1月13日に陸上自衛隊空挺団で行われた初降下訓練でのひとコマです。CH-47大型ヘリコプターによる小型車両などの機外懸吊による機動です。通常は機内に搭載して機動しますが、近距離で緊急に輸送する場合や、適当な広さの着陸場が無い場合などに多用される手法です。懸吊できる車両は、総重量5tクラスまでの大型トラックも可能ですが、空中でのバランス保持が難しいため、速度を制限しての運用になります。中越地震の際には、小型のブルドーザーを道路が遮断された山間の被災地の道路復旧に緊急輸送されました。また、通信施設を稼動させるために必要な発動発電機等も緊急に輸送されたことがあります。このような訓練も日頃から各種状況下で行うことによって、テロ等に対する備えや大規模災害などでの活用が可能になっています。航空操縦士、整備員、機外懸吊のための地上要員などがチームを組んで運用しますので、日頃からの厳しい訓練でチーム力を発揮できるようにしておくことが最も大切になります。
最新の画像[もっと見る]
- CH-47JA8機編隊飛行 10ヶ月前
- EC225編隊 10ヶ月前
- LR-2上空通過 10ヶ月前
- CH47JA編隊 10ヶ月前
- EC225飛行中 10ヶ月前
- オスプレイ翅を折りたたんで 10ヶ月前
- オスプレイ地上展示 10ヶ月前
- 宇都宮校LR-1とUHー1H 1年前
- 北宇都宮駐屯地50周年L-19Eの前で 1年前
- 宇都宮校編隊飛行上空通過 1年前