日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 夫の入院8日 術後6日目・・ *

2008年05月20日 | 雑感


毎日病院へ通うと、同室の方だけでなく毎日変わる看護師さんもさることながら、廊下でお会いする
他の病室の方とも会釈から、会話へと繋がって行く。
4年前の入院で内科病棟で付き添ったときは、廊下にいてもかなり重々しい気持ちになった。
外科病棟は今圧倒的に女性が多く、会話も廊下へ聞こえるくらいどちらかと言うと賑やかで明るい。
夫の病状が日にち薬だからか、ふと出会う人々の背景を勝手に描いてしまう時がある。 
どんな家族形態なんだろう、ご主人は、お子さんはとか。 女性の場合は家のこと気になるだろうな。
男性の現役らしき方は病気と言えども、仕事が気になって落着かないだろうなぁ、夫のように。

洗面室で高齢のパジャマ姿のご主人に付き添っている婦人も弱々しい、しかししっかり細やかに
ご主人をサポートする姿は、(素敵だなぁ・・私がこんな時どうなんだろう)少し痛々しくも微笑ましい。 
同じ病室でも、見舞う人を見たことが無い人もいる。 夫よりは若いのに痛風とかで食事も制限、
喘息もあり少し自暴自棄になりかけ、看護師さんに冗談言っては気持ちを紛らわしているみたいな。
暗い人、寂しそうな人、病気以外なんの悩みもなさそうに明るい人、優しい人、そうでなさそうな人。
病院が市内と言う事もあり、見舞いに来てくださる方がある夫は幸せである。
さまざまな様子に出会いながら、やはり感謝・・ありきたりでなく心底感謝に思わなくてはバチが当たる。

夫はアキレス腱の箇所が痛いと湿布、手術で口にくわえた管で前歯が緩み、歯科治療も、
リハビリ担当医の治療が始まった。 
今日は、セイ君のポータブルの液晶TVを部屋に置いてくれ長女が付き添った。 
交代で行くつもりが、会社の方が家の倉庫へ商品を取りに来るので私が対応や夫の経過報告方々
いなくては。 五時前来られ商品を揃え、また急いで会社へ戻って行かれた、忙しそうで申し訳ない。

「今日はもう来なくていいで」と電話があったが、娘たちが”たこやきが食べたい”
そんな夫の為に、美味しい”風風”のたこやきを買って病院へ行った。 
「おやじは過保護かも」 次女が言った。 なんとか自分で歩行器を使いながら歩けるので、
回りの人を見てそう思ったのだろう。 明日から、時間を考えて行こうかな。
アキレス腱、退院までに良くなったらいいが。



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2 コメント

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回復ぶり (ぷりんちゃん)
2008-05-21 14:32:24
回復ぶりが手に取るように伝わってきます。
1日付いておられるんですね。
何と厚遇でしょうか。
それにみくさんだけでなく、お子さんやお孫さんまで代わる代わる何と贅沢な入院でしょうか。
父が入院中の事を思い出しました。
私と母は毎日行くので4人部屋だと誰の所にお見舞いが無いとか、誰々さんの所はどんなお家らしいとか、段々わかってくるんですよね。
つれあいも週末は毎週、当時高校生だった息子も週2日位は行ってくれていました。
すると、
家族が全く来られない方が羨ましいと言われた事があり、いつも元気いっぱいに行っていたのをちょっと気遣って小声で「来たよ~~」と行くようになりました。
他人の生活に立ち入るつもりはありませんでしたが、
やっぱり家族が誰も来てくれない寂しさはあると毎日通える場所でよかったと思ったものです。
義妹の見舞いは月3回くらいしか行ってやれません。
リハビリセンターに変わり、遠くなり義弟(義妹のつれあい)毎日は行けなくなったそうで入院も長引くとお見舞いも少なくなり寂しくなる一方のようです。
健康は何よりも大切ですよね。
父が遠くには嫁にやりたくないとみんな縁談を断ってしまっていた理由がわかるような気がします。
ご主人は幸せですね。
お子さん方皆さんに来て頂ける所でよかったですね。
痛みがあるでしょうが、歩けるようになれると思うと頑張れるんでしょうね。
楽しみですね。
みくさんもお疲れが出ませんように。
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コメントありがとうございます! (みく)
2008-05-22 07:29:56
☆ぷりんちゃんへ☆
腰の方は日に日に良くなっていくのを実感すると心強い事を言ってくれました。
足の方がね、歩くのにびっこをひいています、今日X線を撮るのですが。

本当に色々な家庭が少しっづつ見えて来ますね。
私も気がひけて、みんなカーテンをひいているので足音たてないように。
娘たちも心得ているとは思いながら、靴はいて行きなさいよと言います。
若い人はミュールとかカツカツ言わせて平気で歩く子もいますから。

お父さまもお幸せでしたね、このような時の家族の面会はどんなに嬉しいでしょうか。
みなさんのご様子を微笑ましく想像出来ます。

遠くに嫁にやりたくない・・
年を重ねるほどに、心底親の気持ちに触れますね。
娘さんも息子さんもお近くで・・そう思われるでしょうね、たまたまこうなったのですが、
みんなが車でも10分内に住まいしている、これはどれだけ幸せなことか知れません。

そう思うと義妹さん、ご主人にだって少し遠ざかってお寂しいことでしょう。
今思うと(苺が欲しかった)また来て欲しいと言う、甘えだったかも知れませんね。
私は今年から一生のホーム暮らしになった80歳のおばに、
季節の写真を葉書にして出すようにしています。
しかしそれも、入居で見舞いや身寄りのない方などから羨ましがられていて
気を使うけれどこれは仕方ない、楽しみで喜んでおられますよと
実家の兄嫁さんから聞きました。

ぷりんちゃんもそうでしょうけれど、肋骨骨折で色々な事がらに気づかれたことでしょう。
大変でしたが、後は一日一日・・お互いに良い回復でありますように・・。
いつもありがとうございます。 私は大丈夫です、ただ夜ブログにまで至らなくて、即効
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