今年、衝撃デビューとなったデローザの完成車R848。来期も若干の仕様変更でリリースされます。
アジア生産に踏み切ったデローザの新境地。イタリアにこだわっていたブランドだったので、最初は賛否が分かれました。しかしR848の出来と性能の良さにより、品質を落とさずイメージも落とさず順調かと思います。R848はフルカーボン完成車で、特にエントリー向けモデルとしての位置づけで、そのコンセプト通り、非常にフラットな性能。加速感、安定感、振動、どれも突出した性能はありませんが、全てが平均点以上で作られた優等生。他社比較でもR848が真ん中というイメージで、万人受けの乗りやすいモデルです。来期は更に小さな39サイズがあり、これなら小柄な女性でも憧れのデローザに無理なく乗れます。それと新色としてブルーとピンクが追加、全部で4色です。カラーによってマットとクリアと表面仕上げが異なるのでご注意を。価格299,250円。
細かな仕様変更で、コンポは変わらずカンパベローチェですが、それ以外のパーツ類はDedaに変更。サドルもオリジナルロゴのセライタリア。ブラケットフードをホワイトにするなど、カラーにもこだわっています。サイズ39という小さなフレームサイズには、これに合わせてカンパから新発売されるケンタウルの165mmクランクが装着。カーボンクランクになるため、39だけ価格が若干アップされ309,750円になります。