昨夜寝ようと部屋へ上がったのは１２時前だった。 夫は寝た所だった。
遮光カーテンを閉めずに、レースのカーテンのままにして寝ている。 夫は部屋が暗いと夜があけたことに気付きにくいらしい。
朝顔の蔓が登りはじめたグリーンカーテン、そのシルエットがレース越しに映し出されている。
それは西の明る過ぎる高層マンションの灯りがあるから。 ほんと明る過ぎる。
防犯や事故にはいいが各部屋の前の通路の街灯、すごい数で明る過ぎて、しし座流星群とか屋上で見ようとする時など正直星が見えにくい。
それでなくても大阪の空は、星の数が少ないのに。
（こんな夜くらいせめて半分にしてよ・・明る過ぎて探されへんのやから） そう思った時があった。 管理人さんに怒られそう。
それにしても今夜はやけに明るい、いや明る過ぎる。
窓に近づいてレース越しに外に目をやると、なんとマンションのすぐ上に大きな月が輝いているではない。
（そうや、明日は満月なんや！） 昨日カレンダーでそのことを夫に確認してもらっていたから。
（まんまるやわ！こんな時こそゆっくり満月写真撮ろ！） と思いながらカメラは２階だ。
う・・ん、今撮ろうか、どうしよう・・けど明日って分からへんしなぁ・・迷った。 優柔不断、結構何でも。 いや、私の場合邪魔くさがり。
（こんなにきれいに輝いているんだし、大丈夫やわ明日にしよ、明日三脚たてて撮ろ！）
寝ようっと・・
今日、夕食を終えて早々に、カメラを持って勇んで部屋へ上がった。
（満月、満月！） るんるんで。 あれ？
（曇りやわ！お父さん！ 何も見えへん！） ちょっと大声を出した。 ２階の夫に聞こえるように。
いややわ～何も見えないわ～。 あっちゃー！
昨夜撮ろうと思った時、さっとカメラ取りに降りれば良った。 眠くもなかったのに～。
こんなことは多々ある。 あぁ、あの時そう思ったのに～、あのときすぐにそうすれば良かったわ・・なんて。
あかん、もうちょっと気づいた事は、さっと行動に移さないと。 失敗！
