日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 神戸の母と・・ *

2011年02月26日 | 雑感

北野天満宮で梅を楽しむことが出来たので、神戸の夫人にも見せてあげたい梅の花をバックに写真をとってあげたい、
検索しますと、岡本梅林公園があると言う事で、プリントアウトして行きました。 夫人には行くまで内緒です。

恒例になった回転寿司、夫人曰く「最近はいっそう食欲が湧いてね、めっちゃ食べんねん」と笑いながら。 
嬉しい事です、食べられると言う事は。 私たちもその方が安心ですから。 
私よりお皿の数が高くなっていきます。 気を使われないように私の方へお皿を回します。 私今日は進まなくてなぜか。
夫人は10皿、行きましたか・・カニの赤だしも飲んで、「あ、おなかいっぱい!」満足げです。 

昨年夫がいつも三人の昼食を作っていた私に、「食べに行ったらええやん、料理は保存食にして持って行ったらええし」
「おかん、回転寿司行こ」実のところ、私たちも行きたいのですたまには。 
死ぬ前に何が食べたいか・・とろける牛肉ではなく多分にぎり寿司です。 とろっと溶けそうな上トロなんか。
夫人は一度も行った事が無かったようで、一度食べて見たかったと言われ83歳にして初体験でした。 
好きなものをとる楽しみもあって嬉しそうでした。 早く気付いてあげれば良かった。
世の中にお安い回転寿司が出来て、親子や親子三世代で食べに来ている風景が多く見られます。
家族で同じものを食べる、テーブルを囲むって非常にいいことだといつもそんな風景を微笑ましく眺めます。
大勢で来ても支払うおじいちゃんおばあちゃんの負担にはならず、孫も喜ぶし食べさせてあげたなんて少しの優越感が感じられ。
昔ならえらいことです、子供でもトロでもウニでもなんでもいける今、時価とか金額の書いてないお寿司屋さんだと大参財。

地図を見ながら行きました。 さすが西宮豪邸を眺めながらもいいものです、しかし・・公園におトイレはありません、なんで?
駐車場もありません・・意味が分かりました、坂道になっているのです。 平地でもおぼつかない夫人の足では到底無理です。
手前の岡本八幡神社には降りたちましたが、歩いて行くのは無理・・仕方なくあきらめましたが、勉強不足でした。
せっかくでしたのに、それに今日は暖かい・・神社の梅の花と夫人写真を二枚だけ撮りました。 

「申し訳ないわ見られなくて」「出かけることに意義があんねんから」と、それでも嬉しそうに言ってくれたので救われました。
坂道を降りながら車から大邸宅を眺めましたが大阪のように各人の家に梅の木を見る事はありませんでした。
昨日北野天満宮でしまいかけた花やさんに負けてもらった花、持って来て良かった~。
「あんたには、高齢のお母さんが二人もいるのにごめんねいつも色々」 
「兄夫婦が大切に看てくれていますから、そんな気持ちを少しでも分かりたいし、寄せてもらえる事が嬉しいのですよ」



次は桜です。 桜はあちこちに咲くので昨年同様ばっちり、ドライブでも楽しんでもらえると思います。
淡路島にある夫人のお父さんのお墓、場所がさだかではなく、分かったら泊まりがけでも一緒に行きましょうと約束しました。
梅は叶いませんでしたが(出ることに意義があるねん)夫人のそう言ってくれた言葉が、妙に嬉しくて何度も思い出す私です。



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2 コメント

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東風・・・・ (笠原 道夫)
2011-03-10 08:00:27
いつもご丁寧に ありがとうございます。

こんな梅を見ると やっぱり 


「 東風 吹かば 匂い起こせよ

梅の花 主なしとて

春な 忘れそ 」


めぐりくる春には必ず花を咲かせ
香りだけでもいいから東風(こち)にのせて
自分のところへ・・・・・
別れの歌を残して都を離れ大宰府へ
主人を慕って梅の一枝は大宰府まで飛び
根を下ろしたといわれています
「飛び梅」と呼ばれます

笠原 道夫


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☆笠原 道夫さんへ☆ (みく)
2011-03-17 06:55:30
コメントありがとうございます・・

それでなくてもいつも返信が遅い私ですのに、大地震以後
開けていなくて・・遅くなってすみません。

梅と言えば・・この歌ですね。
日々、悲惨な状況を見るにつけ胸が痛みます。
過酷な状況の中、被災された皆さんが助け合い励まし合って一生懸命生きておられる、
家を失い家族や・・そんな中でそんな姿に救われ嬉しく思います。
援助物資が届いていない処で非難されておられる方々のことが・・、
無情な雪・寒波・・高齢者、病人、子供・幼児・・本当に気持ちが焦ります。
梅の花は、桜の花は咲いてくれるでしょうか。

昨日今日と寒いですが・・お風邪などお気をつけ下さい。
私たちは自分に出来ることをさせていただき、心を寄せながら
被害が大きくならないように、一日も早く暖かい場所で休めますようにと心よりお祈りしたいと思います。
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