michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

聴覚障害なら 即、手話 じゃないんです

2022-09-23 05:29:30 | 聴こえ

今日は『手話言語の国際デー』とか。

それでここのところ、NHKでは手話や聴覚障害をテーマにした番組がいくつか。

“手話で楽しむみんなのテレビ”は、今年は、怪談・奇談でしたね。

その制作裏話の番組は視聴し、なるほどと思いましたが、私は怪談とか苦手で、本編は観なかった。

去年だったか、童話はとても良かったんだけど――。(これって、全く私の好みの問題ですね)

 

「難聴です」「聴覚障害なので」とか伝えると、

「それでは手話を」となることが結構あって、困ります。中途失聴で、手話はまだ勉強中なので。こういう方、結構おられるようですけどね。

 

筆談をお願いすると、「大きめの声で言うから大丈夫」となるのも困惑。そんなレベルではないのです。また、補聴器のすぐそばで大声で言われると、声が割れてやっぱり聴き取れない。

 

昔、まだ軽度だった頃、ある同僚は「じゃ、どんな風にしたら聴こえる?」と尋ねてくれて、それはとても嬉しかった。

難聴とかいっても、百人百様。千人いたら千通り。それぞれなのです。

 

 

認知症の難聴者で、言葉では なかなかコミュニケーションがとれないケースでは、ジェスチャーのような ‘ ハンドサイン ’ で伝わるようになったという話を複数聞いたことがあります。

手話を覚えるというのは、とても大変。特に高齢者や認知症の人は。

なので、当人同士で分かり合えるようなサイン。「今から食事ですよ」「お風呂に行きましょう」とか。これ、良いと思うんです。

 

また、お店のレジや、病院窓口などでよく使う言葉も、覚えやすく分かりやすいハンドサインというか、共通のものがあると良いんじゃないかな、って時々思うんです。

「お箸要りますか?」「温めますか?」「ちょっとお待ちください」等など。

 

ちょっとした ひと言でも、こちらは聴き取れず、書いてもらわないといけない。

なにか ジェスチャーか ハンドサイン みたいなもので伝えてもらえれば、って思いますが、どうなんでしょうね…?

 

 


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