michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

『三方良し』は現代まで    〔社会〕

2011-06-11 07:47:43 | Weblog

いま思っていること、、

うまく書き表せるか、まったく心もとないんですが…。

  (自分の中でうまく整理できてはいないんです。)

 

『ひととの関わり方』についてです。

いろんな本が出ています。

専門家などが、いろんなお話をしてくれます。

でも、基本的には、わりとシンプル・簡単なこと。

それだけでもあれば、って思うんです。

 

たとえば、

話し合いや、1対1で会話しているとき、

その人の話を聞いて、パパッと反応するのではなく、

「あ、そうなんだー」「へぇ、そうだったの~」と、声に出して

きちんと一旦受けとめる。

「私はね、」みたいなこと言いたければ、その次に出す。

これだけで、ずい分ちがうものになってくると思うんです。

   野球のキャッチボールを見ていると、

   ボールが来たら、自分の胸でシッカリ受けとめてますよね。

   そうしてから、投げる。 相手が受けやすいところに。

     こういうことじゃないでしょうか。

 

職場でのちょっとしたところでも、ポイントが。

カウンターなどに何かポンと置いていく人が時々いる。

「見りゃ、わかるだろ」という感じ。

でも、見てもすぐに分からないことも多いんです(他の人でも)。

そういう時、メモひとつでも付けてあれば、スムーズにいくんです。

『これは〇〇です』、と署名があれば。

 「一旦、他者の立場に立てるかどうか」とか、

 「次にくる人が困ったり迷ったりしないか」という視点を

  チラッとでも持てるかどうかがカギだと思う。

 

引き戸を、後ろ手でピシャッと閉めていく人が多いです。

すぐ後ろに人が続いているのに気づかないのか、それとも

そんなの気にしなくても良いんだ、という考え方なのか。

あるいは、「オレ、忙しいんだ。いっぱい仕事してるんだよ」と表したいのか。。

  実際に忙しいこともあるんでしょうけど、

  チラッと後ろを振り返って、次にすぐ人が来ないか見る。

  または、人がいるかどうか気配を感じとる。

  これだけのことなんですけどね。

 

――決して「こうすべき」みたいなことではなくって、

   そんな風にしていることが、

   自分の心が落ち着く、っていうか、あったかいっていうか。

 

社会的なことに話を広げると、たとえば、

『近江商人』の『三方良し』の考え方。

 「売り手よし ・ 買い手よし ・ 世間よし」

  ――これこそ、自分自身のやりたいこと。

     これでこそ、自分の幸福が得られる。

というところだからこそ、現代まで受け継がれてきていると思うんです。

 

東北で大災害があって、本当に大変だと思うんですが、

被災された方同士が、励ましあったり助け合っておられたり、

ボランティアで活動しておられる方とか、

自分のいるところで、自分のやれる活動を展開しておられる方の

すがすがしく生き生きとした表情を拝見して、

そんなことを改めて感じさせてもらっています。

 

   さて、自分は、どうかしら・・・? 

 

 

コメント
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