一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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コンクリートだって暑いときは…

2008年08月05日 23時14分41秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲暑い日は、コンクリートも同じです…


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日は、ドシャ降りの雨が局地的に降りました。

基礎コンクリートを打設して、

翌日以降なら、暑い夏はコンクリートにとって、雨は歓迎なのです。

暑い日が続くと、コンクリートに水をまきます。

今日のように雨が降ってくれれば良いのですが、暑い昨日は水を撒きに行きました。



▲ホースで水を出してまんべんなく…


「どれくらい撒けば良いのでしょう?」と質問を受けたことがあります。

湿った程度でもプラスにはなりますが、すぐ乾いてしまいます。


このように水が溜まるまでやってもらって、OKです。



▲水が完全に溜まりました。立ち上がりの部分にも、水をいれます。


「いつ頃まで水は必要ですか?」と質問を受けたことがあります。

最低7日間、できれば4週間、理想はいつまでも…。

毎日でなくて構いません。暑い夏だけでも構いません。

コンクリートは水と反応して硬化していくからです。水和反応といいます。

水が不足すると硬化不良を起こします。でも、固まってからの話で、
打設して翌日以降です。

コンクリートの打設中は、もちろん駄目です。
固まる前に、水が多いとコンクリート強度は弱くなります。

難しい?

「コンクリートは、翌日以降は水がある方が良い!」とだけ覚えましょう。



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