河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/7(土)15時 京都府民ホール・アルティ シューマン「ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調」Op.80 

カペーカルテット

2009-07-20 15:18:10 | ラヴェル
ラヴェル備忘録つづきです。

講演会では、珍しい演奏(CD)も聞いて頂きました。

カペー四重奏団による、ラヴェルの弦楽四重奏曲より第1楽章と第2楽章の一部を。
1928年の録音です。

1928年ということは、ラヴェル(1875~1937年)がばりばり生きていた頃。
(ちなみにラヴェルは、明治8年生まれ、昭和12年没です。)

現代の演奏と一番違うのは、グリッサンドが多いことでしょうか。
(往年の名ヴァイオリニスト、ティボー(1880~1953年)の演奏を思い出しました。)

この曲のテンポは、もともといろいろと動くのですが、
私が聞き慣れていた現代の演奏と比べて
カペーカルテットの演奏は、たいへんナチュラルなものでした・・・

というか、どう言ったらいいのかな、
楽譜を読み込んだ上で、楽譜にヘンに捕らわれることなく
音楽を感覚的に大きくつかんでる

・・・右脳的というのか、
私は概して現代の演奏より昔の演奏が好きなのですが
カペーカルテットも一聴の価値アリです。

その他、室内楽の名曲として
ピアノ三重奏曲の一部も(カントロフ、ミュレ、ルヴィエ)聴きました。

この曲は、何度も弾いたなぁ・・・。

・・・以前、カントロフさんとルヴィエさんが来日、
京都アルティでのデュオ公演で
私が譜めくりした時のエピソードを思い出し、
講演会ではそれもお話したり・・・。

・・・この譜めくりエピソードは
以前の日記に書いたような気がするのですが・・・?

コメント
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