明日、「生演奏でバッハを~イギリス組曲・最終回~ 5番、6番」(NHK文化センター京都教室・13時30分)です。
バッハ先生、なんかいっちゃってます!
この5番、6番とも、バッハ先生は異常=錯乱状態。
特に、二つのジーグ。
アップした楽譜は、6番の後半ですが、
内声の、半音を昇っていくのはまだわかるとして、
バスの、この音型はなんじゃ?!
まあ、バス単独ならわからんでもないけど、
上の内声と合わさり、しかも、
ソプラノではラ(+♭シ)のトリルが気狂いのようにつづく。。。(他にもあり)
イギリス組曲は、フランス組曲より早い時期に書かれたと言われてますが、
バッハの若い頃の、このいっちゃってる感、ほんとうに凄い!
プレリュードも集中力が必要で、
特に5番、だんだんと弾いているうちに、手の使い方が啓示のように降りてきた・・・!
バッハ楽長の弾き方って、手前にまるめるように(引っ掻くように?)弾いていた、
っていう伝承みたいなのがありますが、
それプラス「回転」だと思います。
音型がみんな渦を巻いてる。
回転してる。
手もまたしかり!
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