日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 大仙公園 (大阪府堺市堺区大仙中町)*

2010年01月23日 | 風景・お出かけ

次女夫婦がアリオ鳳でなつめのお気に入りフレッシュプリキュアのショーがあるので出かける。
「お母さんどこか降ろしてあげようか」前日探してくれた公園、大阪府堺市”大仙公園”
名前は聞いたことがあったが、「椿展やってるよ」「あ、行く!行く!」 
何の予定もない夫を機嫌よく誘ったのに、「やめとく」(あっそう、実は一人の方が良かったりして私)
2ヶ月ぶりの写真、あ~冷たい空気も心地よいくらいな気分。 
なのに~、帰ってパソコンに落としたら、ギャー!! 露出オーバーさっぱりでショック、がっくり。 殆どパー
撮りながら画像確認って言っても、ちゃんと見えないし落胆。 でも公園の雰囲気だけでも。 
冬の公園に色合いは少なく人も少なく。  どら池ではおじさまたちが釣り糸を垂れていた。
初めて訪れた私にはそびえ立つ平和の塔、何? なんか意味があるんだろうなぁと思いながら。
公園事務所が閉まっていてパンフレットがない。 何気に撮った看板の地図。
☆マークが入り口でスタート黄色が動向、右手が日本庭園、もとの場所に戻ること2時間の散策。



日本庭園は堺市制100周年を記念して平成元年3月作られた”築山林泉廻遊式”で、周囲は約940m。
門をくぐると数奇屋風寝殿造りの休憩舎があり、周りに椿の鉢、どうやらこれが椿展みたいだ。 

古式建物の前、周囲に置かれた鉢植えの椿。 様ざまな形や微妙に違う色合い。 

ひとつひとつに札がかけてあるので撮ったのに、写真がさっぱりだったし椿も今ひとつだった。
今年初、デジブックを作ろうかと思ったのになぁ。 ピンとも甘いし大失敗。 

 園内の写真はもっとひどくご覧の通り。
写真の右の傘、桃源台が一番高い場所にあって、そこは泉北丘陵を想定し、池泉は中国大陸と
堺を繋ぐ大海を表しているそうだ。
西側が中国の友好都市「連雲港市」を形作り、東側は堺市。 花と言えば今は山茶花くらい。

 梅の木に何輪か、温かな陽射しに紅梅が咲いていた。  2月満開の頃公園の景色は変わるだろうなぁ。
公園は20人くらいの無料の(65歳以上)男女団体、賑やかに園内を足早に廻っていつの間にかいなくなった。
後は私独り占め、枯山水この季節はこれでその静寂さがまたいいんだけど。
と、向こうから一人の夫人が・・話しかけて来られた。 近くの方で週に一度は庭園散策に来るのだと言う。
「暖かいから梅が咲いているかと思って」普段デジカメで撮って葉書にして出しているそうだ。
暖かな日は同居の義母さんの車椅子を押して来られたりするそうで、67歳と言われた。
下見で梅が咲いていたら、義母さんをお連れしようと思っておられたのだろう。
「介護するものに要介護がいります、息子は3人東京、神戸、横浜面倒は見てもらえないやろうね」と言われた。
「母さんの介護は多分私かも」だから近くにマンションを探す」と言う次女だが。
「いずれ残るのは兄弟、そっちの近くにした方がいいよ」と言っても、子供たちは自転車でも15分程の距離。
私は幸せだ、本当に・・(感謝せよ)との天の声、そんな出会いだったんだろうなぁ。

これから椿や梅、桃、桜、牡丹、かきつばた、花菖蒲・・季節の花を追ってまた来たいと言う気持ちになる。
それらの開花を楽しませてくれるためのあちこちで出会ったおじいさん、黙々と枯れ葉や鉢植えの手入れ、
余念がなく、思わず「お世話さまです。有り難うございます」とお礼を述べてしまった。
何人もの造園の人たち、まさに匠の技を見せるあちこち、その事柄に感動の日本庭園だった。

さぁ、お昼でも食べて向かいの仁徳天皇の御陵へ行こうか。          26日記