michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

美しい手話、楽しい手話は 好き

2022-09-26 05:41:04 | 聴こえ

ある番組で。アメリカで、歌に手話ダンス(?)をつけている人を紹介していました。ヒップホップで、見事に手話通訳。ノッて体全体で表現。すごく上手い。

ああいうのは聴こえない人も、聴こえる人も、共に楽しめる。

 も、最高!って感じ。

 

そういうのとは別の。以前『手話ダンス』コンサートに行ったことがあります。

それは、バレーリーナとして活躍していた きれいな娘さんが、病気になってしまい、バレーは続けられないけれど、ゆったりと手話ダンスならやれると、始めたそうです。

歌詞に手話を当てはめるダンスとはちょっと違い、意訳みたいな…。見て味わって楽しめるダンス。とっても美しく、ため息が出るほどステキでした。

 

 

手話って、話が出来てすごく便利なんですが、個人的にはあまり好きになれない表現もいくつかある。「ホッとした」とか。「疲れた」とか。

手話全体的に、顔の表情を大切にっていうか、すごくオーバーに表現するし。

「キライ!」とか「困った…」とか。顔で。

 

それでも、美しい手話でお話しする方もおられますね。

見ていて心地よい手話表現とか。

そういうのを拝見すると、やっぱり勉強して覚えていきたいな。やっていけたら良いなって、気持ちを新たにするんですが。

 

手話での『人魚姫』今年も放映してましたね。2度見てしまいました。

ろうの娘さんの一人芝居です、手話の。

表現はとても美しく、それでいて魔女や王子様の場面ではそれらしく、見事でした。

最後、人魚姫は泡になって消えてしまうんですが、

それでも「王子様の幸せは 私の幸せ

「王子様と出会えて、(たくさんステキな想い出ができて)私は幸せでした」と満足するんです。

 切ないけど、う~ん、そうよねー、って共感しました。

 

もちろん、私の場合は、字幕を見て、手話表現を見て、ああ、なるほど――という感じですが、

ああいうのだったら、聴こえる人も聴こえない人も、聴こえづらい人も、

そして手話をほとんど知らない方も、

みんな一緒に楽しめるんじゃないでしょうか。

 

           

 

毎日職場で仕事してた頃、私は「一緒に笑いたいんだけどな…」なんて時々思ってました。その時に共有して顔見合わせ 笑い合いたい。

話し合いなど、要約筆記してもらっても、

書いてもらって、私がそれを読み、理解してそのことについて考え、発言しようと思った頃には、もう次の話題に進んでいたり…。

みんながドッと笑って、「え?なに??」って思って、書いてもらったのを読んで「ああ、そういうことで笑ってたのか」と分かっても、その頃にはもう話は次に進んでる。

それでも、メンバーの皆は、

「michi さんも 話し合いに、ちゃんと参加できてる」と思ってしまう。

そのギャップがなんとも・・・。

 そういうことがね――。

 

ま、こういう話をしだすとキリがない。

書いてもらえただけ ありがたいと思ってます。ほんと。

 

 


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