河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/7(土)15時 京都府民ホール・アルティ シューマン「ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調」Op.80 

フシギな一致

2010-12-16 18:51:06 | ショパン
昨日は、京都市の文化ボランティアの方々の企画で
「京都寺町 小さな名曲サロンコンサート・オールショパンプログラム」本番でした。

平日の昼間本番というのは、実はほとんど初めての経験で
どの程度の方々に来ていただけるか全く想像つきませんでしたが
80名を越える方々が来てくださったようです。

なかば実験のつもりで、演奏の前後に、コメント(お話)を入れました。

それも、なるべく一般的な啓蒙的なものではなく、
ちょっと突っ込んだというか、現場のピアニストとしての実感なども交えたところ
けっこうそれを喜んでもらったみたい(アンケート回答による・・・アンケート回収率すごく良!)。

・・・・
今回一番フシギだったのは、
プログラムの最後の3曲が、いずれも「ド♭レドシ(♭)」というメロディで始まっている曲だったこと。
(マズルカOp.59-2、マズルカOp.68-4、ワルツOp.14-1 ← これは、序奏の後のワルツの冒頭メロディ)

私が意図したことでは全くなく、本番前々日に気づいたのでしたが・・。

実は以前にも似たようなことがありました。
「モーツァルトに会いたい3」でのこと。
第1曲目「前奏曲」の冒頭のメロディと、最後に弾いた「ソナタKV533ヘ長調」の冒頭メロディが同じだった・・・(2曲の調性は違うが、両方をハ長調メロディに移調すると「ソ・ファミレド・・」)。

演奏会のプログラミングをするとき、私はたぶんけっこういろいろと考える方ですが、
さまざまに試行錯誤して最終的に決定すると
自分では「ふ~む。なかなかいいプログラム・・」と思うことが多い(笑)。

そういうときって、こういうフシギな一致が起こるのかしら??

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする