こんな便利な物を見つけました。エフェットマリポーサというイタリアメーカーのようですが、パンク防止剤等をバルブ口から注入するキットです。
チューブレスタイヤには必ず入れているパンク防止剤。MTBなら装着も楽ですが、ロードはタイヤをはめるだけでも大変で、ヘタするとせっかく入れた液体がこぼれるなんてこともあります。このインジェクターは、普通にタイヤを装着してから一度ビードを出しきって、空気をしっかり入れる前にバルブ口から注射器の要領で入れるだけ。全く漏れる事なくキレイに規定量しっかり入ります。当店で試験的に使用していますが、調子イイです。チューブレスだけじゃなく、バルブ口から入れられるので、通常のチューブやチューブラーにも簡単にパンク防止剤を入れる事ができます。前後ローテーションが多い人や、自分でチューブレスタイヤの装着に挑戦する方、ロングライド用に防止剤を入れる方におすすめなキットです。価格１３６５円。
早くもMAVICから来期の新作モデル、キシリウムSRが入荷しました。
ホワイトカラーが新しい、キシリウム系の新バージョン。R-SYSで好評のカーボンスポーク採用の、トラコンプテクノロジーを採用したモデルです。これによりパワー伝達が向上し更なる加速感。リアのみにトラコンプで、フロントは高速走行に優れたジクラル製エアロスポークです。ヒルクライムはR-SYS、ロードレースイベントにはキシリウムといった使い分けで、どちらもクリンチャーホイールの選択肢として外せません。重量１４４５ｇ。価格１４１，７５０円。
たまにはMTBも。キャノンデールのRZワントゥエンティ展示中。ロードとは違うフレームワークをぜひご覧ください。
MTBはサスが重要かと思いますが、フレーム形状が実に複雑。アルミも進化してるんですね、三次元鍛造という溶接個所やウィークポイントを排除したフレームです。キャノンデールといえばレフティフォークですが、これもバージョン多数で進化し続けています。これはカーボンレッグを採用しています。トレール向けの最高モデルです。価格４９９，０００円。
ボトルケージや最近ではトレーニング台で有名なイタリアブランド、エリート社からスタンドも発売されていることをご存じでしょうか。エリートではワークスタンドを２種類発売しており、今回入荷したモデルは、SPINDOCTOR RACEというモデルです。
多くのヨーロッパプロチームがレース中のバイクメンテナンスに使用してます。なぜだか全てがカッコ良く見えてしまうプロチーム。「作業も見せる」のがプロということで、スタンドもスタイリッシュ。ご家庭に置いても雰囲気が出そうです。また遠征先での調整用としても活用できます。Fフォークでも、Rエンドでも固定出来る機能性に優れたワークスタンドです。最近のフレームは、形状も複雑でフレームクランプが難しいのですが、これならBBとフォークで固定するので形状を気にせず使用できます。各部の調整や折り畳み作業も工具は不要。レバー操作だけでワンタッチ＆スムーズに行う事が出来ます。価格２８，７００円。
ガラリとフォルムが変わり、新バージョンとなったデローザの新型アイドル入荷しました。もはやアイドルというモデル名のようなソフトさは無くなり、力強く生まれ変わりました。
先代のトリプルモノコック構造を踏襲しつつ、アイドルらしさ、リアバックへと流れるようなフォルムを残していますが、フロントは角ばった力強いフォルムに。先代は超バランス型とでも言うような、加速、コーナーリング、安定感と全ての性能をバランス良く、尖らないフレームイメージそのままでしたが、新作アイドルは一気に路線変更され、デローザらしい硬質でキレ味抜群のプロレースバイクへと変貌を遂げています。パワーライダーにはたまらない踏み心地で、ガッチリとパワーを受け止め推進力に変えるスプリンター仕様というべき剛性フレーム。価格４１８，９５０円。
ビックリするほどのフロントフォークのごつさ。こんなに武骨なフォークは見たことない。スプリンターパワーを受け止めるという意味が分かりやすい、そんな存在感ある極太フロント。
ロードチューブレスも増えてきている感じがするこの頃ですが、タイヤセットにお悩みの方もいるかと思います。IRCからチューブレスタイヤフィッティングローションという商品が発売され、当店も入荷しております。
タイヤをはめるのは、さほど難しくもなく、クリンチャー同様にリムに入れればいいですが、ここからが問題。これは状況やタイヤにもよりますが、ビードが一気に上がらず、なかなか空気が入らなくて困る人もいるかと思います。ショップではコンプレッサーという強力なワザを使いますが、普通はありませんから。そこでこのフィッティングローション。石鹸水のようなものですが、ビードを滑らかにして「スルッ」とビードを押し上げる手助けをしてくれます。それとビードのエアシールを確実にする効果もあります。タイヤをはめる前より、はめた後に塗る方が良いかと思います。前後ローテーションを頻繁に行う人にもおすすめ。価格９４５円。
ツールも終わろうとしていますが、選手使用アイテム情報はまだ熱い！ということで、以前ご紹介させて頂いた、サンマルコのチームレプリカモデルが少量入荷しました。
今回、サンマルコのチームカラーモデルを採用しているのは、ランプレ、カチューシャ、AG2Rの３チーム。それぞれのジャージというかフレームカラーに合わせたカラーリングになっていますが、全体的にというよりは白＆黒ベースに挿し色で入っており、チーム名が入っているわけではないので、違うバイクにも合わせやすくなっています。入荷は、ピンク＆ブルーのランプレとレッド＆ブルーのカチューシャ。モデルはそれぞれ、アスピデ（￥１６，８００）とゾンコラン（￥１７，８５０）の２種類です。これが最終入荷となりますので、お早めに。
ホイールのご質問多く頂いております。来期のカンパ及びフルクラムのほとんどのモデルが変更なく継続リリースとなっています。ですが、ユーロの関係で若干の値下がり傾向です。モデルチェンジされるのは下位グレードのみです。
カムシンがフルモデルチェンジ。最下モデルも手抜きせず開発してますという、どのレンジでもカンパの走りが楽しめます。フルクラムでは、同じレンジのレーシング７とレーシング３がモデルチェンジされています。新作はCXと書かれたモデル。カムシン、ベント、シロッコ、レーシング7、レーシング5に新たにCXモデルが追加発売されます。これはシクロクロス専用設計ホイールということで、違いはベアリング外側に付けられたハイプロテクトシール。これにより泥や水にかなり強くなっています。そのため、シクロクロスだけじゃなく、練習やツーリングに使うことにも適しており、長く性能を維持できます。
CXモデルはホイールとクランクがリリースされます。クランクはアルミとカーボンがあり、１０Sと１１Sと両方リリースされ、４種類になります。泥に強いのはもちろんですが、最大の特長はギヤ設定。50-34と46-36の２種類。なじみのない人には不思議な設定かもしれませんが、46-36という設定はシクロクロスのレースでは６０％以上のライダーが使う最も多いギヤ設定です。
カンパラインナップはヴェローチェ～と変わりはありませんが、最下モデルのヴェローチェはコストダウンを課題としたようです。品質を落とさず、あくまでイタリアメイドにこだわりますが、もっと多くのユーザーに使ってもらいたいという製品作りです。価格７３，４００円。
来期注目のオプションパーツが、このカラー物。全てのグレードで、専用のフードが追加されます。通常のブラックに加えてレッドとホワイト。社外品も発売されていますが、やはり純正がイイです。それと玄人向けですが、カンパのブレーキアーチはフロントがデュアル、リアがシングルの構造で制動力が違いました。軽量化というメリットもあり、この構造は継続されますが、オプションとして、前後ともデュアルピポッドバージョンがリリースされます。フロントは同じですが、リアの制動力が向上し、よりカッチリです。好みやスタイルで選択できます。
もう一つ、カラーバリエーションが増えたうれしいパーツ。ワイヤーセットです。ブレーキ、シフト共にレッドとホワイトが追加されました。カラー物を使いたいけど性能が落ちるのはイヤですよね。純正なら性能変わらず、コーディネートも楽しめます。
カンパニョーロの来期2011ラインナップが発表されました。期待された電動は見送られました。しかし、ワイヤー変速での更なる性能アップに尽力し、全てのグレードがフルモデルチェンジされました。
涙ぐましい努力により、少しでも軽く仕上げられた今回のグループセット。スーパーレコードのリアディレーラーはついにフルカーボン化と言ってもよいほど高度な技術でカーボンが使用されています。軽量さに加え、大幅に変更されたのは変速性能。近年多くなったフレーム内部にワイヤーを複雑に通すことで、変速性能が低下していました。そういった事にも対応するべく、エルゴパワーの改良がなされ、もっと軽く確実に変速できるようになりました。それとスーパーレコードにチタンアクスルを採用したエース用と言うべきクランクバージョンが発売されます。徹底的な開発力が見える来期カンパラインナップです。価格３１９，２００円（Sレコードセットチタンクランクバージョン）
