日頃の何氣ない風景 ・音楽鑑賞・株投資、感じた事を

音楽鑑賞の感想雑文と、相場から経済情勢を
御礼
7年間 総閲覧数2,907,866  

新国立 28日30日 イドメネオ

2006-10-29 | 新国立オペラ・・
         五回公演・4回目・28日左端3F3-1 6300円 安い
              5回目・30日右端4F2-50?・・6300円
 一週間前ロッシーニを観て、今日はモーツァルトのイドメネオ
共通項は東フィルが上手い、指揮者のお蔭??座付・オペラオケとして実力が付く
実に巧い、反応が良い、弦の合奏、木管に歌が有り・・素晴らしいの一言です。

歌手陣も自然な流れ、歌唱も藤村さんを軸に良く共振しあい見事です・・
 一幕からの合唱が見事ですね、特に三幕が歌手の充実振りが・・
 30日最終日・月曜日の14時ー18時前終演 お薦めかも?

 イドメネオ
W.A.Mozart : IDOMENEO
W.A.モーツァルト/全3幕【イタリア語上演/字幕付】
-----------------------------------------------------------------
【作曲】ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
【原作】アントワーヌ・ダンシェ
【台本】ジャンバッティスタ・ヴァレスコ

【指揮】ダン・エッティンガー◎◎◎
【演出】グリシャ・アサガロフ
【美術・衣裳】ルイジ・ペーレゴ
【照明】立田 雄士  【舞台監督】斉藤美穂

【合唱指揮】三澤洋史◎◎◎  【合唱】新国立劇場合唱団◎◎◎
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団◎◎◎

キャスト
【イドメネオ】ジョン・トレレーヴェン◎◎
【イダマンテ】藤村 実穂子◎◎◎◎◎【イーリア】中村 恵理◎◎◎◎
【エレットラ】エミリー・マギー◎◎◎◎【アルバーチェ】経種 廉彦◎◎◎
【大司祭】水口 聡 ◎◎      【声】峰 茂樹

--------------------------------------------
海神ネプチューンの怒りに立ち向かう、
崇高な愛の力

歌劇史上最大の作曲家モーツァルトによるオペラ・セリア。ドラマと音楽が見事に調和した珠玉の作品。荘厳なオーケストレーションと感情豊かな合唱からも、モーツァルト三大オペラに引けを取らない魅力で高い人気を誇っています。
ものがたり
クレタ王イドメネオはトロイア戦争から凱旋の帰途、嵐に遭遇するが、海神ネプチューンに助けられる。王は、上陸して最初に出会う人間を生贄に捧げると海神に誓うが、息子イダマンテに出会ってしまう。家臣は、イダマンテをクレタに滞在中で彼を愛するアルゴスの王女エレットラとともにアルゴスへ向かわせるべく提案。だがイダマンテは捕らわれの身となっている敵国トロイアの王女イーリアと愛し合っている。イダマンテの危機にイーリアは自らを生贄にと申し出る。突然、海神の託宣が聞こえイダマンテを国王にと告げ、人々はイーリアとイダマンテの結婚を祝福する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ドイツでは・・イスラムの神に・・演出上・・
「預言者の首」演出の歌劇、当局警告で公演中止に・ドイツ
 【ベルリン=菅野幹雄】ドイツ歌劇場は、11月に予定していたモーツァルトの歌劇「イドメネオ」の公演を、「劇場に危険が及ぶ」という治安当局の警告を受けて中止することを決めた。
 イスラム教預言者ムハンマドらの切られた首が出てくる演出が同教徒を刺激することを恐れた。この決定に「表現の自由を自ら制約するのか」と猛反発が起きるなど波紋が広がっている。
 ドイツ人のハンス・ノイエンフェルス氏による演出では、ムハンマドとキリスト、ブッダの首が並ぶ場面があり、2003年の初演でも反発が出ていた。再演予定を知った地元当局はイスラム社会の反発を念頭に「予測不能な危険を招く」と通告。演出側は修正を拒んでおり、同劇場はやむなく公演を中止し「フィガロの結婚」など別作品に切り替えた。 (16:01) 【ベルリン27日】ベルリンのドイツオペラがイスラム教の預言者ムハンマドらの斬首された首が出てくるオペラの上演を取りやめ、これに対して閣僚らが芸術の自由な表現を侵すものだとして、抗議の声を上げた。(写真は、記者会見するドイツオペラのホルムス音楽ディレクター)
 11月に予定されていた上演が中止となったのは、モーツァルト作品の「イドメネオ」。古代のクレタを舞台とする悲劇で、演出者の独自の演出で、クライマックスの場面に斬首されたポセイドンやキリスト、仏陀、それにムハンマドの首が登場する。2003年12月にプレミア上演された際にも批判が出ていたが、ドイツオペラは今回、警察当局からイスラム社会の激しい反応を引き起こす懸念があるとの警告に従って、上演の中止を決定した。
 これに対して、ショイブレ内相は上演中止はばかげていると批判。27日、政治家30人とドイツのイスラム社会の代表者が、芸術の自由の名において上演されるべきだとの点で合意したと発表した。同相は記者会見で、「イドメネオができるだけ早く上演されることを希望する。上演されれば見に行くことを明らかにして、誰にとっても、特にドイツのイスラム社会の大部分にとって、何の利益にもならない論争を終わらせたい」と語った。
 メルケル首相も新聞紙上で、「過激主義者を恐れてひるむことのないよう注意しなければならない。恐れを理由とする自己検閲は受容できない」との見解を明らかにしている。〔AFP=時事〕
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。