13日の滞在で長女は今夕香港のセイ君のもとに経った。 もう何度往復している事だろう。
小柄な身体で、大阪にいる時は精力的にいっぱいいっぱい動いてくれて、こんなに元気に動ける娘だとは・・。
子供の頃の事を思うと喘息の気があって風邪ひいたり熱を出したり、人一倍弱い子だったのに。
最初の子と言う事で、一番苦労させたけど長女と言う立場上、責任感を持ち良く育ってくれたと思う。
「飛行機が一番安全よ」とは言うが、そうと思っても「無事着いたよ~」の電話はこのうえなく嬉しい。
人それぞれ価値観は違うが、親や家族を大事にするセイ君と一緒になれたことはこの上ない。
親としてしてやれなかった事は、いっぱいあったけれど人生は年を重ねるほどに幸せだと感じられたらそれが一番いい。
こんなはずではなかったと、人生を終わりたくはない。 ささやかなことでも、幸せと感謝に変える母の魔法。
親が生きてくれた”人・・物・・金” そんな事がらの人生、”家庭の和”が家の文化とするならば、本当に有難かったと思う。
お嫁に出した娘なのに、近くに住んでいると言う事で、長男も次女もいつまでも子供の頃の家族のように皆の家族と過ごせる今、
お金ではない、物でもない、そんな事を夕食などでは夫としみじみ話しながら、もったいないねと実感している。
お昼どき、車をとりに帰った夫。 「ゆいちゃんおる?」電話してくる。 束の間、ゆいちゃんと。 (仕事中やで~)
しかし、コーヒーは飲んでいない。
保育園が決まったら・・夫の中にもそんな気持ちがあるのだろう。
我が子の時はこんな夫ではなかったのに、孫が出来て変わったわ・・夫。 若かったからかなぁ。
ご近所さんや知人さん、遠くに嫁いだ娘さんあるいは遠くに住む息子さんは年に1、2度しか帰って来ない。
たまに帰っても、孫が寄りつかなくて帰る頃やっと慣れてと言う人もいるし、帰るまで泣かれたと言う話も聞く。
可愛くてたまらないのに、でも1週間もいたら疲れるわ~、帰ったらほっとする・・笑いながら様々な感想である。
ほんとあ・り・が・た・い。
今日のお弁当:ふきと昆布巻き、唐揚げ、焼き明太子、ぎんなんがんもと大根の煮物。