輸入代理店が変更され、新たなスタートとなるKASKヘルメット。人気とは裏腹に入荷数や在庫数が極端に少ない現状でしたが、新体制で改善されることでしょう。
2015年の新モデルとしてリリースされるのが、ツールなどでSKYチームが使用していたプロトンです。Team Skyとの共同開発による最新のヘルメットです。ヘルメット名は、メイン集団の意味を持つプロトン。厳格な風洞テストと熱力学の分析を経て、エアロダイナミクスと熱発散を向上させ、Team Sky の選手たちやスポーツ科学の専門家との緊密なコラボレーションにより開発されました。通気口の空いたヘルメットの中で最も空気抗力が低いものの一つであり、優れた熱放散率を持っています。カラーも全部で9色と豊富でハイセンスな出来です。価格34,000円。
こちらは数量限定モデル。人気のモヒートに国旗バージョンがリリースされます。イタリアンフラッグはよくあるカラーですが、大胆なユニオンジャックはインパクトありますね。価格20,000円。
2015年モデルの入荷ラッシュが続いております。今年は比較的早いかもです。少しづつ小出しにしており、店内も少しづつ切り変わってきております。
鮮やかなイエロー。展示するのも珍しいですが、黒とか白とか多いので、たまには原色も面白いかなと。いかにもタイガースっぽいですが…。コルナゴが作るとなぜかカッコイイ。レーシングイメージが強いのか、フェラーリのイメージもあるのでイエローも悪くない。
ストラーダSLは昨年登場した、コルナゴ本気のアルミフレーム。剛性の高いハイスピード走行を目的としたコルナゴのコンセプトに、新たに軽さというメリットを追加。あまり軽さにはこだわらなかっただけに、またそれだけ性能が高かったとも言えますが、これでどの場面でも戦えるレーシングバイクとなりました。初心者用アルミは多いけど、レース用アルミは数少ない選択肢の一つです。本気のアルミとしておすすめな一台です。価格168,000円(ティアグラ完成車)。
TIMEのトップグレードが2車種同時にモデルチェンジとなり、スカイロンがレーシング系トップモデルに対して、もう一つのアイゾンはグランツーリズモ的な位置づけのモデル。
RXの後継モデルとなっているアイゾンですが、価格差も5万円とさほど違わず、トップモデルとセカンドモデルというのもちょっと違うような、難しいところ。しかもラインナップには、もっと乗り心地が良いフルイディティがあるので、アイゾンが益々難しい感じがします。スカイロンと性格を変えたトップモデルとして、剛性バランスの違いで乗り手のスタイルに合わせて選択肢があるといった感じ。
試乗した感じもこれまた普通。TIMEっぽいハンドリングのクセも無く、乗りやすい。加速感や全体的な伸びは、やはりスカイロンが断然上。もうちょっとニュートラルに、全ての性能が万能で昔からのTIMEらしい感じがレベルアップした印象。価格430,000円。
昨日は当チーム主催のシクロクロス安曇野大会も無事終了しました。多くのご参加ありがとうございました。しかしまだまだ続く、シクロクロスシーズン。
今回はコルナゴのワールドカップSLが入荷。アルミの実践向けバイクも少しづつ進化しており、昨年からロードのアルミモデル、ストラーダSLと同様の6011素材で作られて軽量で剛性が高いレース向きバイクとなっています。
ディスク仕様だったり、諸々のパーツのグレードだったりで、全体的な重量は他社と比較しても絶対的に軽いわけではありません。コルナゴのシクロクロスは世界戦で上位に入る常連機材。ロードだけじゃなく、シクロクロスレースのノウハウも多く、スタビリティーの高さは定評があり、コルナゴらしいキレのある加速感が持ち味。いち早くディスク化したメーカーでもあるので、そういった細かいノウハウも強いところ。価格200,000円(105完成車)。
多少の重量アップでも剛性アップも含めて必要という判断。
2015年のイーストンのカーボンホイールのラインナップが増えます。実物をまだ見ていないのですが、EC90SLのチューブレスのカーボンリム仕様が面白そうです。
写真はE100というイーストンの次世代軽量ディープの新作。45㎜ハイトのリムでカーボンスポーク。これで重量ペア1050g。特に後輪の軽さにビビリます。スポークはハブ側は接着されていますが、リム側はニップルで調整も可能です。出荷時にはもちろん完璧なホイールバランスで作られていますが、イーストンはスポークテンションなど数値だけで見ているのではなく、スポークを弾いた時に出る音の「音程の差」を聞き分けながら一本ずつ、ハンドメイドされています。これにより高バランスで高品質な製造を行っています。価格450,000円。
パワーセンサーが入っているワケではありません。しかし太いハブです。
スポークは差し込まれ、接着されている感じです。
この奇抜な形にも慣れてきたこの頃。675フレームセットは軽量なライトのみとなりました。その代わり、ノーマルの675にはアルテグラの完成車が発売されます。LOOKとしては珍しい完成車。そのお得な価格設定とLOOKのブランド力で、2種類発売となった完成車は現時点で全て予約完売となっております。当店でも少し確保しております。ご相談ください。
このフォルムが今ではLOOKのアイデンティティ。最初はポジションが出ないという懸念もありましたが、実際に組み上げ、納車をしてみると普通に良いポジションが出せています。レース使用の方は最初から選択肢に入っていないのかもしれませんが…。675の面白さは、タイヤを少し太めにして長距離をストレスなく、それでいて速く走ることができるスタビリティの高さ。エンデュランスのトップモデルです。価格360,000円(フレーム)。
LOOKの主力モデルは最低でも4年以上のラインナップです。この数年経っても色あせない性能、満足感が失われないという意味で買って損をしない稀有なブランドだと思います。
コストパフォーマンスの高いカーボンバイクをラインナップするクォータの新作エントリーモデル、コバルトのご紹介。
エントリーモデルのコルサの後継モデルとなる、コバルト。コルサは形も含め、本当にオーソドックスなモデルでしたが、新作コバルトは上位モデルの流れをくむようなフォルムが見た目の安っぽさも無く、ミドルレンジのような印象を受けます。クォータの全ラインナップを見ても、どれがどのくらいのグレードか分からないというのも、エントリーグレードが向上した証。
ちょっとスローピングがキツめで、ヘッドやダウンチューブは太く、シートステイは細く。剛性と快適性の最近よくあるパターン。可もなく不可もなく、エントリー向けに作っただけのことはある、バランスの良いオーソドックスモデル。シマノフルコンポが嬉しいポイント。価格219,800円(105完成車)。
カレラで長年ランナップされているミドルレンジ、ヴェレーノ。更に安いニトロSLが注目されがちですが、今回このモデルをピックアップ。
その理由は、スタッフ3人とも試乗した評価が高かったため、良さを再認識。実はカレラのラインナップは継続モデルに見えて微妙なマイナーチェンジをしており、その都度、毎年、試乗した印象が変わります。そのため今年はコレ!というモデルを見つけに行くのも楽しみ。
2015年はヴェレーノ。SL950も軽くて好みですが、ヴェレーノはオールレンジで優れているため、どの速度域でも面白い。軽い踏み感ですが、ヘタにフワフワした感じもなく、キレイに加速していきます。グランフォンド用という位置づけをしていますが、どれだけ本気のロングライドだよと思うレース系です。超グリップする新作のハッチンソンタイヤがマッチしているのか、安心感ある雰囲気が本気のレースで使えるフレームとしておすすめ。しかもこの価格だと他社比較を出すのも困難かもしれません。価格190,000円。