日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 月命日・・ *

2010年05月25日 | 雑感

 

近所の中学校の塀に沢山かけていた白いノースポールの鉢が、いつの間にか取り払われていた。
足元のプランターのポピーが、せめてもとなんか最後の力を振り絞っているように咲いている。

マッシー母さんがそのまま関わっていたら、もっと花が季節をおおうに違いないが。

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「今日は25日かな」次女が言う。 「そう25日、義父さんの月命日よ、珈琲供えないとね」
さっそく専用にしているデミタスカップにホットな珈琲を、義父はお砂糖もフレッシュも入れる人。
手をあわせた後、「なっちゃんは今日で3歳10ヶ月。 生まれた日とおじいちゃんの月命日は同じやで」

64歳と言う若さで他界した父が生きられる命の分、30分遅ければ命が・・緊急生まれる寸前救急車に
乗った次女のおなかにいたなつめである。 なつめはまさに義父に命をもらったのだと思う。
「まぶって下さいって手を合わせなさい」「おじいちゃん、まぶってください」小さな手を合わせて言った。
義母が言うのだ、お墓やお仏壇の前で。 「まぶって(守って)下さい」と、いつも。

以前はTVの横のサイドボードに場所を決めていたから、ご飯を炊いた時なつめが供えたりした。
頂き物でも自分で供えたり出来たのに、かんたがつかまり歩きをするようになったとたんに、
ボードの写真やお供えしたご飯やお水を襲撃するようになった。 お線香の灰も、もう何も置けなくなった。
そんな行動は日増しに激しくなり、ぼつぼつ歩くようになった今、とにかく狭いながらも攻撃は激しい。
「なつめのときはこんなことなかったのにね」 そう話すことが日常となった。
女の子と男の子の違い、女の子のあとなのでいっそうそれを感じる。
逆に愛ちゃんは、ひろとの後のゆいちゃん、なんと楽な・・そう思っているかも知れない。
新たに、お風呂場の入り口にも柵を追加した。 我が家では4箇所柵がしてある。
引き出しや扉もロック。 おトイレにも入っていく。 洗面台へも椅子を持っていって水遊びをしようとする。
まるで「あ!駄目よ!」「かんちゃん!」 野球が始まろうものなら、応援のバットを振り回す。 
TV画面へ攻撃も(まさか、タイガースへの叱咤激励?)
しかしその行動は可愛くて(大変やわ)と悲鳴をあげているが、面白くて癒されるのだからいやはやなんとも。

まるで梅雨があけたような、青空の一日だった。 三日分の洗濯物がぱりっと乾いた。
雨もいいが、主婦には晴天が大助かり。 こんなことが非常に幸せだと思える月命日の一日。



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