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2021.01.11 新年いろいろ(思いがけない嬉しい頂きもの)

一昨日、元女板前のKさんから電話があった。
「いつもの医者に行った帰りに、恵比寿さんへ寄った。そのとき、魚屋へ寄ったら、
あなご寿司が美味しかったよ。一度買ってみたらいいよ。」というものだった。

そこは、私がいつも行く昆布屋とその向いの骨董屋のすぐ近くだった。
私は、そしたら一度行ってみるわということで、今日そちらへ向かっていると、
笹を持った人達が大勢すれ違うので、あ、そうだ、今日がえべっさんの日だった
と言うことを思いだした。
だったら、私もえべっさんにお参りしようと思って行く。


おみくじ売り場で、鯛がおみくじを抱えている物があった。
それを購入した。末吉だった。


これも、今後、私のお正月の飾り物の中に加えたいと思う。


その後で、喫茶店へ行くと、入り口に、南天の赤い実と、珍しい白い実が花瓶
に生けてあった。
何処で買ったのか聞いてみると、お向かいさんから、貰ったとのことだった。
そのお向かいさんは、果物屋さんだった。


行ってみると、店の横に、大量の目が醒める様な南天の赤い実と白い実が、
見事に活けてあった。
私は、きゃあきゃあと言ってしまった。
自分で育てている南天の実だとのことだった。

私が、余りにも感激しているので、お店の主人が出て来て、そんなに好きだったら、
上げてもいいよと言って、大きな赤い実の枝を引き抜き、私に呉れてから、
ついでに白い方も上げてもいいよと言って、白い実も頂いた。

感謝感激。
そこで、写真を撮ってもらいたかったが、言い出しそびれた。
喜び過ぎと言う程、喜んでいる自分を撮って貰いたかった。
あんたは5歳児かと言う程の喜び様を、撮って貰いたかった。残念!

この赤い実と白い実の重い枝を、骨董屋さんと昆布屋さんが、苦労して,
持ち帰りやすい様に包んで呉れた。

私は、我が家にあった大きな花瓶と二番目に大きな花瓶を、先年、人に
上げてしまったので、活ける花瓶がない。小さな花瓶か水差ししか無い。


とにかく、下の方の太い枝を切り落として、花瓶に入る大きさにしなければ
ならない。
そこで、おとなりさんにピンポンした。
男性の声で応答があったので、よかった、話が早いと思った。
ご主人に、「ここから下を、のこぎりで切ってもらえませんか」と頼むと
ご主人は、我が家にはのこぎりがありません。大工道具がありません。
とのことだった。マジカー?
仕方なく、いつものお助けまんの6階のMさんちへ行く。
彼女はすぐ、折り畳み型の小さなのこぎりを持って来て、切ってくれた。
ご主人は、大工仕事が趣味な方だが、今回は奥さんの道具で充分だった。



しかし、それでも、まだ、これらの枝は、台所の流しを覆い隠す程の大きさ。
実が多すぎて、重すぎるので、どうにもならない。
落ちそうになる。おっと!あぶない、あぶない!



水差しに挿すことにしたが、倒れるので、それをガラス製のバケツの中に
入れて、隙間にガラスの食器を挟むと、倒れずに、固定出来た。
その両方に、水を張った。

生け花としては、落第だけれど、見えない所で、紐で括りまくっているので、
もう,自分の能力では、やり直しはできない。これで、完成としよう。



果物屋さんのご主人は、親切で有名な方らしい。
果物をみると、とても上質な物が並んでいて、感心した。
ここの市場は、滅多に来ないので、この果物屋は知らなかった。
次回から、ここで買おうと思う。
いちごは、格別に美味しかった。

「難を転じ福となす実 南天の実」を,ありがとう!
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