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三沢自転車商会

スポーツ自転車の商品情報満載
チャリは今日もラブリーかい?

2015 TIME スカイロン

2014年10月13日 | 2015モデル/ロード

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TIMEのトップモデルはフルモデルチェンジされ、新作スカイロン。

ビックリするほどの奇抜な形状ではありませんが、新作のフォークに驚愕します。写真はノーマルフォーク&通常シートポストバージョン。アクティブフォークはまた次回で。試乗したのもノーマルだったので。

歴代のTIMEにない素晴らしい軽快感があります。トータルのバランスや高速域を重視していたイメージから、脱却したかのように、初速からキレキレ。クセのないハンドリングもキレイな加速につながる印象。本当によいフレームに仕上がっている感じがしました。945gというフレーム重量と、ZXRSと比べ30%のねじれ剛性アップ、そして45%ものBB剛性アップという、また一段階レベルアップしたトップレベルのレーシングモデルです。価格480,000円(ノーマルフォークバージョン)。

085ボリュームアップしたヘッド周り。そしてトップチューブに光るYマークがカッコイイ。


2015 リドレー ノアSL

2014年10月12日 | 2015モデル/ロード

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これもエアロロードの代名詞的モデル、リドレーのノア。ミドルレンジで人気のシリーズがフルモデルチェンジされました。

意外とシンプルな形になりました。やはり、エアロ系はカムテールデザインが流行。ノアSLも各所に採用。シートステイの位置を最大限下げるデザインで、スリットは無し。カーボン素材を見直すというより、それらをつなぐ樹脂を刷新した感じ。これによりエアロで軽さと快適性という両立を目指したモデルとなりました。これにノーマルブレーキというのが、ミドルレンジで扱いやすい嬉しいポイントです。何でもどこでもこれ一台で。フレーム重量950g。価格390,000円(フレーム)。

014フォークのスリットは継続。これがリドレー。

フォークとダウンチューブのつながるようなデザインもエアロ系の定番。


2015 LOOK 795エアロライト

2014年10月11日 | 2015モデル/ロード

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ロードフレーム業界のトップを行くブランドの一つ、LOOKの最新モデル、795エアロライトです。

675で採用したトップチューブとステムが一体となるデザインを踏襲し、更なるエアロダイナミクスを追求した究極のロードレースバイク。実に10年の開発期間による結晶。隠せるものは全て内蔵させる。Di2のジャンクションまでもが中に。BB剛性はアップされていますが、トップチューブとシートステイの一体型に見えるラインが一段としなやかさを増し、快適性は向上しています。最強の座に君臨するフレーム。価格799,800円。

017謎のワイヤールーティン。ステムにもケーブル刺さってるし。

このフレームの難易度は、持っている知識と技術を総動員して気合を入れて、店を閉めて静かになってから組み立てる感じで。


2015 サーベロ S5

2014年10月08日 | 2015モデル/ロード

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サーベロの2015年ラインナップ発表。ニューモデルの投入も目立ちますが、モデル名が変わらないため、どれが新しくなったか分かりにくいところ。簡単に言えば、「5」が付くグレードが全てモデルチェンジとなりました。つまり、エアロ系、軽量系、TT系のトップグレードが全て刷新された飛躍の年となりそうです。

エアロロードの代表的モデル、S5。エアロ形状ながら登りにも強いと言われる最強レースモデル。前作よりフォークの太さが倍増して、フレームも少し太くなったかなという印象。ほとんど見た目の変化はありませんが、スタックが若干下がり、低重心化している感じです。Di2のバッテリーを見込んだBB近くに設置される細かな設定も。それでも重量はほぼ変わらず、細かな箇所がアップデートされています。しかし破壊的な価格設定はさすがサーベロのトップモデル。価格590,000円(フレーム)。

1409246803287uvv1fwdbqbwv70080Sシリーズの完成車には、面白いハンドルが装着されています。ステムは通常の物が使えるように工夫されたエアロハンドル。ここの空気抵抗は大切なようです。


2015 クォータ クーガー

2014年10月07日 | 2015モデル/ロード

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クォータの2015年ラインナップは、大幅にモデルチェンジされており、何がどれくらいのグレードなのか把握するのが大変なほど。しかも同じくらいの価格帯のミドルレンジが充実しており、選択肢の幅が広くなっています。

エアロ系ミドルレンジ、クラーロの後継モデルとなるクーガー。エアロ性能を更に高めたフレームデザイン。ブレーキがフロントがV、リヤがダイレクトマウントと徹底してきました。このTTのようなフレームデザインにもかかわらず、フレーム重量が990gと軽い。そして安い。最大の特徴は、シートポストを反転させるとエアロバーなどを付けた時に重宝する前乗りポジションができること。これ一台でロードレースから、トライアスロンにも挑戦できますね。価格234,000円(フレーム)。

029KOUGARのGが動物になっています。何の動物でしょう。

通常、ブレーキが付く場所にも同じマーク。吠えてます。


2015 KEMO KE-R8

2014年10月06日 | 2015モデル/ロード

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KEMOという新ブランドをご存知でしょうか。実は今年のツールで走っているのを見て気になっていた方も多いのではないでしょうか。日本へも正式に輸入されます。

イタリア人オーナーが作る、スイスブランドというややこしい出自。イタリアブランド、クォータのバイクを作っていた人が、自ら別ブランドを立ち上げたのがこのケモブランド。KEMOのKはクォータの頭文字。後は忘れましたが、それぞれの頭文字4つを並べてKEMOらしいです。

なるべく安くて適正な価格で、そして良質で高性能なフレームをお届けするのが理念。基本的には全てカーボンフレームのラインナップ。229,900円の105完成車から、TTバイクまで幅広く。そしてこのKE-R8がチーム使用モデル。カラーもそのままのレプリカモデル。まだ性能は分かりませんが、造形はシンプルで軽い。本当にまだ誰も乗っていないフレームをお探しの方に。価格400,000円(フレーム)。

040他にもこんなモデルが。エアロなKE-R5。よく似た他社製のエアロロードより格段にお安い。価格258,000円(フレーム)。

蛍光のグリーンは珍しい。目がチカチカする…。


2015 オルベア オルカOMR

2014年10月05日 | 2015モデル/ロード

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オルベアの2015ラインナップは、大きく変わります。脱エウスカルテルから、フルモデルチェンジ。それでも山岳向けのコンセプトは変えず、さらなるアップデートを。

トップモデル、オルカOMR。角張って個性的だった前作の形状から見ると、割とおとなしくまとめた感じに。オルカはOMRとOMPがラインナップされますが、Rはレーシング。Pはパフォーマンス。型は同じで、重量や剛性バランスが違い、レベルや目的よって違いを出しています。全体的にやや細身になり、コンパクトに。シートポストも27.2の昔のサイズにしてきました。しかし剛性感はアップしているように思います。乗りやすさやハンドリングのニュートラル感はオルベアらしい。素直で非常に扱いやすい。ヒルクライムで登れるフレーム。価格420,000円(フレーム)。

068トップチューブの微妙な曲がり具合が特徴的であり、新型のポイントとなっています。


2015 カレラ SL950

2014年10月04日 | 2015モデル/ロード

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カレラの2015年ラインナップ発表と同時に試乗も行ってまいりました。毎年のことですが、ダイナソアの商品をより深く知り、感じ、そして皆様にお伝えしたいと思います。

カレラの大注目、新作フレーム。SL950です。昨年発売された超軽量フレーム、カレラSLと同じ金型を使ったフレームで、カーボングレードを変更し重量を900gにし、さらに価格を抑えたバージョンとして登場したのがSL950です。730gのSL730フレームは軽すぎるのかスカスカする感じなんですが、このSL950は絶妙なバランスで非常に良く進む印象です。踏みに対しての反応も早く、カレラらしい気持ちの良いレスポンスが楽しい。ヒルクライムにも最適な、カレラの新しい加速を味わえるおすすめモデルです。価格240,000円(フレーム)。


2015 TIME VXRSリミテッド

2014年10月03日 | 2015モデル/ロード

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ついに復刻。惜しまれつつ廃盤となった伝説的な名フレーム、VXRSが数量限定で復刻発売されます。TIME社に懇願してようやく実現した復活モデル。

新作でもなく、現代風アレンジでもない、紛れもなく当時のフレームスペックそのまま。クイックステップチームが使用していた、当時の最強フレームです。細身のカーボンにラグ接合。およそ10年前のモデルですが、今見てもオーラが違います。一年間の選手使用後に剛性値がアップしていたという都市伝説まである、説明不要のTIMEを代表する一台。世界限定300本の激レア。迷わず予約するしかない。価格480,000円。

080_2VXRSと言えばパオロ・ベッティーニ。フォークにそのサインが入り、下にはシリアルナンバーが記されます。

常に最新を求めるTIMEとしては、過去モデルは出さない主義。これが最初で最後の優しさの復刻かもしれませんね。


2015 LOOK 566

2014年10月02日 | 2015モデル/ロード

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大幅なモデルチェンジとなったLOOKの2015年ラインナップ。その中でも早期完売必須なモデルをご紹介。近年では珍しい完成車モデルです。

エントリー向けコンフォートモデルの566。105の完成車モデルとなります。モデル名こそ継続されていますが、フレームは完全新作。前作よりストレートな形状となり、軽量化され全体的に剛性アップ。しかし過剰な剛性アップを抑えるためリヤセクションで振動吸収性を高めています。誰しもが納得の高品質。それは表面の見た目からは分からない、高いカーボン製造技術による内部まで作り込まれたキレイな完成度で本当に良い出来。だからこそおすすめできるブランドです。かなり限定数量で生産されるということで、レアモデルとなりそうです。価格280,000円(105完成車)。