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河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

9/5(金)19時 日暮里サニーホール クララ・シューマン「ピアノトリオト短調」R.シューマン「ピアノトリオニ短調」他

残券わずか

2008-11-12 18:48:19 | モーツァルトに会いたい・4
11月24日「モーツァルトに会いたい4」【ピアノ連弾で聞くオペラと交響曲】の
前売り券が残り少なくなりました。

当日券(500円up)は、24日当日午後2時より30枚程度発売しますが、
前回は、谷川さん人気のせいか前売り券が早くに完売、
当日券のために
開演の何時間も前から並んでくださった方がいらっしゃいました。

・・・谷川さんといえば、
先日、谷川さん(+覚和歌子さん)監督の「ヤーチャイカ」という映画を
京都シネマで見ました。

監督挨拶で谷川さん来館。

・・・この話の続きはまた明日。
今から「モツ愛4」の勉強します。


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ピリオド系ジュピター

2008-11-11 01:24:29 | モーツァルトに会いたい・4
「ジュピター」交響曲のCDを今頃になって買いあさっている。

私はピリオド楽器系の演奏が好きなので
今日のヨガの帰りに探しにいったのだけどあまり見つからず
ブリュッヘンのものと、もう1種類をとりあえず買ってきた。

ブリュッヘンのは
噂によると「レコード芸術」の第1位になった名盤とか?

・・・私のCDの聞き方はちょっと変わってるかもしれないが
スピーカーの近くで聞かないで
隣りの部屋や遠くで聞く。

そうすると
骨格がよく見えるから。

今日は、
リビングでCDをかけながら
お風呂で聞きました。

ブリュッヘンのは
最初の3つの楽章は、私はダメだった。

モーツァルトって、どこか
都会の洗練、みたいなとこがあると思うけど
・・・つまり
悲しいときに「悲しい」と言ったりそういう素振りを見せないで
にっこり微笑んで見せるような・・・。

だから決して重くない。

ブリュッヘンのは
1楽章が私にはどうしても遅すぎ。
2楽章はやすぎ。
3楽章遅すぎ。

でも!!
フィナーレすばらしい!!!

この曲の骨格がわかる。
スケルトンのよう。

ジュピターのフィナーレの骨格がわかるっていうのは、
この曲の良さが一番アピールされているということ。

そのこと(良い曲だと、聴いている人に理解してもらう)こそが
演奏家の存在意義だと思います。

私は
以前京都コンサートホールで聞いた
コープマンのモーツァルト40番がほんとに良かったので
CDをネットで捜したのだけど×。

やっと
ホグウッド、ピノック、ガーディナーあたりが手に入るところ。

今日買った、
もう一つの方は
ホント腹立つくらい×××。

2楽章をあんなに不感症で弾くなんて信じられない。

口直し、
もとい耳直しに
もう一度ブリュッヘンのフィナーレを聞いて寝ます。


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いよいよ

2008-11-01 22:45:19 | モーツァルトに会いたい・4
11月に入り
いよいよ「モーツァルトに会いたい4」の本番(11月24日)が近づいてきました。

今回は、「ピアノ連弾で聞くオペラと交響曲」という
やや変則的なもので、
実は私自身
オリジナルのピアノ曲ではないものを
本番で弾くって
案外経験がないのです。

オーケストラスコアと全く同じに弾こうとすると
音域が重なる、という実際的な問題もあり
さまざまな変更が加えられた連弾用楽譜を弾くって
思っていたより煩雑な作業が必要。

原典(スコア)を知りながら
それをピアノ1台でどういうふうに音にするかを決めるのは
案外試行錯誤を繰り返す、たいへんな作業なのです。

ペーター版の連弾楽譜を使用しつつ
その響きを聞きながら
臨機応変に
音を変更したり加えたり・・・・。

通常のオリジナルのピアノ曲では
とりあえずは
楽譜に書いてある通りに弾けばよいので

その点でいえば
オリジナルの曲を弾く方が
ずっとラク・・・・。

今回は
弾くことよりも
スコアを勉強することに時間がかかりそうです。

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モツ愛4

2008-08-03 16:34:46 | モーツァルトに会いたい・4
詳細決まりましたので、以下に。

◆◆モーツァルトに会いたい・4◆◆         
〈ピアノ連弾で聞くオペラと交響曲〉
        
          ◇ピアノ・河野美砂子 小石みなみ 岡部佐恵子


◆2008年11月24日(祝) 午後3時開演(2時30分開場)
◆京都芸術センター 講堂
        四条烏丸(24番出口)から西北へ徒歩5分(室町通錦上がる東側)

◆演奏曲目
・オペラ「魔笛」KV620(ツェムリンスキー編曲)より抜粋(1791年)
・交響曲第41番「ジュピター」KV551全曲(1788年) 
                 
◆モーツァルトは、自分自身を「オペラの作曲家」と自負していたことでもわかるように、生涯にわたって多くのオペラを作曲しました。
その中でも「魔笛」は特に印象的な作品です。
今回は、19世紀末ウィーンの音楽家として高名なツェムリンスキーの編曲楽譜を使用しますが、数々のアリアなど、どのような響きになるか楽しみです。

また、交響曲「ジュピター」は言わずと知れた名曲。
4手による演奏で思わぬ発見があるかもしれません。

一方、もと明倫小学校の歴史ある空間と、そこに伝わる約100年前のピアノ・ペトロフの響きも興味深いところです。
ペトロフは現在修理中ですが、修繕後、その響きがどのように変化するでしょうか。
「モーツァルトに会いたい」シリーズの京都芸術センターにおける公演は、今回で最後となりますのでお聞き逃しのなきよう。
 
■チケット  一般2000円 学生1000円(当日各500円増)  自由席・200名限定
  ・前回の「モーツァルトに会いたい3」では前売り券が公演1ヶ月前に完売しました。お早めにお申込ください。                        
■申込・問い合わせ コンサートモーツァルト 
※受付次第、振込用紙同封の上、チケットお送りします。

・電話 075-432-0032 (月~金曜日・10時~5時、土曜日・10時~12時)
・ファクス 050-1359-4384
・メール conmoz69@ybb.ne.jp (ウェブサイト「紫野通信」からも入れます。)
◇ウェブサイト「紫野通信」http://music.geocities.jp/misakn95
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ツェムリンスキー編曲「魔笛」

2008-07-26 22:53:49 | モーツァルトに会いたい・4
ユニヴァーサル版のピアノ4手(連弾)楽譜
かのツェムリンスキー編曲の「魔笛」上巻下巻が
何日か前に手に入った(けっこう高かったデス....)。

11月24日(祝)の「モーツァルトに会いたい4・
ピアノ連弾で聞くオペラと交響曲」で弾く予定で

火曜日に
K石M嬢と初見大会で音出しした。

弾くだけで楽しかったけど
「モツ愛4」では
プログラム前半のみの40分~50分しか時間がないため
(後半はジュピター交響曲)
この全曲のなかから抜粋しなければならない。

アリアなど弾いてると
あれもこれも弾きたくなる....。

これをまとめるの、
けっこうタイヘンかも。
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モツ会い4、5のプログラミング

2008-07-17 23:19:26 | モーツァルトに会いたい・4
11月24日(祝)午後3時、芸術センターにて
「モーツァルトに会いたい4・ピアノで聞くオーケストラ作品」開催決定。
一台のピアノを4手(連弾)で演奏する。
若いピアニストさん2人と共演の予定。

さらに
2009年3月20日(祝)午後6時、京都府立府民ホール「アルティ」(烏丸中立売)にて
「モーツァルトに会いたい5(最終回)・ピアノコンチェルト」開催決定。
玉井菜採さんコンサートミストレスの小編成のオケで、指揮者なし。

ただ今、その最終的なプログラミングを模索中。

「モツ愛4」の方は、
メイン(プログラム後半)は「ジュピター交響曲」、というのは動かない。
なにしろ素晴らしい曲なので。
ピアニストである私がジュピターを弾くためにはこういう形しかない。

で、前半を何にするかだが
オペラ「魔笛」より抜粋、という案が浮上。

何ヶ月か前にたまたま見つけたCDが
連弾で「魔笛」をやっていて
へ~え、と思ったのがそもそも。

かのツェムリンスキーが
4手(連弾)のために編曲した楽譜が出版されているのを知った。

以前から
プログラムの最初はオペラの序曲で始める、というのは
なかなかいいと思っていて
それなら「フィガロ」かな、とも考えていたのだけど
その後をどうするかが難しかった。

もう一曲シンフォニーをやる(たとえばA-dur)案や
セレナード、ディヴェルティメントなども可能性ありだけど...。

でも、モーツァルト自身は何しろオペラが好きで
自分はオペラの作曲家である、という自負があったのだし
ここでやっぱりオペラを取り上げるのは
「モツ愛」シリーズとしてはとっても自然なことかも。

まだ決定できないが
音出ししながら決めていくことになる。

というのも
「いい曲だから」という理由だけで本番にかけるわけには行かない
というか、

今回の場合は
オリジナルの曲がいくら良くても
ピアノ4手で演奏したときに
良く聞こえないと意味がないので。

「モツ愛5」のコンチェルトの方は
23番A-durと、24番c-mollは決定。

その2曲だけ、というのもアリかもしれないけど
お客様の立場で考えると
A-durの前に何かもう一つ欲しいかも。

オケだけの序曲というアイデアは
今回の「モツ愛」が私の企画演奏会ということを考えると
もう一歩かも。

そこで
「ピアノと4管楽器ためのクィンテットKV452」などはどうかしら?

両コンチェルトは1786年作で
このクィンテットは、同じ時期の充実した室内楽作品。
モーツァルト自身が
「今まで書いた中で一番の作品」と父親に手紙も書いている。

同時期室内楽作品、ピアノとクラリネット、ヴィオラのための
「ケーゲルシュタット」も考えたのだけど
ちょっと地味で長すぎるみたい。

クィンテットの方は
ジャンルとしては珍しいピアノと管楽器とのアンサンブル。
初演の予約演奏会では、
二つの新作ピアノコンチェルト(KV450,KV451)とともに
モーツァルト自身が演奏したとのこと。

モーツァルトがウィーンに定住してから
自分自身が演奏する予約演奏会のために次々と書いた
素晴らしいピアノコンチェルトは
いずれも木管楽器が活躍する(それがすごく魅力的)のだが

もちろん、23番、24番も
木管とピアノとの掛け合いがそこここに聞こえて
弾いていてそれがとっても楽しい。

それを考えると
このクィンテットを最初に演奏するのは
プログラミングとして
なかなか筋が通っていると秘かに微笑むのですが?
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