日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* まず、受け入れること・・ *

2009年12月01日 | 雑感

 

昨日は

年に一度の人間ドックだった。 夕食後9時以降水も飲まず朝食を抜くなんてことまぁないから寂しい。
9時予約だったので10分前に行った。 待合室には、4、5人いただろうか。
受付を済ませ持参した雑誌を読んでいると、70歳を過ぎられたくらいのご夫婦が入ってこられて、
別々な場所へ腰をかけられた。 ご主人は中ほど、奥さまは入り口付近で問診表へ記入をしていた。

「そっちは入り口やから寒いで、もっとこっちへ座りいやこっちの方が温かいで」ご主人が言われたので
(偉いなぁ)「なんてお優しいご主人さま」と即行口から出そうになったのと、ほぼ同時に奥さまの口から、
「黙っといて! 書いてんねん,しんどいんやから」怖い顔をして言われた。 ご主人は罰が悪そうに黙った。
奥さまはよほどしんどかったのかどうか、私は身が縮む思いだった。 (ご主人さまお気の毒)
せっかくの、ご主人の思いやりである。 「ありがとう」と場所移動するか、「ありがとう、先に書いてしまうわ」
とでも言おうか。 ご主人はどんな思いだろう。 たまたまか、普段でもこうなんだろうかと思った。

読みかけの本に目をやりながら、すぐさま思った。
私は自分に見せられたんだと思った。 私も良くある、似たりよったりなこと偉そうな妻だし。
夫が何か言った時、受け入れて相づちをうつよりも先に、自分の思いを言ってしまうのだ。
「こうと違うか?」「そうやね」と言えばいいものを、「何言うてんの、それってこうやん」先に否定してしまう。
たとえ夫の方が間違っていたとしても、「そうやね」まず受け入れて「でもそれはこうやとと思うよ」
そう言ったらどうだろう。 夫もいやな思いをすることなく、面子も立つと言うもの。 

人の会話を聞けば(きつい奥さんやなぁ)と思うけれど、何をかいわんや私の姿を見せられたのだきっと。
”人の振り見て、我が振りなおせ”とは良く言ったものだ。 月のはじめ、そして師走である。
出来れば心穏やかに、一年の終わりを閉めようではないか。 
病院の待合室や喫茶コーナーは、あちこちから人々の会話が耳に入る、人生の縮図多くの学びがある。 
来て良かった、時に来ることも必要かも。 有難さ感謝の再認識。
今日一日の間にどれだけこんなことに出合うだろう、”まず受け入れる”自分になれるだろうか、
もう無意識のうちに沁みついている性格、努力して少しでも減らせこんなやりとり、減らせ体重も。

姉から、ポインセチアの花が届いた。 赤い葉には金銀の粉がきらきらと光っていてとても綺麗。
「還暦おめでとう、少し早いけれど」 クリスマスも近づくことだし、還暦色の赤、真っ赤。
電話を持ったらかかってきた(すごい)「届いたかな」と。 近況や孫の話など。
お互いに持病を持っているが、そんな話の最後は母の受け売り、「がんばろうで~」 

ポインセチアの花言葉:聖なる願い                       



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4 コメント

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思い当るところが (まほ)
2009-12-05 15:05:44
みくさん、先日の件は内緒、内緒・・・・ですぅ。

この記事、ほんまにそうやわあと思い読ませてもらいました。
どこの夫婦もこんなのが多いんと違いますかしら…と思い、
わたしも反省。
おなごというのは「きつう」なりますね。

わたしは自分の耳の聞こえを忘れ、よく聞く。
相手は答えても、よくわからない。
すると、悪いけれど、よぅ聞こえんのやわ…とよくやるんです。
最初に声かけた自分をもう忘れていて・・・苦笑いです。

本当ですね。
まず最初から否定されたら、気分悪いですもんね。

1日早いですが、お誕生日おめでとうございます。
素敵な日をお過ごしくださいね。
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☆まほさんへ☆ (みく)
2009-12-05 22:28:33
コメントありがとうございます!

一行目・・ミキ・メリーさんへのお返事ですね、早速削除!
すみませんでした。 記事には、あいさんに尋ねてからと思っていました

本日はご丁寧に素敵な手作りのバースデーカードをありがとうございました。
日曜の配達はないんですものね、さすがまほさんらしいご配慮!
そしてまたまたお祝いのお言葉をいただき、ありがとうございます。
明日は、3回目の成人式、新鮮な気持ちで! いい一日になりそうです。
まほさんのお住まいを通過外出の予定です。

先ず受け入れる・・感じていただいて嬉しいです。
色んなパターンがありますが、結構女の人の方が多いのではないかと。
夫のやさしさに気づかなかったり、何気に吐く言葉にも自己中心的で、
そんな自分に全く気づかなかったり。
相手を受け入れる、寛容な心を持ち合わせていなかったりします。
年をとるほどに本当は人間出来てこなければいけないはずなのに、
何年も反省を繰り返している分、努力も成長もあるはずなのに、
強情と言うか可愛げが無いと言うか、ほんと自分がこんな風にとは、
思ってもいませんでした、ほんと情けないです。

まほさんのいつも前向きな姿勢、謙虚な歩みには感心してばかり。
ご縁と言うのは生かしてこ価値があるんですよね。
ブログを通じても、いっぱいいいご縁いただいていますのに。
でもいつもと少しは思っているのですけれど。
先ず受け入れる、これは特に誰に対してでも心がけなければいけません、私。
がんばりましょ、楽しくね。
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Unknown (まほ)
2009-12-07 15:01:19
みくさん、ごめんなさい。
わたしの勘違いで、ミキ・メリーさんのこととは全く別だと思います。
だって、私自身のことですので。

また後日、メールさせていただきます。
すみません。。。
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☆まほさんへ☆ (みく)
2009-12-10 05:30:19
再度、コメントありがとうございます!

そうでしたか、てっきりCDの件のことかと。
それでも私には意味が通じなくもないことがあり思い込み・・
メール拝見しました。 時間が止まってしまっていてまだお返事には至っておりません。
CD,思いつき、まほさんの何処までもおやさしい心遣いに頭が下がります。
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