日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 卆寿 *  

2010年04月22日 | 雑感

義母も実家の母も、兄夫婦たちに本当に大事にしていただいて、健康に幸せな日々を送っている。
外に出ている私は、なんらお手伝いすることなく兄夫婦任せで、時折申し訳なく思う。
せめて心配をかけないように、家族を守っていく・・それがささやかでも親孝行かも知れないと思っている。



明日は義母の九十歳の誕生日、卆寿である。
義姉夫婦や義弟を誘っての大阪城公園のお花見や、先日の義弟とのゴルフ青空市場へ行ったときの、
兄弟の写真などをコラージュして、A4サイズ2枚の写真を両面ラミネート加工して手紙を添え速達で送った。
義母には子供すなわち義姉や夫や義弟たちを眺めるのは、どんなに嬉しいか分からないし。 
それにいつまでも、分かる間にしっかりと記憶して欲しい・・とそんな気持ちも込めて。

夫も私と同じ五人兄弟、先日義弟と夜中に語り明かした中には、「今の時代こんなに兄弟仲がいいって、
親のお陰よね・・そんなところに、嫁いだ私は誇りに思ってるよ」と言ったが、義弟も納得していた。

昨夜来の雨がしとしと・・一日中降っている、時折風混じりに。 東京では昨日より10度以上も低いとか、異常だ。

速達を出した帰り通った人けのない公園に、ひっそりと咲いていたカラー。
PCに落としたら偶然にも背景が紫っぽく、紫は卆寿を祝う色まさに。 義母の、今はもの静かな姿が浮かんだ。
仲の良い五人の子供たちを、育て上げられた義母の顔が・・。


* ハナミズキ * 

2010年04月21日 | 花や木

「今成田にいるのよ」 研修センターのマッシー母さんから電話が入った。
相談がしたいことが・・と言われ、私なりに返事をしたら「良かった、相談して」ほっとされたようだ。

ご近所さんのブログには、うす紅色のハナミズキがアップされていた。
今頃になるといつも研修センターのそば、中学校の前の道路のハナミズキが咲くと必ず撮っている。
空に向って咲くその姿や形が大好きで、いつか植木にと思っていたのに夫が返事をしなかったので
買うのを見送ったが、今でも植えたい木のひとつである。

ハナミズキと言えば、一青窈さんの歌を思い出す人は多いであろう、人の好き嫌いは別として。

空を押し上げて 手をのばす君 五月のこと

どうか来てほしい 水際まで来てほしい

つぼみをあげよう 庭のハナミズキ

空を押し上げて手を伸ばすのは、人でありハナミズキの姿でもある。 なんて素敵な。
マッシー母さんの声を聞いたので、買い物帰り中学校の前でパシャ。
もっとゆっくり美しい姿を撮らねば! 何しろ、市バスやトラックの往来が激しいものおばさんには勇気がいる。

 マッシー母さんは20日付けで退職され、今日カナダの・・?(名前忘れた!)
ロッククライミングをしている娘さんのところへ、遊びに行かれる。 
海外へは何度も行っているが、一人で行くのは初めてだとか言われちょっと不安と言っていたが。。
噴火の影響はなく、飛行機も予定通りだそうだ。 アイルランドの噴火がどれだけの世界へ迷惑になったか。
地震といい、寒波といい、噴火といい、自然の驚異にはどうにも逆らえない。

研修センターでは、一時ランチをお休みしていたが、連休明けから始められるそうだ。 
その日、こちらへ出向かれるそうなので 「その日一緒にランチしましょう、大いに楽しんで来てください」
1人娘さんで次女と同級生、明るくて頭が良くて、いつも人とは違った何か味のある人だったと娘は言う。
雑誌記者の仕事で山へ登ったりしていたが、何年か前カナダへ行き、ロッククライミングを楽しんでいる。
彼女のブログはパスワードがいるのでリンクは出来ないが、絶壁の山々を制覇する訳で、とてもとても。 
しかし生き生きと明るい彼女、どこからそう言う人生に方向転換する決心をしたのだろうか。

長年勤め上げられたセンター、花づくりはまた別なところでされるそうで楽しみである。
花のコーディネーターの資格も持っておられるので、きっと素晴らしいお店が持てることだろう。
いつかは孫達から手も離れるであろうそんなとき、今出来る事柄がPCの出来ないマッシー母さんの、
陰ながらお役に立てれば・・そう思っている。 HPもたちあげることになるだろうし。

もしかしたらいつか私の人生も思いがけない方向に・・なんて言っていたら次女が
「勝手に自分で夢を膨らませない方がいいよ~」と笑いながら言った。 
夫も(同じく)と言った顔をしていた。



「心強い味方がそばにいてくれて有難いわ。 ありがとう、行ってきます」
明るく出発された。 長年お疲れ様でした、楽しんで来て下さい。
彼女の前途に栄光あれ! (と書いても、彼女は過去たった一度しか私のブログは見たことがないのだ)

ハナミズキの花言葉は、「私の思いを受けて下さい・返礼・貞節・」である。


                                                * 今日の一枚 *


* 近所でも全然OK! *

2010年04月20日 | 花や木

 「母さん、公園へ行って見てん、八重桜がいっぱい散っててきれいやで!」(散ってて?)
なつめのお迎えの帰り、小学校の前の公園でいっぱいの桜を拾ってきていた。

幼稚園入園は桜坂だが、小学校の入学の記念写真は公園の入り口のソメイヨシノの桜の木の下だった。
ソメイヨシノとは違って、色の濃い八重は落ちても花束のように落ちていたりして、ダイナミック、
これはすずめさんの精なんだ、きっと。

「だ~れも、居なかったよ」と言ったからちゃちゃっと壁塗りして出かけた。
子供たちが遊びにきていた。

今年も(もう咲いてるだろうな~) ソメイヨシノが終わる頃そう思っていたが、満開。
しかし、最近何処へ行っても最初の感動ほどもない自分の心、くすんでいるのか?ちょっと悲しい。

それでもやはり、美しいものは美しい。 微妙に違う3種類の八重桜があった。

 花だけを見れば造幣局と同じ、充分に綺麗やん!

 空の青がないのが、淋しいけれど、実に艶やかである。 (絵に描けないものだろうか)

いつもこのマンションをバックに撮っているわ。

          


夜お風呂に入ったら、洗面器いっぱいに八重桜の花びらが入っていた。
まだ2週間足らず、時折「行きたくない」と揺れるなつめの心をおもんばかっての次女の思案の策だろうか。
なつめ1歳のとき、天保山の夜桜を見たとき花びらをひろってお風呂に浮かべてたっけ。




あれから2年の経過、時の流れや孫達の成長を思うと、やはり桜はやさしく私を包んでくれた。
やがて桜の季節は終わりに近づく。 入れ替わり見せる青葉の光る季節、また心は新鮮に生き生きだ。

今日は24節気の「穀雨」 この頃降るしとしとやさしい雨が、穀物を潤すとか言われるが、
ここ一週間の間には強い寒気でみぞれが降ったり、そうかと思うと薄着でおれたり戸惑う異常気象、
潤うどころか被害さえ出ていて、野菜の高騰が続いているがどうなっているのだろう。 


* 出不精や 通り抜けさえ 通り抜け *  

2010年04月19日 | 雑感

日曜に弟と行ったが、何度も行っていると一番最初に見た感動とはまた違う。
(まいっか、通り抜けたんだしさ)夫は見ていないし今年は。(でも、やっぱきれいよな~、月曜は行こう!) 

そう思いながらも、月曜の朝ってやはり一週間の始まりなのよね。
自分の中では、家のことをリズム良く行いたいのである。 身体を動かす、あ~気持ちいいな~。  
屋上の花の草抜きや花柄摘み、なんてたいそうだよね、プランターか鉢植えなのに~。

時間がどんどん過ぎる。 昨日は「朝一番に行くわ」 が 「お昼過ぎてから・・」になり、
「明日(最終日)があるわ」 娘は心の中で(母さんはきっと明日も行かない)そう思っているに違いない。
「母さんは出不精」ってこの間言われたけれど、本当につくづく、デブな私は出不精。
美味しいもの!と言ったら、重い腰あがる?

造幣局の桜、あんなに色んな種類咲いているのに、(月曜ひとつひとつ名前と桜撮ってみよう)
そんな風に描いていたのに。 あ~ぁ、”出不精が 通り抜けさえ 通り抜け”

同級生2人からCDや写真が届きましたと、お礼状が届いた。
(わ~・・達筆やわ~) やはり手紙はいいよな~。 
「・・小学校の頃からお姉さんのようで・・」とか「やっぱり偉大な人物(心も身体も・・スミマセン)」なんて。
お世辞にもたいそうな手紙だったけど、写真もデジブックもとっても喜んで下さって私もメッチャ嬉しい今日。 
造幣局なんて~。 また来年もあるぜよ。 


* 造幣局桜の通り抜け~泉佐野青空市場 *

2010年04月18日 | 風景・お出かけ

夫が寝た後、まだ寝ない風な弟とあれこれ話し込んだ。
4人男兄弟の中では、考え方など夫よりも弟の方が合うと、付き合っている頃から思っていた事実。
弟の知らない父のこと、お互いの連れ合いのこと、兄弟のこと、子供たちのこと、自分たち、と話はつきない。
夜は本当にダメな私なのに、眠気も来ず話が弾んだ。 「寝ようか」と言ったときは2時半になっていた。
普段到底話すことのないお互い、貴重な夜だった。

弟を滞在のホテルに送る傍ら、「造幣局へ連れて行ったる」と夫が言い私が同行・
入り口にあたる南門付近で降ろしてもらい、夫は出口になる正門あたりで車で待機していてくれた。
入り口の南門前に着いた時は10分前、すでに長蛇の列(これも通り抜けの花)、晴天の日曜だもの。
両側の屋台の掛け声には人々は冷静でひたすら開門待ち、9時の開門と同時にどっと人が通り抜けへと流れた。

今年の桜は「都桜」(月曜にくるつもりなのでテキトーにしか撮らなかった~)
南門から正門横の北門までわずか560メートルの距離、127品種354本の桜。

弟は人の多さもだが、満開の八重桜の種類の多さ、珍しい花の形や色に感嘆の声でシャッターをきっていた。

私は見失ったらいけないので、いつものようには撮れない。 (月曜日に来よう!)
まぁとにかく、人も桜もすごい。 「立ち止まらないで下さい」(そんな~手ブレで撮れんよ~)
「小さなお子様を、危険ですから肩車しないで下さい」 (小さなお子様目線では見上げないと見られない~)

桜をバックに2度ほど弟のカメラで撮ってあげた。 40分ほどで出口へ。

出張先のホテルを通過して青空市場へ案内した。  夫は自分と同じで弟の魚好きを知っているから。
何軒かは店を閉めていていつもの活気はないが、それでも休日とあって人が次々とやって来る。 
朝獲れ立ての魚の新鮮は、このうえない魅力なのだ。 
 
食堂もあるが獲れたて魚のにぎり寿司や穴子など、魚のてんぷらを買って市場の屋上のデッキで食べた。
好天気、やはり島育ちの我々には海のそばで潮の香りを感じながら・・実に気持ちがいい、美味しいし。

青空市場に隣接して、ヨットハーバー「いずみさの関空マリーナ」ええな~の連発、羨ましく眺める。
ヨットから降りてくる若い夫婦、優越感たっぷりの様相、なんかね~。 

「ホテルで寝る」(無呼吸症候群夫のいびきの精?)と言っていたが無理やり引きとめて一泊、同病者と判明。
4人の中では顔も仕草も一番良く似た2人、久しぶりに兄弟でいい時間が過ごせたようだ。 
近くに来ているし一番下の弟、どないにして喜ばせてやろう、そんな夫の気持ちがいっぱいだった。
仲の良い兄弟である、そんなことも弟と真夜中話したけれど、そんな家に嫁いだことは私の自慢でもある。

今までずっとおトイレには”相田みつを”さんの日めくりカレンダーをかけていた、もう15年以上。
独特な文字と言葉、学生時代の子供たちも、必然的に言葉を覚えたりしていた。 
お寺で修行されたみつをさんの言葉には含蓄があり毎月繰り返す日々の言葉、同感したりその気になったり、
何かが残ったに違いない。  365日、一日何回か目にするわけで、この効用は大きいであろう。

今年は変えた、絵を添えた”花心草想”と題した”幽石”さんのカレンダー。
言葉は普通で少々物足りないが、色があり(ほんわかできれい)衝動買いした。 
次女がなつめをトイレトレーニングをするようになってからひらがなが打ってあり、読み聞かせをしていた。 
そのうちになつめも文字が読めるようになって自分で読めるが言葉の教えは実にいい現象。

                   * 今日の一枚 * 書くものも無いのでぶっつけで模写