河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

7/27(土)13時30分 NHK文化センター京都 ショパン「マズルカ」Op.59全曲、「バラード第3番」等

共通の音型

2009-04-06 17:15:03 | モーツァルトに会いたい5
今日は、昨日に引き続き
またまた10時間寝てしまった・・・!

今日の場合は一旦明け方に目覚め
その後夢をみていたのだけど
その夢というのが
「マタイ受難曲」の本番でチェンバロを弾くというのに
舞台に出て行ったら
楽譜がなかった・・・・という
よくあるアセリもの。

・・・・
以下、3月20日の「モーツァルトに会いたい5・最終回」の続きです。
・・・・

プログラムノートにも書いたことですが、
この23番と24番コンチェルトは
一見(一聴)まったく異なったキャラクターだけど
共通する音型がある・・・

というか
その他のソロの作品(私が「モツ会い1~4」で弾いた複数の曲)にも同じ音型が頻出していることに
ある時気づいたのです。

たとえば
①「ロンドニ長調 KV485 冒頭」(モツ会い1)
②「連弾ソナタヘ長調 KV497 フィナーレ冒頭」(モツ会い2)(①と②は先日3月11日の京都市フォーラムでも弾きました)
③「前奏曲(カプリッチォ)ハ長調 KV395 冒頭」(モツ会い3)
④「ヘ長調ソナタ KV494 冒頭」(モツ会い3)などなど。
(偶然に気づいたもののみ。もっと調べたら出てくるかもしれません。)
それからもちろん
⑤23番コンチェルト KV488(これは注釈必要ですが)
⑥24番コンチェルト KV491 ピアノソロ冒頭

実は「モツ会い3」のとき、
音楽会最初に弾いたのが③「前奏曲(カプリッチォ)」で
音楽会最後に弾いたのが④「ヘ長調ソナタ」。

で、本番の何日か前に
その2曲の共通の音型に気づいてびっくりしたことがあったのですが、
(ちょうど1年前のことです)
今回はそれに続いて
またまたのびっくりです。

このうち、④「前奏曲(カプリッチォ)」を除いて
すべて同じ時期(1786年)に書かれている、ということも
後で気づいて驚きました。

その音型というのは以下の通りです。
(すべてハ長調またはハ短調に移調します)

「ソ ファ ミ レ ド」

たとえば
①「ロンドニ長調」では「ソ~ファミーレドー・・・」
②「連弾ソナタヘ長調フィナーレ」では「(ソ)ソ~ファミ レ ド・・・」()内は装飾音符
③「カプリッチォ」では「ソ ファミレド・・・」
④「ヘ長調ソナタ」では「ソ ファミレド・・・」(③と④は同じリズムです。調は違うけど)
⑥「24番コンチェルト・ピアノ冒頭部分」では「(ソ)ソ~ファ♭ミレド・・・」

・・・また消えたらイヤなので
ここでアップします。

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