、写真撮影の注意点などの
説明を聞きます。
国会内は迷子になるように創られているそうで、
以前のツアーで大人の迷子が
出てしまったそうです。

説明後、各議員室に一枚しか割り当てのない議員名入りの通行許可証を
ツアー参加者ひとり一人に配られます。
これがあると国会内どこにでも出入りが可能になるそうで、
夏休みの見学ツアーのため事前に各議員の方々にお借りしたものだそうです。
なかには有名な方の物ものあり、片山さつき議員や平沢勝栄議員のものもありました。

通行許可証を首に掛けたら見学ツアーに出発です。

議員会館から国会議事堂までは地下道でつながっており、
国会議事堂下の地下道からは衆議院へ続く床はオレンジ、
参議院へは黄色の床と分かれておりました。

私達はオレンジ゛の衆議院の方へ。

国会議事堂内へ入ったとたん皆さんがよく見るあの赤いじゅうたんが敷かれ
その厚みのせいか声も響きません。
このじゅうたん、1㎡で3万円だそうで、国会内のじゅうたん全長は4.6km。
10年に一度、敷きかえるそうです。
(それまでは、よく使う場所と、そうでない場所を入れ替えながら使うそうです)

国会クイズなども織り交ぜながら、楽しいツアーは続きます、クイズのひとつは
国会議事堂を創るのに、原料のほとんどは国産のものを使用しています。
ですが当時3つだけ、外国産のものを使用しました。それはなんでしょう?

1.国会内ポスト(アメリカ製) 
2.ドアノブ(アメリカ製)  
3.ステンドグラス(イギリス製)

内装はどこを見ても豪華でトイレ(写真①)にまで大理石をふんだんに使用しています。




▲トイレの写真(写真①)



すべての家具には凝った彫刻が施され、カーテンは厳かで目の詰まった重厚な織物が
高い天井から床までつるされています。
照明器具(写真②)も昭和初期のままでしょうか丸みを帯びたガラスセードを
いくつも配したシャンデリアが白熱電球の暗い光を放っています。




▲照明器具(写真②)




一番興味を引かれたのはあの象徴的な国会の段々屋根?の真下、中央広間です。

長さ数センチの大理石を埋めこんで作られたモザイク模様の床(写真③)、
壁の高い部分にはイギリスのステンドグラス(写真④)を四方向に配し
その両脇に春は吉野の桜、秋は奥日光というように日本の四季を描いています。
どこを見ても西洋のお城のような石造りの国会の設計者が意外にも
日本人という説明を聞き驚きました。




▲(写真③)


▲イギリスのステンドグラス(写真④)




当日は北京五輪の開会式に出席予定の為、福田総理が不在でした。
特別に自民党総裁室(写真⑤)にも入室が許可され
総理総裁の椅子に座り、記念撮影ができました。




▲自民党総裁室(写真⑤)




子ども達はこの部屋ではどんなことを話し合うとか
勉強に役立ちそうな?ことを説明してもらっていたようですが
私が内装に気を取られている間に
その説明は終わってしまいました(;O;)

木村拓哉主演のドラマ「チェンジ」で使用された場所なども
見ることができ子供達も大喜びでした。

10時から14時すぎまで、議員食堂でのカレー昼食をはさみながら、
楽しい説明を聞き、歴史を感じる内装や建物を見ることができました。


子供ばかりでなく、大人の皆さんにもじゅうぶん楽しめる
国会見学ツアーでした。

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朝は涼しくなり、オリンピックも、もう終わります。夏休みも残り1週間。
もうすぐ終わる夏を、みなさんお楽しみ下さい。



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