河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

言葉のわかる犬

2008-06-20 21:44:56 | 
うちの黒犬ろくは
たぶん人間の言葉(私の言ってること)が全部わかってる。

私は、ろくをお座りさせて
いろいろと話しかけることが多い・・・
と言っても、たいていは説教なのだが。

ろくはけっこうワガママ犬で
いたずら(テーブルに置いてあるものを取って咬む)や
×なことをする(落ちているものを食べる、むやみに吠えるなど)ことがある。

そのたびに私は説教することになるのだが、
自分にとって都合のワルイこと言われると
ろくは立っている耳を後ろの方に向けて
目をそらしたりする、ということは前から気づいてた。

先日のこと。

その日私は夕方に出掛ける予定で
いつもの夕方の散歩は無理なので
午後の早い時間に散歩に連れていった。

その散歩の前に
ボール遊び(私が投げたボールを取って持ってくる)を家の横の私道でさんざんやって疲れてたせいか
あるいは、
いつもの散歩の時間と違うせいか

ろくは散歩に行くのに乗り気じゃない。
途中で座り込んで私の目を見つめ
行きたくない、と主張する。

たぶん、もう一度夕方に散歩に連れて行ってもらえると思ってるらしい。

そこで私は歩きながらろくに話しかけた。

ろく、
今日はわたし夕方出掛けるし
夕方の散歩は連れて行ったげられへんえ。

それに夜は雨が降るんやて。
ウンウン(ウンチのこと)
今のうちにしとかへんかったら後で困るえ・・・。

その言葉が終わったとたん
ろくは
今までの歩調を急に変えた。

とっとと舟岡山の方に私を引っぱって行き
自分のお気に入りの場所で
とっても立派な
湯気のあがってる出来立てのウンチを
どっさりしたのでした。
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